ジャンプ+で配信されているリバイアサンが面白かった。
宇宙時代に遭難して発見されていなかった民間船の盗掘から始まる「その船で何が起こったのか」を見ていく物語。
一人の少年が書いた日誌。
死亡までのタイムリミットは二日間で、コールドスリープで生き残れるのは一人だけという状況。
それをかいくぐって生き残った者はいるのか。
しかもそこに大人は存在しない(現実にはいましたが、それは本編二話までに・・・)。
同じ中学校の生徒たちだけのサバイバル。
リヴァイアサンといえば旧約聖書の海の怪獣でこの地上最強を象徴しています。
またホッブスが書いた政治と国家に対しての哲学書は有名でしょう。
本当の事を知るのは一部
コールドスリープで生き残れるのは一人。
そして死ぬまでの時間が二日しか無いことを知るのは日誌を書いた主人公の少年イチノセとたまたま一緒にいた少女ニカイドウのみです。
他は誰も知らない。
だから多くの生徒は「救助を待つだけ」と思っているところ。
ただ主人公の少年であるイチノセは結構簡単に秘密にすべきと思われるその危機的状況を人に話してしまいます(2話確認)。
何となく「話しちゃダメでしょ」って思いますが、自分が中学生だったら、同じことをしたかもなぁと思い直す。
これから先、この秘密を何人が知ることになり、どうやって生き残る人間を選び出すのか。
殺し合いで決めることになるのだとすれば、それこそ凄惨な未来が待っているでしょう。
誰がコールドスリープに入っている
この物語はあくまでも盗掘をしていた者が日誌を読んで進んでいくお話。
そしてコールドスリープの装置の中で長期間生き残った者がいるとすれば、その一人だけが未来の盗掘屋と出会うことになります。
それが一体誰なのか。
これを予想しながら愉しんで読むもの。
最初の数話で登場した人物の中に生き残りがいるのかどうか。
・日誌の主人公イチノセ・カズマ
・その少年と共に秘密を聞いたニカイドウ・フタバ
・いじめられていたクキ・キュウ
・いじめていたシカタ・ヨツ
・優等生のリーダーであるヤハタ・ヨウ
このあたりが最初の登場人物と言える。
いじめられていたクキが知れば、シカタに対して意を決してやり返す流れもありそうです。
そここそ殺してしまうほどのやり返し。
徐々に人が死んでいき、最後に誰が残るのか。
まるで殺人鬼が入り込んだ雪山の山荘に似た環境でミステリー好きも楽しめる作品です。
今後も人気が高まるであろうリバイアサン。
サスペンス感の強い閉鎖空間のサバイバル系が好きな方は是非一度読んでみて下さい。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント