Dの意志とは一体何なのか。
これについては多くの考察がされていました。
実際にロックスの名前がデービーであったことからも「Dの意志」は「デービー・D・ジョーンズの意志」ではないかという考察はよく見えていました。
そしてワンピース1164話にて、ロックスの言葉からこれがほぼ判明します。
悪魔化する直前のロックスの捨て台詞。
これによって、デービー・D・ジョーンズがかつての世界の王であったことと、この意志を継ぐ者が約束を果たしに来ることを明言しています。
まさに「デービー・D・ジョーンズの意志を継ぐ者」ということで「Dの意志」の意味が明確になった瞬間です。
メインのDの意志を継ぐ者の現代の存在は「ルフィ」と「ティーチ」になり、この二人が揃うことでイム様を倒すという展開になっていくのでしょう。
※但しデービーもそもそも「D」が付く人物であり、その更に深淵部の歴史的なものについては「未定」となっています。
Dの意志はデービーの意志でも「Dの意味」については別途存在すると考えていいです。
もちろん、同じ世代であるトラファルガー・D・ワーテル・ローもここに絡んでくるのは確実に思えます。

ロックスはこのDの意志を明言すると同時に、言葉を残しています。
イムに対してジョイボーイとデービー・D・ジョーンズのどちらを恐れているのかという話をしました。
これは非常に意味のある伏線となるでしょう。
ティーチはデービー・D・ジョーンズの意志を直接受け継ぐ者
ティーチは、おそらく今の世界で唯一生き残っている「デービー一族の末裔」となります。
つまりは、デービー・D・ジョーンズの意志を直接受け継いだ者ということです。

一時は「ティーチがラスボス」という話も出ていましたが、今となっては「共闘」となる可能性を支持する読者の方が多くなっています。
このデービー・D・ジョーンズの意志を継ぐ者一人だけでは、イムは倒せないということもロックスが見せたと言えそうです。
そこに登場するのがジョイボーイの後継であるルフィです。
ジョイボーイの後継であるニカを手にしたルフィ
ルフィは太陽の神であるニカの力を手にしています。

これはかつてのジョイボーイと同じであり、世界を解放するために存在していると思われます。
実際にイムはジョイボーイを恐れており、これが自ら作ろうとする世界を邪魔する者だとわかっています。
しかしながら、結果としてジョイボーイはイムに敗北しました。
ニカだけでは、イムに勝てなかったことを意味しているのでしょう。
イムはおそらく「悪魔そのもの」であり、悪魔の実の能力者だとすれば「サタン」ではないかと言われています。
サタンに勝てなかった太陽の存在であるニカ。
これは照らすだけでは悪魔に勝てないことを意味しているのかもしれません。
さらに言えば、このルフィも「Dの意志を継ぐ者」の一人であり、これが本当にデービー・D・ジョーンズの系譜から来ているのかも疑問視されるところでしょう。
ジョイボーイとデービー・D・ジョーンズが組む
光と闇の対比。
ティーチとルフィですが、光あるところには必ず陰もあります。
それと同じくらいに需要な対比となっているルフィとティーチ。

このデービー・D・ジョーンズの末裔とジョイボーイの後継であるルフィが共闘して戦うことで悪魔であるイムを倒すことが可能になるのでしょう。
おそらくイムもそのことについては何となく感じているはずです。
だからこそ、どちらかを葬り去る必要があるとも思っているでしょう。
ルフィが体現するのは「自由」であり、ティーチが目指すのは「過去の呪縛」にあると思われます。
端的に言えば、「解放」と「復讐」でしょうか。
相対するように思える2つのミスマッチがイムを倒すのに共闘しても、その後はまだ分かりません。
ルフィの目指す「海賊王」については、この戦いとはまた違った意味を持ってくるはずです。
それはラフテルに到着したロジャーの笑いからも感じるところ。
イムを倒し、全てをひっくり返した後に現れるであろう「ワンピース」という大秘宝の意味するもの。
この世界の今の暗澹とは無縁の思わず笑ってしまう結末がワンピースには待っているのだと予想されます。
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Source: マンガ好き.com





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