本格的にモレナのルール破りが発覚したことで本格的な武力衝突が起こり出したBxH号下層。
4層を支配するシュウ=ウ一家構成員の能力も明らかになりました。
その1人が自分の血液を操作する能力者でザクロ=カスタードです。
再開したハンターハンター391話で新たに探索能力の詳細も分かりましたので考察していきます。
汎用性が高そうな能力で今だとハンターハンターからののオマージュも多い人気漫画の呪術廻戦に出てくる赤血操術などに通じる可能性もありそうです。
ザクロ=カスタードとは
ザクロ=カスタードはカキン帝国に存在している3大マフィア組織シュウ=ウ一家の構成員の一人。
若頭・ヒンリギ=ビガンダフノの配下となります。
一緒に行動している女性の構成員はリンチ=フルボッコ。
目に隈が出来たタレ目でいつも貧血気味な様子なのは能力が血液を使用するからでしょう。
左手首に輸血パックの点滴つけています。
この点滴は実用と制約を兼ねているので動きを良くするために外せばいいというものでもありません。
そうすれば能力そのものの力が落ちてしまうことになるでしょう。
戦闘能力に秀でている訳ではなさそうです。
念能力は「血いさな世界(ブラッディメアリー)」
ザクロ=カスタードは操作系の念能力者で能力名は「血いさな世界(ブラッディメアリー)」となります。
自分の血液を自在に操ることができる能力で見る限りはそれなりに汎用性が高そうです。
ハンターハンター37巻390話ではエイ=イ一家の1人を拘束し、地面に叩きつけています。
それなりの出血量ではありますが、人一人を持ち上げる力はあると考えていいでしょう。
但しこれも点滴をつけた状態という制約があってのものと考えて良さそうです。
またハンターハンター391話では血を壁に散らして一滴ずつの細かい血にしてヒソカ捜索を始めています。
一滴ずつに目があって、見た目にはとなりのトトロに登場するマックロクロスケの小さいバージョンみたいな感じもします。
一滴の血液を潰してもすぐに再生するので無敵と言えば無敵。
但しオーラを燃料にしている分に切れればそのまま普通の血液に戻ります。
寿命は30分~40分ほどだといいます。
細かいところからの侵入も可能で一気に広範囲を調べられる能力で探索や捜索という意味では非常に使える力でしょう。
ザクロ=カスタードについては補助役が基本で戦闘向きとは言えない気がします。
ザクロの能力の名前の由来
能力名のネタ元はディズニーの曲「小さな世界」とアメリカの都市伝説「ブラッディ・メアリー」から。
鏡に向かってマリー(メアリー)と呼ぶと血まみれの女性が浮かび上がってくるとか、ないとか。
浮かび上がった女性が襲いかかってくるか話かけてくるかは場所によって異なるらしいです。
(ホラー好きな方はちょっと今夜にでも試してみて下さい)
日本で言えば花子さんに近いものでしょうか。
ザクロの能力は汎用性高いが戦闘力は低い
ザクロの念能力は非常に汎用性が高いと言えます。
血液を利用するタイプの能力者は他の漫画にも出てきますが、それなりに使える奴が多い印象でしょう。
なんとなく物足りなく感じる場合は力のインフレがハンターハンターでは一度起こっているからでしょう。
どうしてもハンターハンターは蟻編でのメルエムやピトーたちにハンター側ではネテロ会長などが登場して全ての能力と人物がインフレ化しました。
また続く選挙とアルカとナニカ編でもイルミやヒソカの登場、ジンも出てきて全体的に「強くて当然」のような印象が出来上がっていました。
しかし考えてみれば念能力は達人級の人しか会得していないものであり、旅団編あたりまでを考えてみるとザクロの能力も非常に優秀であることが窺い知れると言えるでしょう。
(マフィアお抱えの念能力だった陰獣を思い出すと分かります)
確かにモラウのような圧倒的な汎用性には欠ける部分もありますが、通常で考えると非常に使える力であると言えます。
但し見る限り一撃くらってしまえば倒れそうな印象があるので戦闘には不向きであろうというのは伺えます。
当然ですがヒソカを発見しても対戦でいい勝負が出来る訳もありません。
マフィア戦においては重要な戦闘員として力を発揮することでしょう。
出血による死亡はなさそうです。
以上が現在まで分かっている部分までのザクロ=カスタードの能力についての考察です。
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Source: マンガ好き.com
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