李牧を唯一討てる可能性のあった武将の桓騎が死亡したことで秦国に激震が走ることになるでしょう。
キングダム751話にて本当にあと一歩、それこそ数センチの差で桓騎は李牧を討つ前に絶命してしまいます。
李牧も桓騎の言葉そのものに何かを感じている雰囲気がありました。
逃げた飛信隊と楽華隊を追うのは当然ですが、それなりに時間も経った戦況。
間一髪ながらおそらく飛信隊と楽華隊はそのまま逃げることに成功するでしょう。
赤麗においてはめられてしまった壁将軍がどうなるのか。
そう考えると、残る逃亡戦をナレーションだけで済ませてしまうのかどうかは分かりません。
もしかすると飛信隊と楽華隊の逃亡戦というものも描かれることになるのでしょうか。
史実で見ると、次なる大きな戦は翌年の秦国の再度行われる趙侵攻になります。
逃亡戦が描かれるのかどうか
桓騎の死という大きな出来事が起こったことを考えると逃亡戦が大きく盛り上がることも無い気がします。
もしそうならナレーション終了も十分あるでしょう。
しかしそうなると赤麗で毒にやられてしまった壁はどうなるのか。
これまで生き続けた壁将軍があの毒で死亡というのも違和感があります。
だとすれば壁を救うような展開がこの逃亡戦で描かれてもおかしくはないのか。
キングダム753話での描かれ方で、そこもはっきりしてくるでしょう。
飛信隊を中心に逃亡劇が描かれて、壁を救い出す流れもあるかもしれません。
ナレーションで飛信隊の逃亡や桓騎の死が大本営に伝わったという形で進むことも十分あります。
もし壁が救われないままだとすれば、捕虜として捕まって、後の戦で壁将軍を救うということもあるかもしれません。
もう一度趙を攻める秦国
桓騎が敗れた肥下の戦いの後に有名な戦は番吾の戦い(ほぼのたたかい)となります。
これは鄴から体現に向かい、狼孟と番吾を攻め抜いて前回の北からの侵攻を難しくした部分を撤廃しようとする流れになります。
しかしながら、この戦でも秦国は李牧に大敗を喫する史実があります。
秦国側で誰が大将軍を務めたのか不明な戦ではありますが、この戦で敗戦した後で李牧はそのまま領土の押し込みを行います。
要するに秦国が逆に領土を奪われる戦が展開するという史実でも大きな出来事の一つ。
ここで李牧はこの時代に初めて大国秦から領土を大幅に奪い取るという功績を残しています。
防御に特化した最強将軍が攻めでも驚異的な強さを見せた一時と言えるでしょう。
よってキングダムでもこの先で李牧を中心とした”敗北戦”が連続することになるのが確定していることになります。
飛信隊は総合的には強化される
今回の戦で逃亡戦が描かれる場合は、まだ何が起こるか分かりません。
もしかすると重要な人物の死も可能性としてあるでしょう。
仮にそれが無く、逃げ出したことが確定したのなら“総合力での強化”がなされると考えていいでしょう。
那貴を失ったことで秘密裏の行動と攻撃力が減退したのは確実。
しかしながら摩論という言わばもう一人の軍師を手に入れたことになります。
またオギコは戦いにおいてではなくても信を超えるような危機管理の本能を示す可能性があります。
このオギコは信を含め仲間の命を助ける状況が確実に一度はあるだろうと予想されます。
また桓騎の魂がそのまま入り込んでいる砂鬼一家の医療技術。
これは小隊を含め、飛信隊の生存率を大幅に引き上げることになっていくはず。
当然ながら生きながらえる人間が多ければ、それだけ熟練度の高い兵士が育ち、軍としては強化されていきます。
飛信隊、つまり李信軍はこの戦を経ても総合力を引き上げる結果になると予想されます。
大本営が受ける衝撃
先述の通り飛信隊の逃亡戦が描かれる可能性もあります。
もし無ければ大本営、つまり咸陽に桓騎の死の報がもたらされることになるでしょう。
六大将軍制度が再度立ち上がったばかりで、いきなり出鼻をくじかれるような秦国の情勢。
残りは四人となってしまった大将軍たちですが、それを見た列国が「今こそ」と狙ってくることもあります。
魏とはまだ同盟関係にあるので、ここで攻め上がってくるとすれば楚ですが、有名な戦はありません。
もしかすると韓あたりに動きがあってもおかしくないようにも思います。
そこで騰と何かあれば、後に韓が滅ぼされる理由作りにはなっていくかもしれません。
騰と韓の関係はキングダムでは史実と大きく異なっています。
桓騎の死から、一体どんな展開が用意されているのか。
キングダム753話の情報が出次第、改めて記事を更新していきますので今しばらくお待ち下さい。
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Source: マンガ好き.com
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