凄いなぁ。あえて意図してやったのか、
ご本人のスケジュールの都合なのかは分からないけど、
回想以外で大山(渡部篤郎)の出番が一切ないとは!(笑)
それでもなぜか、”そこ”に存在しているかのように感じてしまうのは…
連続ドラマならではの積み重ね方が上手かった証拠ですね。
そして、前回の角砂糖のくだりで恐ろしさに拍車をかけたのも大きい。
アバランチの人数や目的を見抜くなど
彼が切れ者である事は早い段階から示していただけに、
メンバーそれぞれの動向を監視して、待って待って待ち続けて…
最後の最後で奥の手を出して完全に潰すつもりなんじゃないかと
ドキドキしながら終始見守った1時間でした。
いや〜でも…大山が反撃して衝撃のラストになると本気で思い込んでいただけに、
次回までお預けになってしまったのは、
考えをまんまと見透かされているようで本当に悔しいなぁ(笑)
ちなみに、羽生(綾野剛)は生きているでしょうね。
藤田(駿河太郎)が死んだと見せかけてアバランチを騙したように、
最終回では羽生が死んだと見せかけて大山を騙す…
今回は逆襲するまでの準備回だったのもあって、
“逆雪崩”じゃないけど、羽生の出番をギリギリまで遅らせる形で
一気に叩きのめす展開だったら良いなぁと思ってます。
予想通り、記者が味方にはついてくれそう。
(警察署管理のパソコンで情報をやりとりしているのはちと心配だけど…w)
残りの内容的には、総理(利重剛)が今後大きく活躍する事はないのかも。
あと気になる点は…藤田が極東リサーチに入った目的が何か?くらいですかね。
彼が大山の味方であるのならば、仮に大山がアバランチの面々を野放しにしているつもりでも
1人で動く羽生や西城(福士蒼汰)の動向を監視するよう事前に指示しているはずで、
そういった行為は全く見られなかった。指示を無視した?
私が考えるに…彼もあくまでもアバランチ側の人間で、
大山の不正を暴くために極東リサーチに潜入したんじゃないかと。
だから、一発で仕留められるはずの銃撃をわざと外したのも、
本当に殺す気はなかったからだと踏んでおります。
しかし…きっちり片付けてくれるのかなぁ。
この手の作りでかつ関テレ制作である「CRISIS」「DIVER」の最終回が
モヤっとしたまま終わっただけに、そこら辺は少し心配です。
1時間分使って特別編やってる場合じゃないし、
こっちの方が2時間拡大版にすべきだったんでは??とすら思えてきますな(笑)
映画も明らかにこっちの方が向いてる。
羽生が運転している1カットだけでも、まるで映画を見ているかのような高級感…
何度でも言いますが、エピソード0を境に面白さが尻上がりして
楽しませてくれた本作だからこそ、
叩いても埃が出ないくらいスッキリとした最終回になりますように!
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
コメント