彼岸島48日後292話のネタバレを掲載しています。292話では、テントにハンディ・ハンディが現れ吸血鬼を捕食していく。そして、テントのリーダーからハンディ・ハンディの正体が明かされる。彼岸島48日後292話の内容を知りたい方はご覧ください。
彼岸島48日後292話のネタバレ
ハゲと約束したんだ
吸血鬼が「ひいいいい」「ハンディ・ハンディ様が来るゥゥゥ」「喰われるゥゥ」とビビっていると、ユカポンは「うそ、そんな」「拷問野郎」と仇敵の登場に驚いていく。
ハンディ・ハンディが「喰エテ一人カシラ」とテントに入ってくると、希が「何なのこの奇妙な形」「化け物」「とにかく隠れなきゃ」「コイツはヤバい臭いがする」と身を隠していく。
希が「なんなんだ、この化け物」「一体何者なんだ?」と感じていると、ネズミは「ひいっ」「アイツだ、アイツだ」とビビっていた。希が「何アンタたち、この化け物知ってんの?」と小声で聞くと、ユカポンが「うちらは拷問野郎って呼んでるの」「仲間の左吉ちゃんを喰い殺したうちらの仇敵」「楽園にいるとは聞いていたけど、まさかこんな所で会うなんて」と説明する。
ハンディ・ハンディが年老いた吸血鬼に狙いをつけ捕食していく。
ハンディ・ハンディの捕食音が響く中、希が「シーッ」「動かないで」「ここでみんなじっとしてるのよ」「目立たなければ大丈夫」「アイツは一人喰うだけのはず」「ハゲと約束したんだ」「こんな所では死ねない」「なんとしてもみんなで女神の下に集合するんだ」とみんなに伝えていく。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
ハンディ・ハンディ様
一方、鮫島が「そろそろ追加の警備隊が来るはずだ」「油断できねェぞ」と伝えると、明は「ああ、わかってる」と返す。
明が「あの姉弟どうなったかな?」「彼らの目的な兄貴捜しだったよな」「自分の兄を助けるためにたった二人でこんな所まで来たんだ」「楽園で何か情報でもつかめればいいけど」と言うと、鮫島は「そうだな」「あのクソ生意気な女も家族思いだけは本物だからな」「兄貴の救出ぐらいは成功させてやりてェよ」「それに明、アイツの兄貴だけどよ」「なかなか根性の入ったできる男なんだろ」「うまく仲間になってくれりゃ、結構な戦力になるんじゃねェの」「なんにしても助けられるといいよな」「あのバカ女も少しはしおらしくなるだろうしよ」と話していく。
ハンディ・ハンディがテントから出ていき、希が「あんなムチャクチャな化け物がなんでこの楽園で好き放題してるのよ」と聞くと、吸血鬼は「しばらくはいなかったんですが、最近急にまた現れるようになりまして」と答える。ネズミが「だいたいなんで拷問野郎が豹丸のお気に入りなんだよ」「アイツはクズ野郎じゃないか」と叫ぶと、吸血鬼は「ハンディ・ハンディ様のおかげでこの楽園はあるんです」「この楽園の外壁にいるミサイルを喰う化け物たちをご存知ですか?」「あれを生み出したのがハンディ・ハンディ様なんです」と伝え、ネズミは「そういえば芋虫的な感じが蟲の王のセンスと似てるな」「あれは邪鬼じゃなくて変異体のひとつってわけか」と理解していく。
吸血鬼が「あの壁の蟲のおかげでこの血の楽園は国連軍から守られています」「だから、ハンディ・ハンディ様はここでは特別な存在なんです」と告げ、ネズミは「なるほど」「どうりでアイツがここに逃げ込むわけだ」と返す。
周りの吸血鬼たちの様子を見てユカポンが「ここの人間たちって化け物が入って来た時も喰い出した時もほとんど起きずに寝たままだったよね」と気づくと、希は「もう疲労と絶望で起きる気力もない」「すべてに無関心ってわけよね」「その点リーダーのアンタはまだ覇気があっていいよ」「人間的だもの」と伝える。
リーダーが「で、一体なんの用で来られたのですか?」と聞くと、希は「ここに連れて来られたはずのある男を捜しているの」「この一番後ろの男の人なんだけど」と兄の写真を見せる。
写真を見たリーダーが「え」「これは英雄じゃないですか」「多分ですけど、この男は我々が英雄と呼んでる男かと」と言うと、希が「何よそれ、どういう事よ」「だいたいなんでそんな呼び方するの、北沢徹よ」と言い、リーダーは「すみません」「ここでは誰も名前を言ってはいけないんです」「過去を捨ててなきゃ駄目なんです」「そうですね、やはりこの男、彼英雄ですよ」「確かにここにいました」「この男を知っています」と伝えていく。聡が「姉貴」「初めてお兄ちゃんの消息がつかめたよ」と喜ぶと、希は「いたのね」「ここにいた」「お兄ちゃん、お兄ちゃん」「来たよ、ついにここまで来たよ」「お兄ちゃんの背中まであと少し」「待っててね、お兄ちゃん」「教えて、どこにいるの?」と質問していく。
<<前の話 292話 次の話>>
Source: サブかる
コメント