VIVANT 9話 感想|まぁ…ハッピーエンドになるのかもね。

ドラマ

 

 

数字の話が出てきた途端、私の心はシャットダウン状態(笑)

まさかモンゴルで撮影した非日常かつ壮大な世界観の作品で

株価やインサイダー取引といったワードが出てくるとは想定外でしたし、

今度は、株価の推移を示すバーをジリッ…ジリッ…と動かす形で

ドキドキさせる演出をとってきたのを見て、「出た出た…w」と思いましたよ。

やっぱり、テントが前面に出てくるようになってからのチグハグ感が凄い。

 

はぁ〜それにしても、今回は長かったですね。

いや、特番から4時間見続けた事と、今回が約90分の放送だった事も

関係しているんでしょうけど、ベキ(役所広司)の身の上話のための回想が長い上に

相変わらず情報量が多いからか、話のテンポがまったりしているように感じられて。

何とか追いつくのに精一杯で、見ていて疲れがドッと溜まってしまいました…(汗)

 

林遣都さんはキャスティングされたのも納得の演技力で、

特に、市役所で涙ぐんで訴えかける時の表情からは怒りの言葉が伝わってくるようでしたし、

日本刀を抜くシーンでは後の役所広司さんの風格を漂わせていたりで

見入る部分はあったんですけど、さすがにそこだけでは補い切れなかったかなぁ…と。

放送開始から1時間後の、乃木(堺雅人)がベキに「なぜ日本を狙っているのか?」と

質問してきたシーンからが、実質上の本編だったんじゃないでしょうか。

 

そして、もう1つ気になったのは、

ベキの「それが、話が大きくなってしまったんだろう」発言。

当時は日本に対して激しい怒りを持っていたけど、ノコル(二宮和也)と出会い、

孤児と生きると決めてバルカ共和国で必死に生きるうちに、

恨みはなくなっていったそうなんですが…

そうなると、テントの今までの行為に疑問が生じてくるんですよね。

じゃあ、モニターを通して、丸菱商事に誤送金をさせて大金を騙し取っていたのは?

ベキって元々、横領した社員には死の制裁を加えるほどの残酷な人じゃなかった?

山本(迫田孝也)やアリ一家のボディーガードは殺され損では?

あと、もし生粋の慈善団体なんだとしたら、

噂を鵜呑みにした別班も大した組織じゃないって事になるんですけど…(滝汗)

私がどこか聞き逃したり、勘違いしたりしているだけだったら良いんですけど、

以前から書いているように、風呂敷を広げるだけで設定に一貫性がないんです。

 

正直、最終回前にしては、盛り上がりに欠ける内容だったと思います。

別班の4人を撮影した犯人は薫(二階堂ふみ)説と新庄(竜星涼)説の

どちらも浮上してきていますが、

公式自ら「ほらほら、考察してごらん」という煽りの姿勢をとっている今、

個人的にはそんなのは重要ではなくて。

一番の見所は、どんな着地点になるのか…だけなんですね。

 

まぁでも、「愛の物語」とうたうくらいですから、

ベキが日本刀で縄を切って、日本に帰るよう伝えて乃木が帰国し、

今回全く出番のなかった野崎(阿部寛)が乃木の今までの殺人罪や脅迫罪で

逮捕の準備に出ようとするものの、

最後は何やかんや(←適当w)で薫とジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)が

家族になってハッピーエンド…って流れになるんだろうなぁとは思います。

ふわっとした予想ですみませんが(苦笑)

ただ、日曜劇場のカラーを踏まえると、

バッドエンドはあまり考えられないかな?という気がします。

 

最後に余談で、特番については…

役者さんたちの和気藹々とした雰囲気は楽しかったですけど、

2時間半もやるほどでは…って感じの構成でしたね。

芸能人や視聴者の考察で尺をとるよりかは、司会者を介しての

役者さんたちの裏話を存分に聞いてみたかったです。

 

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Source: りんころのひとりごと。

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