僕のヒーローアカデミア352話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
荼毘VS焦凍の最終戦。
冷気と炎を混ぜた大技である「冷炎白刃(れいえんはくじん)」を繰り出した焦凍。
しかしこれだけではトドメをさせず。
最後は「大氷海嘯(だいひょうかいしょう)」で倒します。
兄弟対決終了となりました。
それでは僕のヒーローアカデミア352話を考察していきます。
出陣前の会話
出陣前に焦凍はデクたちと会話をしていました。
デクは焦凍が荼毘と戦うことになったのを心配しています。
現実にここはエンデバーではなく、焦凍が戦う必要があったと言えるでしょう。
そのために生み出した技もあります。
それはエンデバーや荼毘の赫灼熱拳とはまた違ったもの。
焦凍にしか出来ない焦凍オリジナルの技です。
冷気と熱の両面を扱えるからこそ可能な大技ということになります。
エンデバーは熱を下げる冷を望んだ
焦凍は冷と熱の二つの血を持っています。
赫灼熱拳の極意を焦凍は二つの血を利用して右と左で心臓を中心に発露させると言います。
そうすると冷たい炎のようなものが出来上がるのが分かります。
エンデバーは身体の熱を下げるための冷を望んだそうですが、焦凍はその逆を進むことにしました。
焦凍は焦凍として轟家に新しい戦い方を示すということです。
今までの成功の内にこもっても意味がないという判断。
それはエンデバーという凄みからの脱却であり、同時に轟家を本当に大切にしているから出来ることでしょう。
冷炎白刃を繰り出す
荼毘に向かって繰り出した焦凍の新技の名前は「冷炎白刃(れいえんはくじん)」でした。
これによってもろに吹き飛ばされる荼毘。
荼毘が持つ強力な熱さえも冷ます力で、焦凍こそが荼毘の相手をしなければいけなかった最大のポイントと言えるでしょう。
要するに荼毘を倒せる唯一と言えるような存在だった訳です。
しかしこれだけで荼毘を倒すことは出来ず、冷炎も長時間を維持することが出来ません。
荼毘はこの隙きをついて、一気に周囲を含めて熱の柱で一挙に周辺を活火山の火口のような雰囲気にしてしまいます。
荼毘を倒した大氷海嘯
荼毘の熱攻撃に対して、周囲のヒーローが守ってくれます。
時間稼ぎとも言えるでしょう。
それについて焦凍は自分の力の無さを嘆くでもなく「ありがとうございます」と伝えました。
これもまた焦凍が大きく成長した一面ではないでしょうか。
昔なら人に頼るなんてことは出来ませんでした。
何でも一人でこなす、やらなければならないという思想があったのは間違いありません。
今は瀕死になりながら助けてくれる仲間を信じられるようになったってことです。
その意味でも荼毘とは大きく違う焦凍の成長。
そして焦凍は荼毘に対して「大氷海嘯(だいひょうかいしょう)」を繰り出して動きを止めることに成功しました。
荼毘VS焦凍戦。
最後は氷を中心とした大技で荼毘を封じて、兄弟対決は焦凍の勝利で終了することになりました。
見事に兄である荼毘を鎮め、ヴィラン側の中核と言える存在を撃破した焦凍。
これで一つの柱をAOFサイドは失ったことになります。
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Source: マンガ好き.com
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