血の轍124話【考察と感想】ネタバレ含む|ママの部屋に入る。まるで恋人手前のような雰囲気

血の轍124話のネタバレを含む考察となります。

本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。

アパートのお金を払ってあげることにした静一。

それにしてもバアさんのはずなのに綺麗なママに見えているってところに静一の闇を感じます。

本当の顔って最初からずっと分かりません。

ママの若い頃に見えているというよりも、こんな顔じゃないと考えてもいいでしょう。

何にしても血の轍で部屋に誘われる静一。

なんとなく恋人になる直前って雰囲気にも見えます。

家賃は払ってあげる

ママは認知症で静一が何者かも分かっていません。

でも家賃を払ってあげる静一。

その静一の雰囲気は、もうママに取り込まれたもの。

なんでしょう、感覚としては「好きな女性のために」みたいな雰囲気が出ています。

なんでしょう、この感じは最近流行っている「殺戮にいたる病」に似た悍ましい感覚になります。

母親に求める愛情が、いつしか恋人、異性に向けるものになっていく静一ってことでしょうか。

とりあえずこの場所で住むことについては継続することが出来ましたが、だからといって進む認知症にどう静一が対応していくのでしょうか。

部屋に誘われる静一

お世話になったって感覚でしょう。

ママに部屋へ誘われます。

でもママは他人の誰かに救ってもらった、みたいな状況です。

もしママにも助けてもらったという理由で静一に恋心を抱いたらどうなるのか。

ただ忘れちゃいけないのは、本当は婆さんです。

別に歳をどうこういうつもりはありませんが、現実として婆さんと中年の上に息子と母親。

間違いは起こらないで欲しいと願うばかり。

ママとどういう関係を築くのか

ママは静一のことを忘れています。

静一も静一でまともには受け止められていません。

それはママが若い頃の美しいママに見えていることでも分かります。

今となっては若い頃のママなのか、それとも静一が理想とする女性の姿に見えているのかも不明。

何にしても、ここで部屋に上がり込んでお茶を飲んで、それで終わりってことはなさそうです。

何もかも忘れてしまっているママと共に、新たな関係を築いていくのか。

しかもママは今の静一になんとなく頼っている感じがします。

それが静一の中で高揚感というか幸福感に変わるのかもしれません。

男女関係ではなく、歪な親子関係として静一はママのところを頻繁に出入りすることになるのでしょうか。

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Source: マンガ好き.com

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