終末のワルキューレ51話のネタバレを掲載しています。51話では、零福の中に波旬が存在した理由が明かされていく。そして、釈迦は憎悪の感情で六道棍を最強の形状に変化させていく。終末のワルキューレ51話の内容を知りたい方はご覧ください。
週末のワルキューレ51話のネタバレ
誰でも良かったんだ
ベルゼブブが「誰でも良かったんだ」「たまたま御誂え向きなのが目の前にあったから」「あの美しい土にどんな花が咲くのか」「ただ、見てみたかったんだ」「そう、誰でも良かったんだ」とつぶやいていた。
波旬の凄まじい一撃によって釈迦の左目が抉られていた。
アレスは「きょ、巨大な斧爻をも防いだあの楯をやすやすと貫いただと？」と波旬の破壊力に驚いていた。
波旬が「素晴らしい」「頭を貫くはずだったが、すんでのところで躱したか」「だが、どこまでいけるかな」と手を変形させ襲いかかる。
釈迦が神器で応戦するが防戦一方だった。
ロキが「左目完全に終わったっぽいね」「左側責められっぱなし」「あ〜あ、ダッサ」と口にしていた。
波旬と釈迦のせめぎ合いが続く。
ソクラテスが「体の向きを変えて死角をカバーしたか」と言うと、孔子は「彼を知り、己を知らば百戦危うからずだ、です」と言う。
凄まじい打ち合いが続くが、やがて波旬が釈迦を押していく。
アレスが「あの釈迦を手玉に」「あの強さ、奴は一体何なのだ？」と驚いていると、ゼウスが「貴様ごときに理解できるはずもない」「波旬の強さは凡百の神など足元にさえ及ばぬ」「なにしろ奴は、かつてヘルヘイムを半壊させたという正真正銘の怪物だ」と語る。
アレスが「ヘルヘイムを半壊！？」と戦慄すると、ゼウスが「いや、半壊で済んだ、と言うべきか」「伝説に拠れば、波旬は破壊の限りを尽くした末、ある日突然消滅」「幾星霜経っても二度と復活することはなかったという」「わたしが冥界を治めることとなるよりもずっと大昔のおとぎ話のような存在だと思っていたよ」と語る。
ヘルメスが「その伝説の波旬がなぜ今ここに？」と尋ねると、ゼウスは「考えられる理由はただひとつ」「何者かが消滅した波旬の僅かな残穢を入手」「何らかの方法で培養」「種子のようなものを作り、そしてその波旬の種を零福に植えた」と説明する。
アレスが「い、いったい誰がそんなことを」と信じられずにいると、ゼウスが「そんな技術を持ち、こんな手間のかかる無駄な遊びをする物好きはあやつしかおるまい」と答え、ヘルメスは「あぁ」「なるほど」「ベルゼブブですか」と理解する。
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憎悪
釈迦が波旬の斧を押し返そうとするが、うまく躱され足を貫かれてしまう。
明らかな釈迦の劣勢に人類側も「だ、ダメだ」「もう釈迦様の攻め手がない」「強すぎる、波旬」と諦めムードだった。
波旬が「もはやこれまで」「おとなしく我が天誅を受けよ」と言い放つと、釈迦は「天誅、天誅か」「本当はそこにいるんじゃないの？」「返事してくれよ、零福ちゃん」と返す。波旬が「ぜろ、ふく？」「あの三流神のことか？」「とっくに喰ろうたわ」「心配いらぬ」「あやつは立派に我の養分となった」「塵芥に等しい三流神にとっては極上の待遇」「さぞ涙を流し喜んで」と大笑いすると、釈迦が「五月蝿え」と叫ぶ。
そして、「そっか」「いま、決めた」「てめえは俺が仏っ殺す」と宣言する。
六道棍は釈迦の感情により変化する。餓鬼道五之道。だが、この時釈迦が心に抱きしは、かつて毒として捨てたはずの感情。憎悪。聖観音。それによって六道棍は、釈迦さえ知らぬ形状へと変化した。曰く、荒神の戦鎌。
波旬が「笑止」「我のような至高の存在に抗おうともがく、貴様らのような塵芥に問答無用に罰を下す」「それがたまらなく心地良い」と襲いかかると、「往け」と釈迦が業滅輪廻を繰り出す。
波旬が「鈍いな」と余裕で受け止めるが、釈迦の攻撃に押されていく。
波旬が釈迦の攻撃をいなすが、釈迦は「もう一丁」と業滅輪廻久遠を繰り出す。
が、それも波旬には受け止められカウンターを浴びてしまう。
波旬が「何か、言い遺すことはあるか？」と言うと、釈迦は「じゃあもっかい、言わせてもらうよ」「神が救わぬなら俺が救う」「邪魔する神は俺が殺る」と言い放つ。
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Source: サブかる
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