デイドクターへの要請なしにあの人数で足りたのだろうか…とか、
ベッドが入るスペースがないと言いながら十分広いスペースあるやん!とか、
その大量のベッドはどこから用意してきたん…?とか
今回も色々とツッコミどころはあったんですけど、
今回に関しては「まぁフィクションだから」で受け入れられるレベルの内容でしたね。
逆に、1軒の病院のとある1日を覗き見しているようでちょっと楽しめました。
いつもより好意的に見られたのは何でなんだろう?って考えた時に、
救急にはいろんな症状や状態の患者が搬送されてくるのが前提で、
序盤の段階から“患者を受け入れる・助ける側の責任感”が
メインで描かれたのが大きいのかもしれません。
あれ?今回なんか雰囲気が違う?
ようやく医療ドラマを見せてもらえてる?と思わされましたもん。
ひっきりなしにやってくる患者受け入れの連絡に、たった3分が命取りの患者の治療に、
一刻も早く救いたいという美月(波瑠)の切実な想いに…
院内の忙しなさを映し出すカメラワークも効いて、
彼女達は今ナイトドクターとしての任務を全うしているんだというのが
伝わってくる内容に仕上がっていたのも良かったですし。
深澤(岸優太)も言い換えれば”下っ端”の仕事をしていますけど、
みんなのまかない隊長だったり、節電隊長だったり、全体を支える立ち位置に落ち着いていて、
適材適所でキャラの良さを活かしている描写になっていたのも悪くなかったです。
本当、最初から変に仲間アピールして群像劇風に作らなくても、
今回のような話がもっと早く出来ていたら…という惜しさは残りますね。
そして、見やすかったもう1つの理由としては、
やっぱり、私情を持ち込んでの揉め事やデイドクターとのいがみ合いがなかった所!
嘉島(梶原善)が登場した時はヒヤッとしましたけど、
まさかの分かりやすいデレときた!!(笑)
まぁ…それも、大勢の患者から拍手喝采を受けたお陰でしょうね。
あの光景があったから良い医者に思われようというモチベーションが働いた訳で、
なかったら「何してんだ!」で終わっていたのかも…w
そういう意味では、大袈裟に見える拍手喝采シーンには感謝かな?
医療に徹する様子が描かれた後で、帰宅してからのそれぞれの過ごし方を
チラ見せだけで済ませたのが、逆に「プライベート感」を醸し出させて
そこも印象的でした。
で…チームを描く作品ではあるあるの解散ネタね。定番中の定番ですなぁ。
正直これに関しては、他ドラマでは数ヶ月前から徐々に現実味を漂わせる描写を
やってきているので…ふ〜ん…っていう興味のなさが凄いです(苦笑)
たまには爽やかなまま終わる最終回前があったって良いじゃないか。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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