【ブルーピリオド】9話のネタバレ【悩む八虎に佐伯がF100号の制作を提案】

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ブルーピリオド9話のネタバレを掲載しています。9話では、八虎がイメージ課題を出されるが、見てしか描けない八虎は苦戦していく。八虎が悩んでいると、佐伯がF100号の制作を提案する。ブルーピリオド9話の内容を知りたい方はご覧ください。

ブルーピリオド9話のネタバレ

イメージ課題

八虎が「11月、冬の匂いがし始める頃、予備校も緊張感で満ちていく」と考えていると、大葉が「今からクラス分けしまーす」「掲示板見てないなー?」「これから受験が本格的に始まるでしょ?」「この30人を5つのクラスに分けて少人数制の指導に切り替えます〜」「1クラスにつき一人の先生が担当」「より一人一人に合ったやり方を探していけるようにねー」「んじゃ、呼びまーす」「相川Cクラス、太田Bクラス、澤口Aクラス、桑名Dクラス、橋田Dクラス、矢口Dクラス」とクラス分けをしていき、八虎は「受験が始まる」と感じていた。

八虎が「結局、世田介くんはあれから一度も来ていない」「荷物キレーになくなってたし、もう本当にこな」と考えていると、橋田が「怖い顔してんで」「同じクラスになれてよかったなあ、八虎」と声をかけてくる。

八虎が「ああ、そーね」「俺も仲いいやつが」と返そうとすると、橋田は「僕やないで、あっちあっち」「桑名さん」「むっちゃキャワイイなあ〜」「目の保養が一緒やと受験も頑張れるわ〜」と嬉しそうにしていた。

八虎が「個性的な作風の奴が多いな」と言うと、橋田も「ほんまやな」「モノ好きやなー、このクラスの担当の先生は」と共感し、「このクラスを担当しますー、大葉ですー、よろしく」と大葉が入ってきた。

大葉は「あと100日、試験までの日数よ」「私大の試験は2月なかば、藝大1次は2月末ね」「わからないこととか不安なことは気軽に話しましょ」「これからは全体講評から面接メインでやってきまーす」「じゃ、よろしくー」とクラスのメンバーに伝えていった。

大葉が「ここからみんなにつけて欲しい力は対応力」「いろんな課題に挑戦してもらうからね」と伝えると、八虎は「対応力か」「今までの技術向上が課題だった」「これからは実戦重視」「俺がコンクールで好成績だったのはたぶん構図だ」「てこた、モチーフをどう切り取るかで」と考えていると、大葉が「じゃ、課題文を回すよー」「今日はイメージ課題」「私の大事なものをテーマに描きなさい」「モチーフはなし」「イメージの課題は美大受験の定番課題よ」「じゃ、頑張ってねー」と伝えていった。

八虎が「やべ、俺もイーゼルださないと」「はやっ」「イメージ課題、イメージ課題ね」「確かに見て描くだけが絵じゃねーもんな」「でも、テーマがでかすぎないか?」「2日間で描くような内容じゃねーだろコレ」「ていうか、俺見ないと描けないんだけど」「目の前のモンをどう切り取るかを考えてきたけど、そもそも切り取る対象がないと」「いや、言い訳すんな」「コレがマジの試験なら言い訳ばっかのダセー奴だぞ」「絵のイメージで描いた絵って」「他は?」「「大事なもの」か、そういえば俺、森先輩がいなかったら絵なんか描いてなかったな」「先生もちょっと変わった人だけど、あの人が先生じゃなかったら美術部員じゃなかった」「悔しいけど龍二が誘ってくれなかったら」「恋ちゃんが気づいてくれて、あいつらも応援してくれて、美術部の人も受け入れてくれて、橋田も大葉先生も桑名さんも」「縁、つながり?」「つなぐっつったら糸か?」「うん、いいな、糸」「大事なもの=つながり=糸」「よし、モチーフはこれでいこう」「だからってコレ、どーやってキャンバスに落とし込む?」「構図の面白さを意識して、やっべーもう絵の具入んねーと」「うーん、考えながら描くか」とモチーフを見つけていった。

大葉との面談を終えた八虎は「アレ、割とうまく対応できたと思ったんだけどなー」「あ、でも見切り発車はよくなかったな」「完成図をちゃんと意識して絵の具の扱い気をつけて」「次に活かそう」と手応えを感じれていなかった。

