カイジを含む3人をドクズと認定。より積極的な動きを見せ行政にも頼むが対応はされず。
※カイジ24億脱出編の本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
三者三様のど貧民出身で、なおかつ仕送りを貰うというクズっぷり。
その話にモネ婆さんが驚愕しています。
類は友を呼ぶというよりは、ワールドクラスのクズによってカイジも影響されて自立を阻んでいると判断。
行政に頼んでマリオとチャンの強制送還をお願いするが、当然ながら聞き入れて貰える訳もありません。
モネ婆さんを軸に「イトー」という異質な人間の話が地域に回り始めるのか。
それではカイジ24億脱出編の454話を考察していきます。
資産家の息子なのかと確認するがド貧民
モネ婆さんは3人が皆働かないことに驚きを隠せません。
元気のある若者が「なぜ働かないのか」という疑問。
当然のことではあります。
引きこもりで人とのコミュニケーションが取れないタイプの3人ではないと考えれば、なおのことでしょう。
そこでモネ婆さんは“資産家の息子ではないのか”という一つの仮説を立てました。
しかし三者三様にド貧民エピソード。
想像を越えた極貧生活。
どう考えても、仕送りをしてもらうような立場ではありません。
働くは傍を楽にする
自転車で配達されたモネ婆さんのオリーブオイル。
この辺りの路地は狭い上に一方通行などがあるため自転車での配達が効率的なのだと言う。
そんな様子にカイジは「大変そうだ」と言い出します。
ニートofニートだとカイジのことを思っているモネ婆さんは当然ながら叱りつけます。
「お前が働け」というところ。
働くという意味が傍を楽にするというところから来ていると説明し、他人様のために動くことを叫ぶモネ婆さんです。
マジックで書かれたイトウ
モネ婆さんの叱責を受けている途中に見てしまった表札跡に書かれた「イトウ」の文字。
マジックで書かれていました。
それを行ったのは当然ながらモネ婆さんです。
だからこそ郵便の人が少し笑ったように見えたのでした。
板にマジックという表札の変化に加えて、最終的には壁に直接マジックでイトウとする所業。
これはもう噂話にならない方がおかしいでしょう。
もし近所におなじようなパターンの人がいたとすれば、少しは話題に出してしまうものです。
ようやくモネ婆さんの存在を危機に感じるカイジたちでした。
モネ婆さんはまだイトーを救うつもり
家に帰ってモネ婆さんは娘のひろみにイトーのことを伝えます。
ひろみとしてはニートだといっても他に迷惑をかけていないのだからとかなり寛容。
ちなみにこの時代にはニートという言葉は無かったのですが、そのあたりはご愛嬌ということにしておきましょう。
当時はプータローという言い方でした。
このあたりも時代背景に合わせると今読んでいる人には理解されにくい部分もあるので仕方ありません。
モネ婆さんはクズの極みであることをひろみに伝えていますが、チャンやマリオはワールドクラスのクズであると認定。
確かに食うに困るような海外の実家から仕送りをしてもらうような精神は信じられないものだと言えるでしょう。
結局はこの事によってモネ婆さんは更に動きを加速させ、チャンとマリオを強制送還してもらうべく行政へ。
そんなことを伝えても違法に滞在している訳でもなければ強制送還は無理です。
役所からすれば「何を言っているんだこの婆さんは」というくらいなものでしょう。
でも、これはこれで噂話を読んでいきそうな展開になりました。
モネ婆さんの動きは更に加速していきそうな予感。
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Source: マンガ好き.com
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