【ブルーピリオド】5話のネタバレ【八虎の藝大志望が親に認められる】

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ブルーピリオド5話のネタバレを掲載しています。5話では、八虎が最大の懸念である親からの藝大志望許可に向き合っていく。母親はやはり反対だったが、八虎が母親に絵を渡し説得していく!?ブルーピリオド5話の内容を知りたい方はご覧ください。

ブルーピリオド5話のネタバレ

俺が現代目指すのってそんなにおかしいこと?

八虎が「時々さ、絵を描いてなかった自分を想像するんだけど、その自分が今の俺に会ったらまあまず理解できないんだろうね」「理解できないからこそ「スゴイ」と思うし「怠慢」だと思うし「変わり者」だと思う」「たぶん少しだけ羨ましいと思いながら」と考えながら純田たちと飲んでいてた。

友人たちとの時間を過ごしながらも八虎は内心「帰って絵描きてえー」「いやー、わかるわかるあの雑な絡み」「理解できない人にやるやつでしょ、知ってる知ってる」「すげーだるい」「アイツらといんのは面白いけど、絵描く人のいない場に行くの自体久しぶりすぎてなに話したらいいかわかんねえな」と感じていた。

そこに恋ちゃんが現れ「八虎、悪かったな付き合わせて」「絵の勉強忙しいんだろ?」「でも許してやってくれよ、あいつら久しぶりに八虎と飲めて浮かれてんだよ」「俺も」「頑張れろよ、八虎」と伝えていった。

朝方の街で純田が吐きながら「いいんだよ、今日は八虎の門出を祝う会なんだから」「よーし、お前ら一本締め」と祝おうとするが、八虎が「俺、あの実はまだ」と親に藝大を目指すことを話していないことを打ち明ける。

後日、龍二にもそのことを話すと「はあ?まだ言ってなかったの?」「けど、そろそろ言わないと」と言われ、八虎は「いや言った、言ったんだけど」「でもやっくん、絵で食べていくわけじゃないよね?つってカルチャースクールのパンフ渡されたんだよね」と母親に言われたことを伝えていく。

担任から「矢口、今度は言い訳できねーからな」と釘を刺され、八虎は「ずっと抱えてた問題だ」「実力以外の理由で志望校を目指せないのはやるせない」「ここでなんとかしないと」と考えていた。

八虎が美術の先生に相談するが、「協力してあげたいですけど、教師から保護者に言ってかえって問題が悪化することは少なくないですからね」と言われてしまう。

部員たちから「卒業式の準備、矢口先輩も手伝ってください」と言われ、八虎は卒業式の飾りつけを手伝っていく。親に進路を言ってないことを話すと海野から「予備校行ってたからてっきり」と言われるが、八虎は「あれは自腹」「でももうムリだな」「春から予備校に通うと受験前に貯金が尽きる」「バイトしながらとか冬期と入試直前だけ行くとかも考えたけど、結局受験するなら親に言わない限り根本的な問題解決にはなってな」と返す。部員から飾りつけの作り方を説明される。

海野が「でも、絵画教室がいいなら美大も許してくれんじゃねえか?」と言うが、八虎は「うち、父親が一回事業失敗して母親が安定志向だから美大はどうだろうな」と返す。部員が「私立、例えば多摩美の学費は年間約160万×4年間=640万必要になる」「学費の安い藝大の学費は年間約50万円だけど、浪人すれば予備校代が年間約80万かかる、しかも浪人年数分」「そこに画材代もかかってくるでしょ?」「そりゃねー」と話すと、八虎は「そんなのわかってる」「俺だって絵を描いてなかったら似たようなこと思ってたと思う」と考えていた。先生が「とりあえず前に私が話したようなことをお母様に話してみるしかないでしょうね」と伝えると、八虎は「そうですね、それに賭けてみます」と言う。

龍二が「八虎、志望校は決めた?」と聞くと、八虎は「藝大かなー、まあ記念受験だけど」と答えるも「あれ?」「俺記念受験すんだっけ?」「藝大を?」「あ、違う違う、学費が安いからだよ」「まあいいや」「さっさとお母さん納得させないと」と自分の言葉に違和感を感じていた。

