捕まってしまった漆間俊。どうやら撃たれたのは麻酔の様子。太田と安西妻も同じく縛られて、ステージで何か始まる。
※十字架のろくにんの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
未読の方は十字架のろくにん149話を先にご覧下さい。
目覚めると縛られた状態。
そこには太田刑事と安西刑事(妻)が同じく縛られていました。
どうやら侵入時に麻酔を撃ち込まれた様子。
よって漆間も銃ではなく麻酔です。
そして目の前で何かしらの劇が始まります。
ナレーションはロミオとジュリエットの冒頭部分でした。
それでは十字架のろくにん149話のネタバレを考察していきます。
安西と太田も捕まっている
漆間が目覚めるとカラダを縛られていました。
両隣には太田刑事と安西刑事(妻)です。
安西は漆間俊が全一の仇であることを認識していますが漆間は別。
そして今は縛られている状況で、そんなことを考えている場合でもありません。
また刑事が目の前にいるとなれば縛りが取れたとしても純を殺すようなことは出来ません。
そんなことをすれば一発逮捕。
殺人罪で二度目となれば、もう社会に出てくるのは困難でしょう。
整形失敗のような人物
安西の無茶についていった太田。
壁をよじ登って革命倶楽部の内部に侵入しました。
そこで謎の手術台。
整形失敗のような女性が隔離されている場所も発見。
やはり再生医療に使われた白川要ということではなく、女性の顔を整形で作り替えていたのでしょう。
そこで太田と安西は倶楽部の一人に撃たれて今に至ります。
麻酔銃のようなものだったと考えていいでしょう。
ロミオとジュリエット
三人が縛られている中で始まる舞台。
ステージの中で始まるのは一体何か。
一先ずナレーションはロミオとジュリエットでした。
シェイクスピアの名作で知らぬ人はいないほどのもの。
ただ本当に最後までストーリーを話せる人はそこまで多くないのかもしれません。
なんとなく結ばれない恋をしていた男女、みたいな感覚でしょうか。
もしくは身分の低い男と身分の高い女性の恋物語と思っている人もいるかもしれません。
実際は十字架のろくにんのナレーションでもあった通り、どちらも名家の出身の男女の恋物語です。
その名家は代々対立していたことで叶わぬ恋になったというところ。
この物語がステージの上でどう発展していくのか。
後追い自殺の悲恋
白川純と白川要のことを自分で演出していくつもりなのでしょうか。
少なくとも歪に曲がった愛情の変容から来る物語を見せるのではないかと予想。
双子で認められないものでも愛していたというような話になるのか。
さすがにそれは短絡的に見えます。
幾人も作り出した白川要と同じ顔、そして同じ名前の女性たち。
ロミオとジュリエットはそもそもが最終的に後追い自殺での悲恋となります。
同じように白川純もまた自身に何か仕掛けることになっていくのか。
ただ単純に漆間俊を殺すために革命倶楽部に入ったということではないでしょう。
果たして血塗られたと言われるこの幕劇はどんなものになるのか注目です。
次回十字架のろくにん150話はマガポケより11月2日に配信されますのでお見逃し無く。
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Source: マンガ好き.com
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