ベガパンクの裏切り者が”ヨーク”と判明。唯一のベガパンクになると共に天竜人になるヨーク。今のエピソードは後に言う「エッグヘッド事件」の前日の話。
※ONE PIECEの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
【追記:ヨークの持つ夢・世界が想像できない衝撃の事件「エッグヘッド事件」】
【追記2:アトラスがステラの元へ】
シャカを撃ち抜き、数々の陰謀を果たした人物が誰だったのか。
それが”ヨークである”と判明しました。
ヨークは欲望を主体に司っており、食べて、排泄をして、寝る役割だと説明されていました。
実はもっと別の欲望が現出していたということになります。
空白の百年の研究をしていたことを世界政府に伝え、そして五老星と話をつけて夢の実現へ。
“唯一のベガパンクになること”と”天竜人になること”を夢に持っています。
それこそ人間が最も欲する一つの欲求の増大によるものでしょう。
重要人物でありたいと願う欲求こそ人間の本質をついた最大の欲求と言えるのは、心理学の世界では有名な話です。
またS-シャークVSサンジですが、ダメージは与えられないもののサンジが完全に押している状況です。
フランキーは完全な石化にはなっておらず会話は可能な状態、ただ半分が石となり動くことは出来ません。
それではONE PIECE 1078話を考察していきます。
ワンピース1078話ネタバレ情報1・裏切り者はヨークだった
・ベガパンクの裏切り者はヨークだった(ONE PIECE 1078のラストに判明)
・欲望を担当していたヨークが知的で貪欲な裏切り者で確定
誰が裏切り者なのかは、ずっと謎のままでした。
そして遂にワンピース1078話でその正体が最後に明らかになります。
『裏切り者=ヨーク』
欲望を司っており、本編の中では意思疎通というよりも食べて、排泄して、寝るという本能の赴くままの行動でした。
確かに登場当時から「この役割は必要なのか」と疑問視されていたところ。
何よりも唯一”偉人の名が付いていない”ということで怪しまれていた人物です。
考察者の中でも「ヨークが裏切り者で確定」とした方は多くいました。
実際に「人間の欲求が集約した場合」を考えると一番に来るのは食欲や排泄欲や睡眠欲では無いはずです。
それが確定し、ワンピース1078話の最後にヨークの目的が語られました(後述)。
ヨークだけが偉人の名前ではない
ベガパンクのサテライトは、どれも偉人か有名な誰かの名前が取られています。
ヨークだけが役割を連想させる”欲”から取られたヨークとなっていました。
これ故に「他と違い過ぎる」ということで当初より疑いの目を向けていた読者は多かったかもしれません。
ちなみにヨークの意味を強引に調べようとすると洋服の肩や背中などにある切り替え部分のことらしい。
そう考えるとヨークが本来のベガパンクとは切り替わって裏切り者であったという伏線の一つになっていたとも言えそうです。
これは強引ですが、単純に”欲”だけで構成された貪欲な人物だったと考えれば裏切って周囲を殺してしまうのも頷けるかもしれません。
ワンピース1078話ネタバレ情報2・ヨークは世界を混乱させる
・ヨークが空白の百年の研究のことを世界政府に伝え、五老星との話も済ませていた
・ヨークは知的で貪欲ゆえに夢は“唯一のベガパンク”&“天竜人になりたい”
・天竜人をなぜ目指すのかステラには理解できない様子
・見た目で騙すべく仕込んでいたが元よりヨークはベガパンクと同様の頭の良さ
世界政府に向けて空白の百年の研究が為されていることを伝えたのも当然ながら裏切り者のヨークです。
この研究はオハラが知った範囲を超えており、世界政府にとって非常に危険なものになっていました。
ヨークは五老星との会話も済ませており、ベガパンクが触れてはいけない歴史の研究をしていた事実を認識。
バスターコールを超えるような戦力でエッグヘッド島に向かっているのはそのためでした。
本当の意味で欲深く計算をして現状を作り上げたヨークです。
各性質が漢字によって割り当てられているベガパンクのサテライト。
そして欲は究極的な欲求のみが残っているように思わされていました。
それはまるで「本能の欲求のみ」が残ったように見えた部分でしょう。
しかも見た目にも少し抜けた感じで、言い方が悪いとバカにも見えてくるところでしょう。
