呪術廻戦の映画が人気を博し、一気に注目度が最大まで上がった乙骨憂太。
声優さんがエヴァンゲリオンの碇シンジ役を務めた緒方恵美さんだったのもハマっていました。
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そんな乙骨憂太が本編の死滅回游編の呪術廻戦174話にて遂に本格的なバトルに登場しました。
最初にドルゥヴ・ラクダワラを瞬殺した乙骨が次に戦うのはゴキブリ呪霊の黒沐死(くろうるし)です。
この戦闘でも登場していた「リカちゃん」ですが、呪術廻戦16巻137話での本編初登場時にも「あれ?成仏は?」という話になっていました。
映画やマンガで呪術廻戦0を見た方は知っての通り「折本里香」に関してはすでに成仏済み。
ではあのリカちゃんって一体、という話になるのは当然でしょう。
リカと折本里香は別物ということで話題になっています。
リカと里香・呼び名の違い
呪術廻戦0巻における特級過呪怨霊を乙骨憂太が呼ぶ時は「折本里香」を意識して「里香ちゃん」または「里香」と呼んでいました。
しかし本編では里香ではなく「リカ」と呼んでいます。
この違いが意味するところを考えていきます。
まだマンガで読まれていない方は下記をご確認下さい。
そして成仏する時はこの折本里香が実際に特級過呪怨霊の中から出てきています。
あの化け物のような身体。
あの白い化け物のような身体が崩れて出てきたのが小さい頃と同じ折本里香だったのは間違いありません。
なので白い化け物と折本里香は「無関係だった」ということにはならないのは分かるはずです。
リカちゃんの中身が違う
呼び名の違いから「乙骨憂太の認識が違う」というのが分かるはずです。
そもそも折本里香が過呪怨霊になったのは乙骨憂太が「折本里香の死を受け入れられなかった」というのが最大の原因。
受け入れたくない乙骨憂太はそのまま驚異的な量の呪力を折本里香の死、というか魂、または呪力そのものに込めてしまったということになります。
それで形作られたのが白い化け物だった訳です。
とすれば、それを折本里香と認識していたからこそ折本里香をあの化け物の中に縛り付けてしまっていたと考えるのが妥当かもしれません。
よって成仏した時に過呪怨霊の中にいた折本里香はいなくなりました。
しかしそもそも外枠の白い化け物については乙骨憂太が作り出したものです。
折本里香がいなくなったとて、乙骨憂太が作り出した外枠なら、また作ることも可能と考えるのが妥当でしょう。
つまり今扱っている白い化け物、乙骨憂太がいう「リカちゃん」というのは中身のない傀儡としての過呪怨霊と考えていいでしょう。
いやそれはもう過呪怨霊とも言わない気がします。
ちなみに映画を観た方は呪術廻戦0.5巻も手に入れることが出来ます。
外枠だけの式神に近い存在
今のリカちゃんは外枠のみで乙骨憂太の命令を聞く存在となっています。
これは乙骨憂太自身の呪力が作り出したもの。
命令に従う何かしらの存在、ということになれば式神に近いかもしれません。
ただ何も人格が備わっていないと面白味に欠けるとなれば、折本里香の残存思念のようなものが入り込んでいる可能性はあるでしょう。
それはでも乙骨憂太が思い出として持っている折本里香であり、折本里香の魂が残っているという類のものではない気がします。
中身がある時は「里香ちゃん」と呼んでいて、今は外枠だけだから「リカちゃん」と呼んでいる。
こう考えると「リカ」と「里香」の差にも納得がいくのではないでしょうか。
呪術廻戦0巻の里香ちゃんと、本編のリカちゃんとの差についての考察でした。
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Source: マンガ好き.com
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