宿儺にとっては伏黒恵という器を完全に手中に収めるための戦闘が始まります。
乙骨憂太と激戦を繰り広げた石流龍が瞬殺されたことで宿儺の感嘆にも至る強さが分かったところ。
もう誰にも止めることが出来ないと言えそうな局面です。
そんな中で呪術廻戦216話のラストで仙台にて会った津美紀の体を受肉した万(よろず)との戦い。
万は万で千年の前から宿儺に対して戦いたいという意志を持っていた様子。
(羂索によって片思いという表現がされていました)
今から始まる千年前の呪力世界だった平安の呪術戦が繰り広げられることになります。
一体どんな戦いになるのか、現代の戦闘とどれほどの差があるのかに注目です。
万(よろず)が瞬殺される可能性
宿儺は知っての通り驚異的な強さの呪術師です。
それこそ登場人物最強と呼べるレベルで見る限りでは五条悟でなければ手に負えない相手でしょう。
伏黒恵を完全に沈めてしまえば、十種影法術を手にしたことで五条悟をも超える力を手にした可能性すらあります。
今はまだ完全体ではありませんが、津美紀という体を持った相手に浴を終えた後の宿儺に内部の伏黒恵がどこまで抵抗するのか。
そこに注目すべきでしょう。
もし少しでも呪力の出力を低下させることが出来れば万との戦闘もそれなりに苦戦ということになるのかもしれません。
しかし実力のほとんど全てが使えるとすれば、万の瞬殺ということもあり得ます。
最近の呪術廻戦のエピソードの進行速度を考えると、ここで万が1話で死亡して、津美紀の体が破壊される可能性も十分あるでしょう。
万が想像以上に強い可能性
平安時代の呪術師の強さ。
まだこれについてははっきりと分かっている部分ではありません。
出てきているのが羂索や宿儺といったラスボス級のみだからこそ、この時代の凄さがまだ分からないところ。
宿儺は裏梅と共に虎杖のもとから去るときに道満の話をしていました。
「播磨の」と言った人物がこの道満であるのはほぼ確実でしょう。
蘆屋道満は平安時代で日本人が最も知る呪術師である安倍晴明のライバルと言われた人物です。
よって平安時代の最強クラスの呪術師でも半笑いで対応してしまうほどの強さを宿儺が誇っている事実。
もし万が宿儺とそれなりに対抗できる力を持っているとすれば、平安の呪術師が強すぎるというのは勿論ながら「伊達に宿儺を狙い続けていない」と言えるでしょう。
江戸時代あたりで奮闘していた石流龍や鹿紫雲一などは相手にならないということになりそうです。
宿儺に食らわせるためだけに温存している鹿紫雲一の術式がどんなものなのか、通用するのか興味があります。
乙骨憂太が戦場に現れる可能性
乙骨憂太は元々仙台にいました。
死滅回游から出ることが出来るようになったのは万が100点を手にして伏黒恵と虎杖悠仁の目の前で「結界の出入り」をルールに追加した時です。
万は飛んでいたので仙台までどれほどの時間がかかったのか。
また宿儺の浴の時間も不明なので、そういう意味では「まだ乙骨憂太が仙台にいる」とは限りません。
来栖たちを救い、なおかつ五条悟の封印解除をして、宿儺や羂索に対応するための作戦を整えるということなら皆が集まっていることもあるでしょう。
仮にこの仙台にまだいたとすれば万と宿儺の戦いに割り込むことはあるのかもしれません。
万と宿儺と乙骨憂太なんて三つ巴になると仙台の結界内が崩壊しそうな気もします。
誰かの領域展開が繰り出される可能性も視野に入れたいところです。
津美紀の体が宿儺によって壊されてしまえば伏黒恵を救う機会が減退することになるのは確実。
よってこの戦いがどう転ぶのかは、意外に今後の展開に大きく影響を与える可能性あるでしょう。
宿儺VS万の戦い。
どう決着していくのか、見ものです!
呪術廻戦217話の最新情報が入り次第、考察記事を更新していきますので今しばらくお待ち下さい。
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Source: マンガ好き.com
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