龍白公と虎白公が閼与城から飛び出して、一挙に向かっていった先が田里弥の本陣でした。
本陣を強襲される田里弥という場面でキングダム705話は終了。
趙としては北上してくる桓騎軍と王翦軍を半数にする。
これが閼与城の戦の目的となります。
キングダム706話にて狙われた田里弥は討ち死にとなるのでしょうか。
また恐らく簡単に落ちない閼与城を前に王翦軍だけが残って桓騎軍と飛信隊は先に進むことになるでしょう。
李牧の目的であった閼与での王翦軍・桓騎軍を半分にするが成り立ちます。
守りが強すぎた将軍・李牧
李牧は史実でも最強の武将
田里弥は討ち死の可能性
扈輒将軍の幹部であった虎白公と龍白公。
この二人は桓騎軍の追撃を免れて生き残りました。
そして閼与から飛び出して、扈輒の恨みを一手に引き受けて田里弥の本陣へ強襲。
攻撃力で見れば相当なものであると考えていいでしょう。
王翦すらも予想していなかった事態に田里弥がここから出せる策があるのかどうか。
知略型であり、武力で他を圧倒するタイプとは言えないであろう田里弥です。
策を講じて勝利するタイプの武将であるのは見た目からも分かるところ。
もしこのまま龍白公と虎白公の突撃で本陣が瓦解すれば討ち死にの可能性もあります。
春秋戦国時代の最強は誰
王翦の強さは史実にあり
趙が秦国軍を半減させるには
冒頭の画像にもあるように、李牧の狙いは閼与での王翦軍・桓騎軍の半減です。
半減というのは相当なもので、簡単に言えば王翦軍か桓騎軍のどちらかが壊滅状態になることを意味します。
李牧の目的が全く達成されずに進むとも考えにくい状況。
であればここで田里弥という強力な側近一人を失う可能性は十分にあると言えそうです。
そして半分にするという言い方から考えても「壊滅」を狙っているのではなく、分離させて半分だけが北上させることを意味しているのでしょう。
閼与で飛信隊の出番はあるのか
北上して宜安を狙う秦国軍の戦略。
亡国の危機に瀕している趙の抵抗は凄まじいものがあると判断して超大軍を用意しての戦となっています。
この閼与はその通過地点に過ぎず、キングダム705話で桓騎軍と飛信隊などの主力部隊も温存することになりました。
しかしながら、ここで田里弥を失うことになれば王翦軍という強力な一部隊に大きな穴が開くことにも繋がります。
王翦が飛信隊を呼ぶことも考えられるでしょう。
飛信隊は万極を討った時のように怨念をも弾き飛ばすだけの力を有した存在と言えます。
これに頼ることで李牧の想定とは違う閼与陥落に繋がっていくのかもしれません。
ただ一度王翦が決めた戦略を覆すとも思えません。
何より王翦は桓騎も飛信隊も含め、宜安の攻略に必要な人材であると考えているはずです。
田里弥は死なない
龍白公と虎白公に討ち取られる可能性が高まっている田里弥。
王翦すらも「良くない」と発言した通り、現状を打破する策を講じるのは難しい状況です。
となれば逃げの一手となりますが、そうすると現状の攻城戦に大きな遅れが生じることになります。
また秦国を一時的でも退けたことになれば閼与で戦う趙兵の大きな士気増加に繋がるでしょう。
ただでさえ桓騎の虐殺にあった親族で構成された兵士は命を捨ててでも秦兵を一人でも道連れにする気概を持っています。
結果的に田里弥が逃げおおせても、短期決戦が難しくなれば被害者の数も増えてしまうことになります。
田里弥が死んでも死なずとも、どちらにせよ秦国にとっては出鼻を挫かれる結末になりそうです。
長期化から桓騎軍を先に進ませる
長期化してしまうと状況はより厳しくなります。
よって王翦軍は軍を半数に分けて桓騎軍と飛信隊を先に進ませるのではないかと予想。
こうすることで李牧が言っていた「半分にする」が現実のものとなります。
更に李牧は桓騎が出てきて、王翦が攻城戦に挑むと読んでいると考えていいでしょう。
だとすれば、桓騎の弱点を知る李牧はそれを利用して宜安での勝利をおさめることになりそうです。
桓騎の弱点が砂鬼という存在ではないかとも予想されているところ。
⇒砂鬼は桓騎の妻役!子供はいる?
果たしてどんな策で桓騎軍と合流した宜安の攻略軍を李牧が打ちのめすのでしょうか。
キングダム706話で田里弥と攻城戦の戦況が描かれて、先に進む桓騎軍となるのかに注目です。
※キングダム706話についてはヤングジャンプでの連載を確認後に改めてネタバレを含む考察記事を更新いたします。今しばらくお待ち下さい。
史実に基づく宜安での戦い
桓騎は李牧に殺される
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント