黄猿から見事にパシフィスタの権限を奪ったベガパンクサイド。
しかし、それを聞いたサターン聖が少し反応したように見えました。
そもそも大艦隊にサターン聖という五老星の一人が乗っているという事実。
これそのものがとんでもない一大事と言えるものです。
パシフィスタやセラフィムの権威順位はベガパンクの上位に五老星を置いていました。
よってサターン聖がパシフィスタへの命令を行うことも可能となっています。
ここでサターン聖が動き出すことになるのでしょうか。
サターン聖が命令を上書きする可能性
今パシフィスタが動き出して、艦隊に攻撃するとなれば厄介であることは承知のところ。
サターン聖が手駒としか考えていない海兵隊を守ろうとする訳もないですが、自分の艦にも危害が加わる可能性があるなら別でしょう。
中将などによってパシフィスタを破壊されるのも問題です。
サターン聖も海獣兵器とパシフィスタのどちらを取るのかという選択で「選ぶならパシフィスタ」と明言していました。
来る可能性がある大掛かりな戦争において軍力の規模や兵器の数が重要であることはサターン聖も理解しているでしょう。
ここでパシフィスタを奪われたままにしておくことはないはずです。
五老星は最上位であり、この命令が発動されれば、誰も命令を変更することは出来ません。
数あるパシフィスタは全て海軍側の味方になり、ルフィたちの脱出が非常に難しくなると言えそうです。
この局面を打破するのは、やはり解放のドラムによって起動した伝説の鉄の巨人でしょうか。
勿論、まだサターン聖は動かずに傍観も否定は出来ないところですが、可能性は低そうです。
五老星が存在している事実がベガパンクに知れることとの天秤、どちらを選択するのか。
伝説の鉄の巨人が動き出す
古代ロボであり、動力が不明だった伝説の鉄の巨人。
動いていたのは200年前で、その時はマリージョアを襲った存在です。
ということは200年前にも解放のドラムを鳴らした人物がいるということになるのか。
このあたりはまだ不明で場合によっては起動条件というものがニカの解放のドラムだけではないということもあるのかもしれません。
⇒鉄の巨人を200年前に起動させたニカがいたのか
謎だらけの鉄の巨人ですが、大きさは相当なもの。
巨人族と遜色のないもので、戦闘力はかなり高いと予想されます。
それこそ今あるパシフィスタを全滅させるほどの力は有しているのではないかという説もあるほど。
黄猿に対してギア5のルフィもそれなりに苦戦を強いられているところです。
ここにパシフィスタが全て海軍側のまま島を出るというのは現実的ではありません。
やはり隙きを作る意味でも鉄の巨人が動き出し、ルフィの味方をせんと暴れ出すのは条件的に必須に見えるところでしょう。
ボニーが見たくまの記憶
バーソロミュー・くまの本体がマリージョアにて赤犬に頭を破壊された事実。
これによって明らかなエースとの対比が生まれたボニーです。
エースが父親のように慕っていた白ひげは赤犬に頭の一部を焼失させられました。
同じ場所をバーソロミュー・くまも赤犬の冥狗によって焼失。
バーソロミュー・くまはボニーにとっての父親です（本当の父親かは不明）。
エースがロジャーの息子だったこと、そしてボニーのモデルがアン・ボニーという人物であり、アンというのが娘だったらつけた名前という部分での一致。
これらからボニーは「ロジャーの娘」ないし「それに準ずる重要人物の娘」という可能性が出ています。
元より説としてはボニー＝ロジャーの娘説などは存在していたところ。
トシトシの実は人に対して一時的にしか作用しないことが分かった為に年齢を高くしていた、低くしていたという説が崩れたところではありました。
これについても「本当なのか」については分からない部分でもあります。
ワンピース1093話ではベガパンクがボニーを幼い子どものように発言する場面もありました。
小さい頃を知っているから、そう発言しただけなのか。
それとも全く別の意味があったのか。
ただ五老星などはボニーについて別に重要視した様子もなかったので、仮に重要人物の娘だとしても「誰も知らない」というのが現実なのかもしれません。
知っているのがベガパンクやバーソロミュー・くまという一部の人間だけであり、その記憶は今ボニーのもとにあります。
全てが明らかになるバーソロミュー・くまの記憶は、このエッグヘッド島編の内に明らかになるのでしょうか。
混乱に乗じて逃げ出すしかない
まだ黄猿達との戦闘は続く可能性があります。
パシフィスタの奪取で一時的にルフィ側が優勢になるかもしれませんが、それも一時的なものでしょう。
サターン聖が乗り出せば、それで上書き不可能なパシフィスタの完成です。
その中で大艦隊に囲まれたエッグヘッド島からの脱出はほぼ不可能。
先述の通り、そこに対して巨大な伝説の鉄の巨人が暴れ出して、全ての注目を一点に集めることになります。
それこそこの巨人の相手を黄猿がすることになれば、麦わらの一味が一気に脱出に向けて動ける状況になるでしょう。
ボニーや戦桃丸を拾って連れていくことが可能なのか。
麦わらの一味が誰と逃げるのかにも注目です。
また黒ひげ海賊団もエッグヘッド島の近海にいました。
混乱に乗じる形で、また何かしらの漁夫の利を得るのではないかとも推察されるところです。
まだまだ盛り上がりを見せるエッグヘッド島ですが、次はラフテル手前の最後の島だと推測されているエルバフへ。
遂にワンピースも最終回に向けて突き進んでいるという印象です。
大量にある伏線、そしてワンピースの正体。
残る連載は5年以内と言われていますが、果たしてそれも現実のものとなるのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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