誠との別れを決意した楓。兄にも離婚する可能性を伝えます。ついに誠との関係の終わりへ。
※あなたがしてくれなくてもの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
兄に離婚のことを伝えた楓。
兄は木にするでもなく家族であることを示してくれます。
優しいお兄さん。
楓はキレイな格好で誠と会い、指輪を外して別れの道へ。
今までの想いから自分が本当に誠を好きだったことを伝えます。
この告白はやり直しの可能性を残したものではなく、終わりだからこそ素直に出てきた言葉なのでしょう。
それではあなたがしてくれなくても86話の考察をしていきます。
ずっと想ってくれる家族
お兄さんに離婚の可能性を伝えた楓です。
しかし全く驚く様子もなく、家族だからという優しい言葉。
冷静な雰囲気で少しクール、悪く言えば冷たくみえるお兄さんですがとても心の温かい人物なのでしょう。
家族という一つの絆。
この”帰る場所”というのは人間をとても強くさせ落ち着かせてくれるものです。
楓はこの兄の一言で別れに向けて進む決意が見えたと言えるところ。
出来ていなかった誠への返信を行って、最後の一時に向かいます。
女のプライドは分かる
別れ話をしにいくのに綺麗な姿を見せたいと思う楓。
凛とした美しい妻の姿。
それを焼き付けさせる。
別れたカレが自分と一緒の頃よりも成功していると嫌な気持ちになる人が多いなんて聞きます。
楓がそういう精神だとは言いませんが、誰しも”素晴らしい人だった”とずっと思い続けられたい気持ちはあるでしょう。
女としてのプライドを持ちながら、いざ別れの場へ。
指輪を外して気持ちを吐露する
家に戻ってきた楓。
素直にキレイだという誠の細部を見る目も健在です。
そして言われたい言葉をしっかりと伝えるサービス精神。
やはり男としては羨ましがられるレベルの人間と言えるでしょう。
楓は誠の前で指輪を外して本音を伝えます。
ずっと外したくても、外せなくて、何度も修復を努力した楓。
自分自身だけの家事とは異なる生活に強いプレッシャーを感じていたこともここで分かります。
時には取り乱し、浮気された時は泣いてすがるようなこともしていました。
楓が第三者の目線で見た時に「なりたくない自分」だったのは事実でしょう。
でも、そうまでして誠と夫婦でいたかった。
つまり「本当に好きだった」ということです。
この言葉、まさか指輪を外して別れとなる局面で出てくるとは思いもよらないところ。
そのまま離婚ということになるでしょうが、それにしても切ないもの。
もしお互いに話し合い、気付きが早めに訪れたのなら全く違った結果になっていたのでしょうか。
次回はこの楓の発言を受けて、誠が返すことになります。
同じく涙を流していた誠。
お互いに違う道に進んでも、ここは友人同士のような関係を維持できる可能性が残されています。
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Source: マンガ好き.com
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