【キングダム】692話のネタバレ【扈輒軍攻略用の桓騎の策判明でついに桓騎と扈輒が対峙】

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キングダム692話のネタバレを掲載しています。692話では、扈輒軍を攻略するための桓騎の策が明らかになる。そして、ついに桓騎が扈輒と対峙する形に。キングダム692話の内容を知りたい方はご覧ください。

キングダム692話のネタバレ

桓騎の幻術

突如現れた桓騎軍が扈輒軍に襲いかかる。

さらにゼノウ一家の暴力が襲いかかる。

扈輒本陣に「報告、やはり四方より敵襲を受けているようです」「始めは小隊と侮っていましたがその隊数が多く」「恐らく全てを合わせると一千近くいると」と報告が入り、本陣は「いっ、一千だと!?」「そ、そんな数が一体どこから」と驚愕する。伝令が「いっ、未だ敵は少しずつ増えてきているとの報告もあります」と伝えると、本陣は「なっ」「大丈夫か、本陣を守る兵は第一陣・第二陣合わせて三千ほどだぞ」「みっ、右の虎白軍を呼び戻すべきでは」「まっ、間に合うのか、今秦左翼と交戦中だぞ」「だが、そこを頼るしかない」「他は全て押し込んでいてここから離れすぎている」「ちょっと待てっ」「何だこれは」「一体何なのだ」「先程まで楽勝だった我らがなぜこうなる」「奴らは一体どこから現れたっ」と大慌てだった。

そこに扈輒が現れ「孫臏か」「我らは桓騎の幻術によって途中から奴らの兵数を読み違えていた」と言うと、部下が「し、しかし、我々は奴らの竃の数を数えてなどいませぬが」と口を挟むが、扈輒は「ああそうだ、そんなものを数えずとも前線の兵達はその目で見ておるのだからな」と説明を続ける。

「見ている?」「な、何をですか?」と聞かれると、扈輒は「脱走兵の群れの姿だ」と答える。

「ど、どういうことです」「奴らは逃げていなかったと?」と聞かれると、扈輒は「いやそれはない、前線の兵は逃げた敵が戻らぬよう深く追っている」「脱走した連中は本当にこの戦から離脱した」「本当にいなくなったからだまされた」「向こうは万の脱走兵を出しながら戦う者達は敗れ、霧散しては集結を繰り返して戦った」「こちらはそれを残兵力として認識し、それ以外を脱走したと決めつけた」「だが実際は、逃げた兵、残った兵の他に隠れた兵がいたのだ」と語る。

扈輒が「残兵が後退を続けこちらは全軍でこれを追った」「そして、その前線は隠れた兵の頭の上を通り越してしまい、連中は動かぬままにまんまとこちらの前線を突破した形となった」と説明を続ける。

部下たちが「そんなっ」「し、しかし、一千にものぼる兵を見過ごすとは」「前線の兵共は何をしていたのだ」「いや、気づけるか?」「合戦をしつつ万の脱走兵を見ている中で数十人・数百人ごとに分けて隠れられれば気づけるはずがない」「しかも奴らは元野盗団、隠れるのは得意なはず」「死体に紛れたり、穴を掘られていたやも知れぬ」と理解すると、扈輒が「それでも本当なら夏満が中間に留めていた虎白軍五千の存在でその伏兵も動くことは出来ぬはずだった」「だが、影丘が抜かれたことでその五千をそちらに回さざるを得なくなった」「それを見て奴らは動き出し今ここに現れている」と語る。

部下たちが「お、おのれ」「では、影丘さえ抜かれなければ今のような事態にはなっていなかった」「くそ、抜いて来たのは遅れて参戦して来た飛信隊だ」「ちょっと待って下さい、それでは桓騎は一体どこから仕込みを」「あの万の脱走兵も奴の仕込みだというのですか?」と理解できずにいると、扈輒が「正確には違う」「先程も言ったがあれは本物の脱走兵だ」「現に何人捕らえて拷問しても何も出てこなかった」「奴らは何も知らずにただ逃げただけだ」「だが、桓騎は万の脱走兵が出ることも分かっていたのだ」「そう、奴は分かっていたのだ」「我ら扈輒軍二十四万に対し、桓騎軍八万で挑めばこういう形になると」「だから奴は始めた」「私が中央からこちらに動いた時から、いやその前、ひょっとすると王翦軍より前に出て自分を標的にさせた時からもうすでに始まっていたのやも知れぬ」「あ奴は最初からこの形で私の首を取るつもりだったのだ」と理解していた。


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だよな

そこに夏満が「扈輒様、何をしておいでです」「お早く脱出を」「敵が来ますぞ」「やたら手強いのいてもう第二陣まで喰い荒らされています」と本陣に現れ、本陣が慌てふためくと、夏満は「落ちつきなされい」「全体の戦局はこちらの圧勝」「今この場だけが窮地なだけだ」「ここさえ脱出できれば我らの勝ちです」「ここを抜ければどこへ行ってもこちらの軍だ」と冷静に伝えていく。

本陣が「そ、その通りだ」「行きましょう、扈輒様」「やはり右へ、右の虎白軍五千が一番近い」と騒くと、夏満は「私もそれがよいと思いましたが、ひょっとすると桓騎もそれを読んで兵を回している恐れも」「いかがされますか、扈輒様」と扈輒の意見をうかがい、扈輒は「逆だ、左の空白地に走るぞ」と指示を飛ばすが、そこには桓騎軍が待ち受けていた。

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Source: サブかる

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