八虎が帰宅すると母親から「あ、それ食べないでね、お絵描き教室の先生にお渡しするから」と伝えられる。

父親が「そうか、八虎美大に行くんだもんなあ」「やっぱり男は夢もってナンボだよな」と言うが、母親が「お教室には通うだけ」「大学はフツーのとこだよね」と釘を刺し、八虎は「?」「なんか機嫌悪い?」と感じていた。食事の時間になり八虎が「さっきの態度ちょっと気になるけど、いや今は説得しないと」「枕詞に「みなさんご存じ」を入れて否定しにくく、自分を客観的に見せながらネガティブな情報も入れつつ信用を煽って」と考えながら「ねえ、母さんにとって藝大って「しっかりした」トコじゃない?」「母さんならもう知ってるかもしれないけど、美大って意外と就職率良くてさ」「俺も美大って食えないイメージあったけど、教員免許とか学芸員免許も取れるし、学費はちょっと高いけど一芸持てるって」「将来性って意味では」と話していくと、母親が「やっくん、予備校行ったの?」「さっき東京美術学院から電話がきたの、忘れ物があったって」と問い詰める。八虎が「行ったけど、でも自分の貯金で」と答えると、母親は「なんで?」「やっくんなんでそこまで藝大に行きたいの?」「美術大学のトップだから?」と追及し、八虎は「違う、違うだろ」「俺が藝大目指すのってそんなにおかしいこと?」と感じていた。

学校に来た八虎を見て純田が「実録、美術部はブラック部活だった」と言うが、八虎は「うるせーな、ちげーよ」「朝まで親とモメてたんだよ、言わせんな恥ずかしい」「悪い、ちょっと寝る」「先生に適当に言っといて」と一人美術室で授業をサボっていた。八虎が「しょーもない理由でサボっちまったな」「なんで、なんでうまく行かないかな」と考えていると、森が教室に入ってくる。

森が「?」「この時間美術室使うクラスってなかったよね、あっ」と察すると、八虎が「先輩は?」と返し、森は「私はもう授業ないから荷物取りにきたんだよ」と答える。八虎が「そっか、もう卒業ですもんね、先輩」「寂しくなりますね」と言うと、森は「うん」「でも、ちょっとだけワクワクもしてるよ」「大学生になったら絵のことばっかり考えられるんだなあって」「寂しいのは寂しいけどね」と返す。八虎が「そういえば先輩は親に進路のこと言われたりしなかったんすか?」と聞くと、森は「私は小さい頃からお絵描きばっかりしてたからね」と答え、八虎は「俺も先輩くらいうまけりゃ」と感じていた。

森が荷物をまとめると「ねえ矢口くん、お願いがあるんだけど」と八虎に絵を頼んでいく。

八虎が「なんで俺の絵なんか欲しいんだ?いじめか?」と感じていると、森が「嬉しいなあ、可愛い後輩の卒業祝い〜」「好きだったんだ、矢口くんの絵」と伝える。森が「私の絵と交換なんかでごめんね」と言うと、八虎は「俺、先輩がいなかったら絵描いてないっすよ、たぶん」「俺はそれくらい先輩の絵好きですけど」と告げる。森が「わ、うふふ、うれしいな」「そういえば昨年の春くらいに美術室で二人で話したよね」「あ、でも、あの時は矢口くんが美大目指すなんて想像もできなかったな」「ヤンキーみたいだし愛想笑いが上手だし、正直最初は不真面目なのかと思ったよ」「でも、とんでもない努力家なんだよね、矢口くんは」「私はね、描きたいものしか描けないから」「だから、絵を持ち込んでいい推薦入試にしたんだ」「私にはそれが合ってたと思う」「逆に言えば一般入試で受かる自信はなかったの」「でも、矢口くんには少し期待してるんだ」「はい」「矢口くん、絵の起源って知ってる?」「諸説あるけどその一つが「祈り」なの」「だから私は自分の描いた絵を持つ人が良いほうへ行ってくれるよう祈りを込めて描いてるんだ」「この「ニケ」は知恵と戦いと勝利の女神」「矢口くんがうまくいきますように」と絵を渡すと、八虎は「先輩、勇気もらいました、ありがとうございます」と感化されていた。