ただよく考えれば分かりますが、元より全員がベガパンクから作られています。
よって”ヨークも当然知的である”のは事実。
しかも“知性”の中に”欲望”が入り込み、強く貪欲なサテライトが完成したことになります。
これは動物的な欲求が助長された訳ではなく、ベガパンクの持つ元の欲求が増大されたと考えていいでしょう。
ベガパンクは人間です。
そんな人間の欲求が増大されて貪欲になるとどうなっていくのか。
「唯一のベガパンクであること」を求めていました。
他のベガパンクをすべて殺すことで「自分だけが一人のベガパンクになれる」といった承認を得ることになります。
そして目指したのは”天竜人”でした。
ワンピースの世界での最上位の人間を目指したという意味では人間に潜む同じ欲求の現れと言えるでしょう。
まさに承認欲求、重要人物たらんとする欲求というところをヨークが強く持ってしまったということなのでしょう。
有名な書籍でも人間の根源の欲求の中で最たるものは重要人物でありたいと願う欲求だと言っています。
確かに命を捨ててまでも”名誉”を取る人間は歴史上にも多く存在していました。
「卑怯者!」と罵られるのなら英雄のままで死にたいと思ってしまう欲求を持つのは人間特有なものです。
食べる、寝る、排泄する、そんなものよりも大事なものが「自分は特別」「自分は重要人物」という部分にあったと考えても違和感はないでしょう。
ただステラからすれば「なぜあんな卑劣な天竜人などになりたいのか」と理解できない様子です。
制御できない欲求が増大されたヨークだけに、本来ある理性的な部分は排除されてしまっているのでしょう。
ヨークの石化はポーズだった
ヨークがリリスと共に行動している時にS-スネークによって石化させられました。
しかし実際にはこれもポーズ、要するにそう見せただけです。
ベガパンクと同じ頭の良いヨークでしかも貪欲という人物像を考えてみれば、すぐに分かるものでしょう。
S-スネークにわざと石化させて疑いの目を背け、そしてリリスたちが落下した後で石化を解いてもらい動き出したことになります。
よく考えるとこの場面でS-スネークは石化させたヨークを無視してレーザーでリリスたちを攻撃し、場所を変えさせました。
そう考えると描写の中にも多くのヒントが隠されていたということでしょう。
まずもって最初の設定からして、しっかりと「ヨークもベガパンクで実際はめちゃくちゃ頭が良い、その上にあらゆる欲求が強い」と思っていれば、見抜けた人がもっと多かったのかもしれません。
ワンピース1078話ネタバレ情報3・フランキーの石化は半分
・フランキーの石化は半分で話すことは可能ながら動けない
・ピタゴラスはS-スネークに踏みつけられて爆発
S-スネークの能力によって石化させられたリリスとウソップとフランキー。
しかしフランキーに関しては半分だけの石化で済んでいます。
喋ることが出来る状態ではありますが動ける訳ではなく、今のところは戦線離脱状態と言っていいでしょう。
そしてS-スネークはそこにいたピタゴラスを踏みつけて破壊します(その時に爆発)。
・アトラスはロビンとチョッパーと共に使われていないラボへ
・アトラスもヨークに敗れる展開か
アトラスは今のところ無事でしたが、ステラの居場所に当たりを付けます。
「今はもう使われていないラボ」ということでステラが捕まっている場所であるのは確実。
よってヨークのもとに向かうことになり、ここでアトラスも破壊される可能性があります。
戦闘力のあるロビンがどこまで対応できるかにもよりますが、仮にロビンを止めるセラフィムが現れなければステラを救い出すことも可能かもしれません。
ワンピース1078話ネタバレ情報4・S-シャークVSサンジの戦い
・サンジがかなり優勢なS-シャークとの戦いだが、相手は無傷
・手加減なしで魔神風脚(イフリートジャンプ)を使用した戦い
ナミを守るべく始まったサンジの戦い。
ジンベエも参加するかと思いましたが、現れたのはサンジのみで戦闘もサンジがしています。
S-シャークに対してはダメージを与えられないサンジながら戦況は優勢です。
しかし手加減をする様子は微塵もなく、魔神風脚(イフリートジャンプ)を当然のように繰り出しています。
もしルナーリア族の特徴である後ろの炎が無くなった時に対応というのを知れば倒せるのではないでしょうか。
