雪女と蟹を食う 1話 感想|一応グルメ要素もあります(笑)

ドラマ

 

 

子供は見ちゃダメ!と咄嗟に言いたくなるような

きわどいシーンは一部ありましたね。久しぶりに”ザ・深夜ドラマ”を目の当たりにした感じ。

でも、それ以外は何と言うか…非日常感もありつつ、ほんのミステリー要素もありつつ、

もはやテレビ東京の名物とも言えるグルメドラマっぽさもありつつ(笑)

 

人妻という設定なので、不倫を前面に出した話になるんじゃないかと

少々不安に思っていたのですが、その予想は大きく裏切られる作りで。

多くを語らない台詞量と気だるげな劇伴に合わせて、

2人の背景(特に彩女)が掴めそうで掴めない範囲に留まっている物語に惹かれ、

手が勝手に次のページをどんどんめくってしまっているような…

そんな不思議な魅力に包まれた初回でした。

 

お地蔵さんの襟を彷彿とさせる服のデザインに、古風な顔立ち…

日本昔話に出てきそうな入山法子さんのビジュアルも良いですよねぇ。

風でカーテンがなびくシーン、本当にそのまま消えていきそうでしたもん。

インパクト強いし…北(重岡大毅)が興味を持つのも何となく分かる。

そして、やっぱり、重岡さんはやさぐれた役が、個人的には一番しっくり来るもので(笑)

冒頭でぱっと映し出された、ボサ髪で油ぎった顔から漂う絶望にまみれた様子から、

息遣いだけで追い詰められていると察せられる姿まで…

重岡さんの演じるどうしようもなさや泥臭さがまた進化しているようで、

歳を重ねたらどんな佇まいになって行くんだろう?と思えてしまいました。

 

カップラーメンばかりの日々で、佐野ラーメンの輝きに”生”を見出したように、

毎回旅先で美味しいものに出会いながら

少しずつ生きる希望を取り戻す話になって行くのか?

そして、彩女(入山法子)が最初から体を要求してきた意図は何なのか?

…もしかしたら、夫がいるのも嘘で、小説家なのは彼女なのかもしれない。

 

先ほども書いた通り、初回だけではまだまだ分からない事ばかり。

だからこそ、2人の結末がどんなものになるのか、見届けて行きたいです。

 

結構意表を突かれる内容だったのと、今期もまた微妙なドラマが多そうなので…

次回以降も感想を書いてみたいなぁと思ってます。

ここ最近、深夜ドラマの感想は途中で終わってしまう傾向にあるんですが…今度こそ!(苦笑)

 

 

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Source: りんころのひとりごと。

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