呪術廻戦173話に登場したいかにも強そうな仙台のキャラたち。
三すくみの状態で四つ巴となっていたと説明がありました。
その中でも異彩を放つ最初に紹介されたお爺さん。
「列島制圧を成し遂げた宿老」として紹介されていて、おそらくは特級クラスだったのではないかと言われる術師です。
もう名前が凄くてドルゥヴ・ラクダワラって名前です。
そんなお爺さんが瞬殺。
一体何だったのかとネットでも色々と言われているところでした。
ドルゥヴ・ラクダワラの説明
まずは上記にあったドルゥヴ・ラクダワラの仰々しい説明。
色々と語られて「乙骨とどんな勝負になるの!?」って期待した読者も多いはずです。
それがまさかの同じ話数、つまり呪術廻戦173話のラストにて。
えええ!? となった読者多数でしょう。
嘘でしょ? あれだけの存在が噛ませ犬!? となったのではないでしょうか。
乙骨憂太の噛ませ犬だった
まさかの勢いで死んでしまったドルゥヴ・ラクダワラです。
これも「乙骨憂太ってめちゃくちゃ強いんだよ」というのを証明する意味があったのだと感じます。
このコマが全てを物語っていますが、この時は映画の呪術廻戦0も大好評で「興行収入100億間近!」という段階での連載時となっています。
実際に原稿が下ろされたのは更に前で「乙骨憂太で世間が盛り上がりを見せている」という時期なのは間違いありません。
乙骨憂太を見ていく場合は確実に呪術廻戦0巻を読まなければいけないという作品の一つです。
映画でも見事に作中を再現していて面白かったのですが、どちらにしても乙骨憂太を知るために確実に知るべきサイドストーリーとなっています。
本編のみを見ていると「乙骨憂太って何? 強いの?」というのがはっきり分からない部分でもありました。
その意味でもやっぱり呪術廻戦0を観て欲しい、読んで欲しい、そして読まずとも乙骨憂太が五条悟に次ぐ存在で「物凄く強いってのは知って欲しい」という願いが込められている気がします。
結果的に明らかな強敵であろうドルゥヴ・ラクダワラを噛ませ犬として瞬殺させることになったのでしょう。
ドルゥヴ・ラクダワラの術式
乙骨憂太に何もせぬまま殺されたドルゥヴ・ラクダワラ。
その術式は「自立型の二種の式神」と「その軌跡が領域」という特殊なものでした。
式神というのは伏黒恵で分かっているので容易に想像出来ます。
この式神が命令ではなく自分自身で自動で動くのでしょう。
そしてその式神が動いた場所が全て領域となるという特殊な力でした。
ドルゥヴ・ラクダワラは死にましたが、同じように特殊な領域というのが今後出てくる可能性はありそうです。
今までは大小あっても自分を中心とした領域だったので、その概念が取り払われたと言えます。
倭国大乱と列島制圧
倭国大乱というのは実際にあったものです。
それは弥生時代で二世紀後半の話。
日本列島における大規模な戦争であり、結果的に邪馬台国、皆がよく知る卑弥呼が統括する国が勝利したという大乱でした。
この邪馬台国の勝利を担ったのがドルゥヴ・ラクダワラってことなのかもしれません。
それほどの規模感での相手を特殊な術式も使わずに斬り去った乙骨憂太の強さには脱帽するところではないでしょうか。
ドルゥヴ・ラクダワラは結果的に噛ませ犬として死んだ呪術廻戦173話でしたが、それもこれも乙骨憂太の強さを読者に報せるためのものだったと理解しておきましょう。
もしかしたらこの先で何らかの復活を経て関与してくるかもしれません。
(可能性は低そうですが)
ドルゥヴ・ラクダワラについての考察でした。
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Source: マンガ好き.com
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