やはり現状のセラフィムでは懸賞金10億クラスを相手にすると敗北するほどの力ということになるのか。
・S-ホークが逃げ出し、ゾロは追うが別方向でカクはゾロを追う
・S-ベアに対してはルフィとルッチが対戦を継続
・ボニーはくまの記憶の前で泣いている姿
今戦っている他のセラフィムにも動きがあります。
しかし倒れる訳もなく、また弱点である炎の消失も見られないのでしょうルフィたちですら対応しきれていません。
ここでS-ホークが逃げ出し、ゾロがそれを追いかけます。
方向音痴のゾロが何者かを追えるはずもなく、カクがそのゾロを追うという地獄展開です。
よってS-ホークは取り逃がしたので、これでアトラスといるロビンの元に向かうのは確定的でしょう。
S-スネークも戦闘を終了させているので、こちらがジンベエとステューシーに対峙することになるのか。
またボニーもくまの記憶の前で泣いている姿が描写されていて、その記憶の中身についてはまだ詳細が分かっていません。
(覚悟を決めて、記憶を見たのかも不明)
ワンピース1078話ネタバレ情報5・全てはエッグヘッド事件の前日の話
・ナレーションにて「今が世界が震撼するエッグヘッド事件の前日の話である」と説明される
・ステューシーと戦桃丸の会話からもバスターコールを超える軍力が向かっている事実が判明
・謎の人物から研究内容の暴露があったのが3ヶ月前(謎の人物はヨークのこと)
ONE PIECE 1078のラストではナレーションが示されることになります。
そこでは「エッグヘッド島で起こった世界を震撼させる事件の前日の話」というもの。
今ある現場が、すでに起きた『エッグヘッド事件』の前日の話と描写されていて、世界的な大事件になることが確定しています。
3ヶ月前にヨークによって与えられた事実によってオハラ以上の危険性を感じて消滅が確定したエッグヘッドということです。
しかし当然ながらエッグヘッドはオハラとは違い強力な軍事力を誇る島。
だからこそ黄猿を含め、五老星までもが現れての対応になったということでしょう。
⇒五老星の強さ!歴戦の強者でロジャー匹敵説
大規模な戦争になるのは不可避であり、そこに麦わらの一味が巻き込まれることになるのか。
今のままであればベガパンクを連れ出して逃げることが難しくなっています。
「エッグヘッド事件」の終結と結末はどんなものになっていくのか。
事件の前日の話だけに、まだ猶予があるのは分かっているところ。
ヨークを処理するなりしてステラを救い出せるのかどうか。
・エッグヘッド事件は全世界にとって想像できないほどの衝撃を走らせる
・事件の中で麦わらの一味が大きく絡んでいることが分かる(船内でニカ化したルフィの姿)
翌日に巻き起こる世界が驚愕する事件。
それを考えると「ベガパンクの死」と麦わらの一味が絡んでいるというニュースになるのかもしれません。
世界にエネルギーの面で希望の火を灯していたベガパンクを麦わらのルフィが殺したという報道が為されれば世界が信じられないと驚くのは当然です。
戦争が可能なほどの戦力を有した戦艦が向かうエッグヘッド島、そこに麦わらの一味。
しかも出航時にはニカ化したルフィが描かれています。
果たして翌日までにルフィとベガパンクはどうなっていくのでしょうか。
ワンピース1078話ネタバレ情報6・ボニーもシャンクスも描かれず
・くまの記憶も新たな描写は無し
・シャンクスVSキッドも描かれないままエッグヘッド終わりそう
シャンクスVSキッドは楽しみにしている読者も多いところ。
しかし進行はなく、もしかしたら後に回想という形でエルバフの到着前か、その後に語られるのかもしれません。
またエッグヘッド島で完了するであろうボニーがバーソロミュー・くまの記憶に触れるところも1078話ではありませんでした。
泣いている姿があっただけなので、ここもエッグヘッド島編の最中に確定した描写があるのかどうか。
まだ分かりません。
ワンピース1078話は裏切りのヨークを中心とした「エッグヘッド事件」の前日の話という重要な描写で終了します。
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Source: マンガ好き.com
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