八虎の作品を見た大葉が「切り取り方は面白いんだけどねー」「うーん、でもやっぱ対応力かなあ」「もっと課題文とかモチーフに対して反応して欲しいんだよね」「ほら、前に見せたじゃん」「そん時は絵作りの話だったけど、モチーフに対しても課題文に対してもおんなじよ」「いい絵は作者の考えが明快に出てるモン」「課題に反応、矢口と課題を化学反応」「でも、矢口の絵は良くなってるよ」「はい、次の課題」と次の課題を出し、八虎は「まーたイメージ課題」「対応力と課題への反応」「まずタイトル決めて、それから発展させて」「俺の頭の中にある「俺の絵」は最高にかっこいい」「けど一筆、また一筆」「俺が俺の絵をダメにしていく」「時間が経って改めて見ると、参考作品tか画集の絵はやっぱすっげー良い」「しんど」と次の課題に取り組んでいく。


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F100号

八虎がコンビニでコピーを取っていると、「持ちましょうか、おじょーサン」と橋田が声をかけてくる。

橋田が「あ、藝大の合格作品集や」「八虎藝大志望なんや?」と聞くと、八虎は「まあね、橋田は?」と返し、橋田は「藝大とタマビやで」と答える。八虎が「へー、いやじゃなくて、何か買いに来たんだろ?」と聞くと、橋田は「見に来ただけや」「僕、人の作品見んの趣味やから」「ここにあるモンみーんな誰かが作ってんねんやろ?」「そしたらコンビニも美術館みたいなモンやん」と言い放つ。

八虎が「はは、俺にもその頭の柔らかさ分けてくれ」と今の悩みを話すと、橋田が「あー、対応力かあ、八虎は真面目やなあー」「絵なんか自由でええねんで」「それ、切り絵やで」「知らんでコピーしとったん?」「ワサビで描く人もいたらしいな」「イメージ課題なんて行儀のいい課題やで、八虎」「藝大の過去問見たことある?」「藝大の入学試験はな、はっきり言って運や」「ある年は土砂降りの動物園で油絵を、ある年はグレーの紙に白と黒の消せへん色鉛筆を渡されデッサン、そうかと思えば王道の石膏デッサン」「今年受かっても来年受かるかわからん世界や、藝大受験はな」「楽しくやったほうがええで」と伝えていった。

それを聞いた八虎が「楽しく、か」「確かにそうだ」「キャンバスの中では自由なはずだ」「楽しくやろう」と影響を受けると、大葉が「22年に実際に出た課題だよ」「このケーキの箱を使って「私の部屋」をテーマに製作しなさい」と新たしい課題を出した。

課題に愕然とした八虎が作品を提出するが、大葉に「あっはっはっは、地味だねー」「何か面白いことしようって試みは見えるんだけどねー」「矢口って「肩の力を抜け」とか言われると変な方向に力が入っちゃうタイプ?」「ねえ、矢口にとって縁は糸の形してた?」「本当にしてたならそれでいい」と改めて確認する。

八虎が「たぶん」と答えると、大葉は「よし、ならいいわ」「じゃあ、もう少し全体の明暗を考えてもいいかもね」「明暗にも構図はあって」とアドバイスしていった。

授業に参加する八虎の様子を見た純田たちは「八虎元気ないな」「あーね、俺も思ってた」「絵の事はわかんねーからな」「まあな」「俺たちは待つしかねえよ」と話していた。

八虎が美術室に入ると龍二がすごい勢いで教室を出て行きぶつかってしまう。

八虎が「は!?」「?」「どうしたんですか?」と聞くが、佐伯は「何も」「お気になさらず」とはぐらかした。八虎が「なんだったんだろう、龍二の奴」「また男にフラれたのか?」「あの言葉、すげー引っかかる」「俺にとって、俺にとって?」と大葉の言葉を思い出していると、佐伯が「そういえば昨日森さんが来てましたよ」「すれ違っちゃいましたね」と伝える。八虎が「うわー、会いたかったあ」「俺あの天使の絵好きだったんすよね」と言うと、佐伯は「あのF100号の大作ですか」「矢口さん、夏休みのスパルタ課題覚えてますか?」「デッサン・スクラッチブック・1日1枚写真、そして作品」「あれはデッサン力や見識、構図力といった絵を描くうえで一生学び続けなければならないものの修練法の一つだったんですよ」「矢口さん、矢口さんも描いてみましょうか、F100号」と告げていく。

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Source: サブかる

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