まぁ本当に、サブタイトルの通りです…。
最終章に差し掛かって、仮面ドクターズの情報が次々と判明して
逮捕&チーム解散の危機が迫っている段階だっていうのに、
なんでこのタイミングで主人公の過去を放送したのかが謎です(汗)
案の定、本編の8割は回想で。
うーん…いくら回想で話を進展させたとしても、もうそれは”過去”でしかない訳で、
個人的にはお預けを食らったように感じてしまいました。
劇中の言葉を借りるなら、構成に関しては「優先順位」は大事だったかと思います…。
肝心の波佐間もとい天野(妻夫木聡)のエピソードにしても、
何だか、ツッコミどころ満載でしたね。
子供と大人で肺の大きさって違うんですけど、堂前(松澤一之)と適合したんでしょうかね?
で…いくら剣持(鹿賀丈史)の思惑通りに事が動いてたとしても、
よほど手慣れていない限り、警察の調べが入ればでっち上げだって
すぐ分かると思うんですけど、そこら辺もどうなんでしょう。
先が読めやすいっていうのもありますが…
粗がついつい気になってしまって、あまり残酷には感じられず(汗)
未来を託した真田(榎木孝明)も、きっと天国で泣いていると思うんですよ。
だって、医者として再びやり直して欲しくて、あの言葉をかけたのに…
今では多額の報酬を請求するわ、
(内容的に結局助けはするけど)患者を「生きる価値があるかどうか」で選別して、
条件に合わなかった人は切り捨てるような闇医者になってますから(苦笑)
これ…ある意味「お金が大事」な剣持の考えと一緒で、
恩師と言うほど、真田の言葉を聞かなかった当時を後悔している
波佐間と矛盾を感じさせるんです。
このエピソードを仮に5話に持ってきた所で、印象はあまり変わらなかったかもしれませんが、
今まで数々の1話完結型のエピソードを見てきてからの今回だったので…
主人公の価値観に余計に違和感を覚えるんだと思います。
過去から現在の話に戻ったからなのか、警察の雰囲気も急に変わりましたね。
対策本部を作って緊迫感を出すくらいなら、
あのコケたり怒鳴ったりするコミカルな警視庁の存在って何だったの?という…w
途中までは、演出家が交代して、一旦メイン監督に戻りながらも、
シリアスとコミカルのぎこちなさが徐々に改善されてきたように思えたんですが、
ここにきて、複数の演出家(8話時点で合計4人)だからこその弊害も
出てきてしまった感じですね。
やっぱり、何を優先するかで物語の見映えって変わってきますね…
あ…冒頭と同じような事言っちゃってるなぁ(苦笑)
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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