森が「やっと先輩らしいことできたかな」と言うと、八虎は「そんな」「先輩、先輩に渡す絵卒業式まで待ってもらえませんか?」と伝える。


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でも俺藝大に行きたい

八虎は母親に絵を渡していた。

母親が「何?どうしたのコレ、私?」「それはうれしいけど大学の話でしょ?」「そのために描いてきたんだよね?」「そう思うと素直には」と言うと、八虎は「そうだよ、でも自分の言葉だけじゃ伝わらないから描いてきた」「なんで藝大に行きたいのか考えたけど答えは出なかったわ」「最初は学費が安いから藝大にしたけど、そもそも美大自体ダメならそれは理由にはならないし」「でも本当は行きたい理由があるんじゃなくて、行きたいから理由を探してたんだよ」「絵ってさ、言葉だと伝わらないものが伝わるんだよ」「世の中には面白いモノや考えがたくさんあるって気づけるんだよ」「「見る」以上に「知れて」、「描く」以上に「わかる」んだよ」「その絵、最初は母のにに描く似顔絵みたいに描けば話通しやすいかなと思ってさ」「けど、描いてるうちに気づいたんだよ」「熱いお湯で食器を洗うから母さんの手はささくれてるとか、買い物の荷物は重いから意外と腕に筋肉がついてるとか」「そうやって描いてるとだんだん思い出して来るんだよ」「食事はいつも肉と魚が1日おきだよなあとか、一番盛り付けの悪いおかずはいつも母さんが食べてるなあとか」「この人、本当に家族のことしか考えてないんだって」と伝え、母親は涙を流していた。

八虎が「絵を描いてなかったらこんなことにも気づけなかった、ごめんね」「ごめん、親不孝でごめんなさい」「でも俺は藝大に行きたい」「才能とかないかもしれない」「でも俺、今はこの瞬間全部をかけて絵を描きたい」「もっとうまくなりたいし、もっといろんな世界をみたい」「そのために母さんの協力が欲しい」「心配だけじゃなくて、少しでいいから信用して欲しい」と頭を下げると、母親は「うん、ありがとう頼ってくれて」「描いてくれてありがとう」と返し、八虎は「母さんは俺にもっと頼って欲しかったと言った」と振り返る。

卒業する森と山本に花束が贈られる。

八虎が「大学に行っても頑張ってください」と絵を渡すと、森は「私の絵だ」「ありがとう、大切に」と感動していた。

担任が「アイツうちのクラスのNo.2だったんっすよ」「どうやってたらしこんだんです?」「進路希望用紙に懲りずに「藝大」って書いてきましたよ」「しかも今度は親の応援メッセージつきで」「あそこの母親がOK出すなんて想像できないんですけどね」と言うと、美術の先生は「矢口さんは情熱的な人ですから」と返していった。

一方、矢口家。「美大って年間200万もすんの!?」「仕方ない、パート増やそうかな」と愕然としていた。

八虎は3年生になっていた。

先生が「もう3年生ですか」「高校生の1日は成人にとっての1週間です」「毎日いろんなものに心動かして大きくなってくださいね」と伝えると、八虎は「龍二、予備校行く準備できたぞ」と言い、予備校に向かっていく。

八虎が「両親の協力を得て俺は油絵科の夜間部に通うことになった」「夜間部ってことはほとんど現役の高校生だ」「去年の冬期講習とまた雰囲気が少し違っていた」と予備校に到着すると、前よりも個性的な人物が多いことに気づく。

そこに「今日から夜間部の油絵を担当します、講師の大葉です、よろしくう〜」と講師が現れ、八虎は「ここから、ここからだ」「藝大受験まであと300日」とワクワクしていた。

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Source: サブかる

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