女剣士は中々死にません。
これは過去に出てきたキャラも同じ。
摎(きょう)は死にましたが、回想で戦ったのは武神龐煖であり、それも足を踏むという戦いに卑怯はないと言えども「本当は龐煖も倒せたのではないか」と思える強さでした。
また黒桜も死んでいますが、これは桓騎が逝く直前であり、そういう意味では最期まで生き残ったと言えます。
飛信隊にいる羌瘣はもちろん死ぬ予定もなく、最強クラスの存在。
趙の李牧側近であるカイネなども危険な状況はアレども生き残っています。
武将クラスでも秦国では楊端和はもちろんながら、楚でも媧燐は最終戦まで生き残るだろうと言われる傑物です。
今までのキングダム登場人物で女性の猛者は軒並み最強クラスの存在として生きているのが分かります。
よって王翦軍の中で随一、いや最強と言っても差し支えない女剣士糸凌。
簡単に死ぬことはないと考えて良さそうです。
ジ・アガを討ち取る糸凌
キングダム786話でジ・アガに振り向きざまで鎖骨上あたりの首を剣を振り下ろした糸凌です。
頭を潰すと本気になったジ・アガに対しての一閃。
ここでカン・サロかジ・アガのどちらかは討つだろうと予想されていた糸凌ですが、場合によってはジ・アガについでカン・サロ討ちまであるかと言われるほどです。
女剣士は大抵が動きの速い人物が多いですが、糸凌は少し違います。
大女タイプであり、楚の媧燐に近いのかもしれません(性格は全く違いますが)。
ただ大きな獲物を扱う訳ではなく、そういう意味では媧燐のようなタイプよりは繊細でありながら、羌瘣やカイネのような極端な速さを持つような人物ではないと感がられるでしょう。
少なくとも司馬尚という驚異的な強さを示した軍の中にある剛将ジ・アガの一瞬の隙を付いて首を討つくらいの近接戦闘の強さは持ち合わせています。
非常に信頼の扱ったジ・アガを討ち取るだけの実力。
こう見ると倉央が糸凌を最強の女剣士として認めていた意味も分かります。
なんとなく死亡フラグではないかと思われた糸凌残しの場面でしたが、強さ故に信じた良策だったと言えます。
女剣士は劇的な死以外は無い
キングダムもよく知られた人物があっさり死ぬ事は少ないものです。
しかも戦国という時代背景から「女性が戦闘に出ている」のが数として少なくなっています。
よって死んでしまうと、それだけ大事な女性キャラが減ってしまう現実があるでしょう。
そういうマンガの面白さを加味した絵的な意味でも女性キャラが簡単に死ぬことはないと考えていいでしょう。
言ってみれば、死ぬ時は「劇的な瞬間」だけになるとも考えられます。
番吾の戦でカン・サロやジ・アガに殺されるのだとすれば、それはあまりにも無惨。
どう考えても劇的とは程遠い死でしょう。
よって糸凌が死ぬとすれば、倉央を守っての局面か、同時に死ぬような時ではないかと予想されます。
もちろん、王翦軍においてずっと生き残るキャラという可能性も否定は出来ません。
糸凌は王翦軍で一番強い
亜光も強者。
田里弥も強者。
倉央も強者。
これは間違いのない事実です。
しかしながら、はっきりとした功績をあげている瞬間を見ていません。
もしかすると武力の面で見れば、倉央軍のこの糸凌が最も武に長けた存在と言えるのかもしれません。
実際に最強と思われた必殺部隊の山秀や申赫楽よりも強いのではないかと思われたのがキングダム786話での描写です。
ジ・アガとカン・サロの二人を相手にしながら生きながらえた時点で信じられない実力者でしょう。
そういう意味では楽彰とフーオン、そして傅抵も加わって狙われた亜光と同等か、それ以上の可能性すら見えます。
亜光≒糸凌。
武力で見るとこのレベルにはあると考えていいでしょう。
最強の女剣士糸凌。
果たしてこの存在がどこまで王翦軍そのものを助ける結果になっていくのか。
また死ぬとすれば、どんな局面で劇的な死を遂げることになるのかも注目です。
倉央と糸凌はこのまま生きて結ばれ続けることがあるでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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