VIVANT 6話 感想|別班のメンバーは他にもいる。

ドラマ

 

 

冒頭で「一部過激な制裁シーンがありますので、視聴にはご注意ください」

ってテロップが流れていましたが…あれ、どっちを差していたんでしょうね。

ベキ(役所広司)が見せた映像で、

社員にギリアム(海老原恒和)の悪事をバラすよう脅迫させた時?

それとも、映像を背景にして刀で斬った時?(でも、シルエットみたいに映してたから…)

プライム帯で放送する上での配慮だとしても、

「あ、ここか」と明確に分かるシーンがない時点で、そんなに過激とも言えないような。

むしろ個人的には、前々回の終盤の山本(迫田孝也)抹殺事件や

前回の家族を人質に見せかけて弄んだ行為の方が、よっぽど過激な印象を受けましたよ。

 

あと、ツッコミたい所としては…数字やグラフを扱って状況説明をしたり、

緊迫感を演出したりする見せ方を多用するの、

福澤班って好きだよなぁ〜…と思ったくらいですかね(笑)

まぁ、それらを除いて、今回は役所広司さんのベテランの風格漂わせる演技と

ラストの仕掛けを楽しむ事は出来ました。

 

前者に関しては、やっぱり大御所の役者さんって凄いですね。

表情を何一つ変えず、しばらく無言を貫いていても、

この人を怒らせたら間違いなく消されるという威厳を感じさせるんです。

無表情から一気に鬼気迫る表情になって、ギリアムの前に少しずつ近づいてきた時なんかは

画面上からも恐怖が伝わってきましたよ!

やっと口を開いたのは彼を斬った後なのも、

息子らしき人物(役名不明・二宮和也)との静かな掛け合いも、

ベキがテントの”ボス”である事を引き立たせていた気がします。

 

で、後者は…これは毎回思うんですが、ラストの盛り上げ方が上手いんです。

前々回は乃木(堺雅人)の正体が別班だった事、

前回はテントのリーダー・ベキが乃木の父親である事が明かされ、

今回は乃木、黒須(松坂桃李)以外にも別班のメンバーが4人いる事が判明しました。

衝撃の度合いで言ってしまえば、正直、今回はやや薄めではあったんですが、

展開の仕方の勝利だなぁと。

ラストで司会者が会場の扉に鍵をかけ始めて「おっもしかして?」と違和感を持たせた所で、

ズラッとあったテーブルが模様替えされ、最小限の数に抑えられて、

気をつけ!敬礼!直れ!の号令で空気がピリッと引き締まって…で、

動作を畳み掛けた意味が最後に分かるのにはニヤリとしてしまいました。

 

したがって、今回はこの2点で面白味を感じられたので、これで良いかな…と(笑)

他に触れるとするなら、薫(二階堂ふみ)が急に乃木への態度を変えた辺り、

彼女もただの医者ではなく、ハニトラを仕掛けているんじゃないか?とか、

公安にいる野崎(阿部寛)の部下なのに、大事な所で乃木を見失いがちな新庄(竜星涼)も

実は別班のメンバーなんじゃないか?とかは気になりますね。

 

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Source: りんころのひとりごと。

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