娘の誘拐から始まる、ノンストップファミリーエンターテインメント…
犯人(事件の関係者)が誰かを考察し、1つの事件を解決するまでのミステリーでもありながら、
ホームドラマでもヒューマンドラマでもあるという欲張り具合をひしひしと感じますね(笑)
で、最終的に”家族の再構築”を描く…そんな物語になるんでしょう。
脇役も主演級の俳優を起用したり、かつて同じように力を入れていた
「TOKYO MER」のスタッフを何人か揃えたりしている辺り、
いかにも”日曜劇場らしさ”満載だった初回。
誘拐事件を扱う事自体に真新しさはないものの、
警察が協力してからの過程を丁寧に描く事で
逆に刻々と日にちが近づいている現実味を表す展開の仕方は悪くなく、
それでいて劇伴は控えめながらも、時折 時計の秒針の音と重ねて
緊迫感を終始滲ませていた演出も、物語に上手くハマっていたと思います。
お陰で、25分拡大という長さはあまり感じさせませんでした。
ただ、不安要素は1つだけ…
事前に予想していた通り、これから風呂敷を広げていくであろう
登場人物のエピソードが多そうに見える所ですよねぇ。
最終回になれば”それなりに”形を整えていくんでしょうけど、
1つの物事を掘り下げる頻度が多ければ多いほど、解決するまでに時間もかかり
間延びにも捉えられませんから。
回を重ねるにつれて本題とは関係ない話に逸れるようになった「危険なビーナス」、
回を重ねるにつれて”家族愛”を強調しお涙頂戴の方向に走った「テセウスの船」という
前例がある以上は、初回がいくら好印象でも
それが最後まで持つかどうかは限らない…と警戒しながら見ているのが本心です。
なので、最終回だけ見れば良かったんじゃない?とか、
2時間スペシャルでやるべき内容だったんじゃ?って事にならないと良いんですが…
とりあえず、しばらくは様子見としか言えません。
再来週から始まる「金田一少年の事件簿」と合わせて、どちらの感想投稿を継続していくかを
遅くても今月中には判断しようと思います。
ところで…小学○年生の時に遠足に行った場所なんて
父親が覚えているもんなんでしょうかね?
当時の温人(二宮和也)の様子もやけに事細かに話していたし。
あれ?…って事は、やっぱり自作自演説に落ち着いたりして…(汗)
Source: りんころのひとりごと。
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