伊藤の表札を取る判断をしたカイジ。そこにモネ婆さんが現れて無職で親のすねをかじるクズと認定される。
※カイジ24億脱出編の本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
今頃になって疑心暗鬼のカイジ。
そして表札が木の板にマジックで手書きの”伊藤”に違和感を持ちます。
近所で噂されているのではないかという恐怖。
結果的に取り外すことに決めますが、そこで出会うのがモネ婆さん。
仲良くしろと言われ、なおかつ無職であることと時々届く書留(キャッシュカード)を親からの仕送りと思われます。
クズ呼ばわりされるカイジですが、あながち間違いでもないから面白いところでしょう。
少なくともモネ婆さんには強烈に印象づいたカイジだけに、この状況をどう思うかに注目です。
それではカイジ24億脱出編の452話を考察していきます。
伊藤の表札に違和感を持ち始めたカイジ
カイジは籠城作戦を決めた訳ですが、今更になって”伊藤”としている表札が気になります。
板にマジックで書いただけの表札。
見る人が見れば「なにこれ」となるのは当然のものでしょう。
よって近所ではすでに「板に手書きの伊藤が引っ越してきた」とい噂になっているかもしれません。
ただでさえ近所付き合いのないカイジたちだけに不穏に思っている住民が周りにいても何ら不思議はないでしょう。
結果的に新しい表札にして、また目立つよりも”外してしまう”という結論に至りました。
郵便も今まで配っていた場所だけに表札が無くなっても書留のチャイムは鳴らすことになるので問題はないはずという考えです。
モネ婆さんには蒲池も伊藤も知られている
表札を外すと、そこに現れたのはモネ婆さんです。
伊藤と蒲池を行き来する表札に対して「住民同士で揉めている」と考えていたモネ婆さん。
当然ながら蒲池も伊藤も知っていて、しかも記憶に残っています。
これは非常にまずい状況と言えるでしょう。
近所の噂ではないですが、裏に奇妙な男がいて、その人物が伊藤と名乗ったり、蒲池と名乗ったりしているとなれば帝愛の捜査網に引っかかれば確実に居場所を伝えてしまいそうです。
但しモネ婆さんは別に嫌な人間ということでもありません。
言わば典型的な世話焼き婆さんというところか。
カイジの時代背景は令和ではないので、このくらいの近所のおばあさんなんて、どこにでもいたように思います。
無職の親不孝者と思われるカイジ
カイジは一先ずモネ婆さんにイトーであると名乗りました。
そして働いていないことも判明。
若い男が家に籠もって、ずっと無職のまま。
たまに来る書留の郵便物を現金書留と思うのは当然のことでしょう。
つまり親からの仕送り。
親のスネ限りで生きている怠け者であると判断しました。
今となってはそんな人間も多くなったので、別段他人に対してとやかく言う人もいなくなりました。
ただ時代が時代。
無職で何もしていないカイジに対してモネ婆さんは親不孝者ものの怠け者と糾弾しています。
実際は3人で20億を超える財産を持っていますが、それについては言うでもないことでしょう。
クズ呼ばわりされて、髪を切れといわれるカイジですが、一番の問題はこのモネ婆さんに強い印象を与えてしまったことではないかと思えてなりません。
もし帝愛がモネ婆さんと接触したら、と思えなくもないですが、実際はモネ婆さんもカイジたちを守ってくれるかもしれません。
果たしてどう展開していくのか。
次はリサイクルショップでの聞き込みに進展ありな状況になるかもしれません。
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Source: マンガ好き.com
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