偲央が我慢して狼甫一家に手籠にされそうな時に襲いかかった桓騎。
要するに我慢し続けることで偲央は今の環境を維持しようとしました。
桓騎は「何人も奪わせはしない」というような感覚があったのでしょう。
よって襲ってくるであろう狼甫一家に備えなければなりません。
全面戦争になる狼甫との戦いに勝利し、奪われる側から奪う側に進むのではないでしょうか。
また桓騎にとって大きな心の歪みとなるであろう偲央の死。
それは全く別の形で訪れる可能性があります。
狼甫との全面戦争
偲央は桓騎が剣を抜こうとした時に「半刻もせずに皆殺しに遭うか、もっと酷い目に」と言っていました。
十分に準備する時間はありません。
ではどうするのか。
砂鬼一家の始まりがここにあるのなら、この狼甫の死体を何らかの形で刻むことになるのかもしれません。
桓騎の強者に対する戦い方が片鱗として見えることになるのか。
狼甫一家を殲滅する
もし今来ていた狼甫の人間を拷問にかけて弱点を聞きだしたらどうなるのか。
またその死体を無惨に切り刻み、それこそ晒すように狼甫一家に示すのかもしれません。
ただ数人を刻んだところで狼甫一家が恐怖するかと言えばそうではないでしょう。
それよりも「即座に偲央たちを含めた子供の惨殺」を命じる気がします。
やはり狼甫一家の情報を強引に聞き出して、それによって瞬時に作戦を立てて攻める判断になりそうです。
桓騎が奇襲をかけるのか
待ちの姿勢で勝ち目がないのなら桓騎は奇襲で攻めることになるかもしれません。
まだ殺害を知られていない段階で一気に数人で首領の頸を取る。
ただ首領の頸を取って、こういった野盗団が負けを認めるのか、それは疑問でもあります。
少数で全滅を目指せるのか。
今までの桓騎の戦い方の最初の一歩がこの狼甫一家を滅ぼす一手に籠められるのでしょう。
敵に扮装したり、敵の恐怖を煽ったり、隠れながらの奇襲。
様々な方法で軍として他軍を圧倒した桓騎の始まり。
ただ残酷な考えに満ちているであろう桓騎を偲央が認めるかどうかは不明です。
偲央の命が失われる
偲央を救ったような形になっている桓騎。
ただこれを偲央が求めたのかと言えばそうではないはず。
しかし心の中では「誰か助けて」といつも思っていた可能性はあるでしょう。
狼甫との戦いの中で、仮に偲央を失うような結果となればどうなるか。
他にも狼甫一家との戦いには勝利しても、今までのような平穏は無くなるのかもしれません。
おそらく同じような野盗団は多くいるでしょう。
狼甫がいなくなったことでより大きな一家が攻め込んでくるかもしれません。
その戦いの中で偲央を失ったとなれば、桓騎の考えもまた変化していく可能性があります。
何かしらこの一家を変貌させる中で桓騎に満ちるような怒りが存在するのは確実です。
予想として多いのはやはり偲央の死でしょう。
病気の描写
桓騎が一家を案内されている時に、洞穴を住居にするように言われました。
そこで風(ふう)という少年が「三日前に体中にブツブツができて死んだの」と伝えました。
変なこと言うなと叱られていた風(ふう)ですが、砂鬼一家が持つ医療の発端はこれにあるのかもしれません。
病状から天然痘である可能性が高い気がします。
桓騎が医療を求めたとすれば、この発言は伏線になる可能性が高いでしょう。
ただ天然痘を外部手術などで解決することは出来ません。
狼甫一家などを殲滅しても、このブツブツが出来るという病気によって偲央を失うということも考えられるかもしれません。
今の段階では偲央に対して、そこまで強い想いを持つには至っていません。
よって狼甫一家は倒して、その後も平穏な期間に偲央とは恋人のような関係になっていくという時間の演出がある可能性は十分あります。
キングダム734話でどんな展開になるのか。
狼甫一家との戦い、そして桓騎と偲央との関係はどうなるのか。
またその後に衣央との関係発展はどう進んだのか。
桓騎の回想はもう少し続きそうな予感です。
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Source: マンガ好き.com
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