それってパクリじゃないですか? 4話 感想|主人公への好感度が少し下落

ドラマ

 

 

うーーーん……気のせいか、亜季(芳根京子)のキャラがいつもより幼く描かれてる?と

思いながら見ていたんですが、今回はオリジナル脚本かつ

脚本家が交代したからだと知って納得しました。

あの結末にはさすがにモヤモヤさせられましたね。

“どんでん返し”な展開で爽快劇に見せたかったから、

ライバル会社に商標出願されてしまい、月夜野ドリンクはチャンスを失ったかと思いきや、

世間の声もあって、結果的に自社の炎上防止に繋がった…という結末にしたんでしょうけど、

そうするんであれば、せめて「たまたま上手くいった」ではなく、

亜季か北脇(重岡大毅)に何か考えがあるかのような描写にして欲しかったです。

 

1人の若手社員が仕事に私情を挟んで独断で物事を決めたら、

社員みんなの努力を踏みにじるだけでなく、

会社の今後の業績に大きな影響を招くかもしれない。

本作は基本的にハッピーエンドの傾向にあるので、今回は結果オーライで終わりましたが、

実際はライバル会社に商標を取られたが故に損害を食らう方が多いはずなんですよね。

その恐れがある事を誰も指摘せずに、「お手柄なんじゃない!?」「先見の明ですね」

なんて周りが褒め称えるのも…

正直、いくらフィクションとは言え甘過ぎない?と思ってしまいました。

 

後々調べたら、商標登録出願の取り消しは一応出来るみたいで。

それを踏まえて、例えば…最初は無事に出願完了して、

SNSや動画などでツキヨン関連の事をチェックしながら

商品展開を楽しみに待っていたものの、

ある日土器子(北香耶)が言った「ツキヨンはみんなのものなのに?」が

ずっと心の中でぐるぐる引っかかっていた亜季が、

彼女の想いを汲んだ北脇と一緒に代替案を考え、取り消しを決意する…。

こんな流れになっていたら、結末への拍子抜けな印象も減ったのではないでしょうか。

 

亜季が「感情に流されやすい・少し自信なさ気・優柔不断」な性格である事は

今までの描写で十分理解していますが、

そこを活かすエピソードにしたって、今回はあまりにも強調し過ぎてましたね。

そして、商標と言えば…以前、某大手広告代理店がアマビエを商標出願して

炎上騒ぎになった事件もあったほど身近な題材ではあるので、

描きようによっては、社会性もさり気なく含んだ

考えさせられる内容に出来たかもしれないのに。

本当、いろんな意味で勿体ない…と思わずにはいられない回でした(汗)

 

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Source: りんころのひとりごと。

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