あなたがしてくれなくてもネタバレ62話|考察|みちと陽一の離婚交渉。去って初めて気付く大切さ

マンガ

みちがはっきりと伝えた、あなたがしてくれなくても61話での離婚の覚悟。

今まで「その場しのぎ」で何とかしようとしてしまった陽一にツケが回ってきた形です。

女性読者からは「優柔不断」「クズ」と非常に人気のない陽一。

確かに何をするにも、のらりくらりではっきりせず、しかも自分は三島と不倫という最悪の男に見えます。

ようやく一歩踏み出そうとしたところでしたが間に合わず。

みちが愛想を尽かす方が早かったという現実にもありそうな展開となっています。

みちの覚悟は重たい

今までみちは陽一への愛情があったからこそ耐え抜いてきました。

傷付けれられても傷を繕いながらやってこれた理由を61話で語っています。

あなたがしてくれなくても61話 陽一への愛情があったから耐えられた

あなたがしてくれなくても61話/ハルノ晴先生/双葉社
陽一への愛情があったから耐えられた

カップをガムテープで継ぎ接ぎしながら使っていた感じでしょうか。

それでも中に入っていた愛情という液体は徐々にこぼれてしまっていたのです。

そして今はもう「私の中から無くなっちゃった」とはっきり伝えるみち。

明らかに強くなったみちを感じます。

離婚が確定する

陽一がこの「離婚してください」の言葉を聞いてどう反論するのか。

すでに「一緒にいられない」の一言からも勘付いたところでしょう。

それよりも前に「もしかしたら男が」と思ったあたりで、みちが去るかもしれないと思っていたはず。

だからこそ縛りとなるマンションの購入という状況に追い込もうとしていました。

あなたがしてくれなくても52話 ローンがあると家から逃げられなくなる

あなたがしてくれなくても52話/ハルノ晴先生/双葉社
ローンがあると家から逃げられなくなる

この同僚の「逃げられない」をヒントに、みちを縛る方法を思いついただけです。

非常に安直で考えとしては安いものでした。

ここでも陽一の悪癖と言える「その場しのぎ」が出た瞬間でもあります。

今のみちに何を伝えたとしても意味がないでしょう。

陽一が本気で向き合わない限りは、みちの心が動くことはありません。

離婚確定という状況になってもおかしくはありません。

まずは別居から始まる

とは言え「離婚してください」「はい分かりました」という簡単なものではありません。

男女のお付き合いと違って家族も絡んでくるものです。

ここで「はいそうですか」と確定して、そのまま離婚とはならないはず。

まずは離婚を前提での話し合いがされる中でみちは家を出て自分一人の部屋に住むことになりそう。

それを陽一は誰に相談するのでしょうか

おそらくは一人になったみちは徐々に元気を取り戻して、女性らしさすら出てくる気がします。

もしみちがフリーになるのなら、と迫る男性が存在する事実を陽一も感じ取るのではないでしょうか。

華ちゃんあたりが新しい候補の相手を見つけてきてくれそうです。

陽一は謝罪で済まされない

楓と誠とは対照的な結末を迎えそうな陽一とみち。

あの二人は楓が気付いて真剣に向き合ってはっきりと目を見て謝罪したからこそ気持ちの復活が有り得そうな状況になりました。

あなたがしてくれなくても61話 楓の真剣な思いは誠に届くのか

あなたがしてくれなくても61話/ハルノ晴先生/双葉社
楓の真剣な思いは誠に届くのか

誠の不倫理由を「たかがレス」と決めつけず、自らに間違いがあったと認めて「家に帰ってもいいか」と聞いた楓。

それだけに真剣に「誠を失いたくない」と考えてのものです。

陽一にこれが出来るかというところ。

どこかに陽一は「みちを所有している」気になっていたのではないかと推察できます。

自分のもの、自分の女だと思っていた存在が突然離反を伝えてくる状態に混乱を極めているとも言えます。

当たり前ながらいきなりの状況に真剣な謝罪と「やり直したい」の一言が出るとは到底思えません。

また出たとしても「変われるのか」は疑問。

このまま陽一とみちは離婚に向けて突き進んでしまうのかもしれません。

気持ちが離れる時間が長くなれば、それだけ復縁の可能性は低くなります。

果たして陽一とみちはお互いにどんな道を進んでいくことになるのでしょうか。

何となく壊れそうな心を三島という自分を好きと言ってくれた女性で満たしていきそうな気がします。

まさにその場しのぎです。

そうなってしまえば、みちとの復縁はゼロに近づくでしょう。

※あなたがしてくれなくても62話は次回2月15日の漫画アクションにて連載となります。確認次第、改めて考察記事を更新致します。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

Source: マンガ好き.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました