キングダム701話のネタバレ含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
扈輒大将軍が死んだことは各地に広がりました。
緊急事態で王を逃がす算段まで届いている邯鄲。
しかしそれをしても郭開など今の大臣が同じ地位にいられる訳でもありません。
そこに打診があったのが現在楚に亡命している廉頗大将軍です。
ただ郭開がこれを危険と察知して偽りの情報を出して「廉頗は現在使い物にならない」として封殺。
結果的に悔しいながら李牧を呼び戻すしかないという結論に至りました。
遂に二年の時を経て、三年ぶりとなる李牧が邯鄲への返り咲きます。
それではキングダム701話の考察をしていきます。
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士気が上がっている邯鄲
多くの兵を虐殺された趙の民。
沸き立つように秦国への恨みが募っています。
趙の本営では頭を悩ませているのは郭開。
頭の良いタイプではありませんが、ひときわ保身に伴う危機への嗅覚は凄まじいものがあります。
また邯鄲には大量の兵が残っている状況で、すぐに慌てるような状態にはならないと大臣の一人。
しかし秦国が攻め上がってくれば財産を持って逃亡する者も現れます。
そういった混乱はどこかで歪となって最終的に危機的局面で兵士が足りない状況にもなりかねません。
状況を考えると王を逃がすことも視野に入れなければならないと考えているところです。
ただ郭開は逃亡を良しとは思っていません。
これも当然です。
逃げたところで今の地位が約束される訳ではなく、失墜は免れません。
ただ、今兵を束ねられる将軍がいないのも事実。
そこに一つの報告が入りました。
廉頗大将軍が趙に戻る打診
楚軍を率いて魏軍を撃破している廉頗大将軍。
この廉頗が趙国へ戻ることを決めてくれました。
趙としては大きな意味を持つ打診でしょう。
当然廉頗にも桓騎の大虐殺や扈輒の死の情報は届いています。
平陽まで届いた秦国の刃、すでに趙は風前の灯だと廉頗は言います。
だからこそ、ここで廉頗は趙へ戻り、桓騎を倒し、趙を救う。
趙にとってはこの上ない廉頗の打診ですが、郭開がここで横槍を入れます。
郭開の杞憂は廉頗がそもそも国を出た理由にあります。
悼襄王よりも酷い今の王
廉頗大将軍がそもそも趙を抜けた理由。
それは悼襄王が愚王であったからです。
では今の王はどうか。
郭開が見ても明らかに今の王は悼襄王よりも更に性質として廉頗とは合いません。
その中で存在する大臣としての自分たちをまともに扱うはずもないでしょう。
バカに仕える者もバカというのが廉頗の理屈です。
廉頗は趙に二度と戻れない
戻る打診をして、喜ぶべきところだった趙。
しかし郭開を含めた上層部が一掃されることを恐れました。
結果、廉頗に対して「今は使い物にならない」と嘘の情報を流すことになります。
座っている状態で三度失禁するほどの老い方をしていると伝えます。
こうして廉頗はそれ以降二度と祖国に帰ることなく生涯を終えることになりました。
廉頗にとっては祖国の裏切りとも取れる行動だったでしょう。
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李牧を呼び戻すしかない
廉頗が戻ることを打診された伝者は驚きを隠せません。
納得が出来ないでしょう。
では扈輒亡き後で、誰が変わって軍の指揮を行うのか。
悔しいながらも郭開は一人の男を指します。
それしかないからです。
「李牧大将軍の復帰」
こうして李牧は三年ぶりに邯鄲の地に赴き、軍の総括として桓騎との戦いに挑むことになります。
この戦は史実でも有名なものとなります。
キングダム701話の考察は以上です。
桓騎の最後となる戦
桓騎は李牧に殺される
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Source: マンガ好き.com
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