信は人の本質を”火”と考えています。
この答えに対して性悪説の立場を取る韓非子が少し何かを感じ取っていました。
本能型だからこそ感じ取ったものでしょうが、しかしながらそれこそが本質にも見えてきます。
韓非子の想像とは違う答えながらも死線をくぐり抜けた信の言葉には重みがあります。
それこそ命を賭けた局面で実際に見てきた人間だからこそ知っていることでしょう。
この信との会話で韓非子が何を決するのかに注目です。
韓非子が秦国に向かう
史実で見れば韓非子が秦国に向かうのは確実です。
但し向かった後では悲劇というか想像とは異なる結末が待っています。
今の状況でどうやって韓非子が秦国に向かう流れになるのか。
介億はほぼ脅しと言える発言。
韓の王としては秦国との同盟を基本とした考えを持っていました。
ただ今のまま平行線でも実際に韓という国が危機に陥るのは確実。
韓非子が「秦国に行く」と言えばそれが通ることになるでしょうか。
信が語る秦国のこれから
信が嬴政に変わる訳ではありませんが、同じような志を持つ二人です。
それが呼応するかのようにこの先の秦国というものを語っていく信。
この言葉の一つ一つに韓非子は今まで自分が考えていた以上のものを何か感じるはずです。
当然ながら信が語る内容には今までに見てきた大将軍の姿があります。
それは目指すべきとした王騎であり、途中で盾を受け取った本能型として到達すべき場所にいた麃公、そして直近では桓騎です。
それぞれが全く異なるタイプであり、それ故に信に大きな影響を与えた三人と言えるでしょう。
立場は違っても成蟜なども同じであると感じます。
そうやって多くの死を見ながら戦争の最前線にいた信だからこそ感じる国のあり方というものがあるはず。
それを聞いた韓非子は現場であり、しかも侵攻する側の最前線でしか見えない何かを感じた可能性は十分あります。
韓非子は秦国に向かうことになる
すべてを聞いた韓非子は思ったよりもあっさりと秦国に向かうことになりそうです。
雰囲気から非常に難しい状況に思えますが、これだけの自由人風の韓非子。
一言「では行こう」みたいな言葉で全員をあっけに取る可能性もあるでしょう。
少なくともシリアスな状況で許諾するようには思えません。
これ以上揉めるとマンガの描写としても長すぎるでしょう。
そして韓の王としても韓非子を止めることは出来ないということもありそうです。
よってキングダム760話で韓非子との対談というか舌戦は終わって韓非子を連れ帰ることになるでしょう。
問題は秦国側。
要するに李斯の動きです。
ここは史実でも不穏であり、結果的に韓非子の悲劇が生まれることになる要因の一つなので何かしらの描写が起こるのかどうかに注目です。
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Source: マンガ好き.com
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