世界政府の最高権力である五老星の強さについて「全盛期は最強」との呼び声も高いところ。
本編に五老星の戦闘シーンが描かれるのかどうか、そして強さはどのくらいなのかを考察していきます。
名前は古代兵器と同じく星の名前がついていることが判明しました。
⇒五老星の名は水・金・火・木・土の五惑星
世界の秘密、空白の100年に何が起こったのかを知る数少ない人物でもあります。
果たしてその実力はいかほどのものなのでしょうか。
五老星がロジャーや赤犬に匹敵する説
五老星は天竜人の最高位であり、世界政府の最高権力者となります。
パンゲア城の権力の間に座していますが、黄猿とエッグヘッドに向けて航海するジェイガルシア・サターン聖の動きから(ワンピース1073話より)徐々に政府も変化の流れに飲まれている感じがしています。
なぜこの五老星と呼ばれる老人たちが最高権力の座にいるのかは、全くの不明となっています。
一説には「五老星も不老不死」という説も出ていますが、さすがに何人もの不老不死が出てくるのは違和感があるでしょう。
空白の100年に対する知識もあり、隠されずに伝えられた真実を持つ5人ということになります。
選出方法がローマ教皇の選出方法などに近いものであることも考えられるでしょう。
そんな五老星ですが「実力はどんなものなのか」と登場時から言われ続けています。
“五老星はロジャーや赤犬に匹敵するほどに強い”
以前からある説ですが、ゼロではないと言えるでしょう。
しかしそうなると世界政府の最高権力者であり、何かと立場だけを振りかざしている天竜人の頂点ということで見れば違和感があります。
もし五老星が強いとすれば「世界の支配は腕力の支配」とも取れるからです。
それこそロジャーや赤犬よりも強いという状況はマンガの示す方向性からも少し逸脱するのかなという気がしてなりません。
五老星の全盛期は強かった
五老星が強かったとしても「全盛期は」という条件付きになってくるのではないでしょうか。
もしそうなら腕力を含めた実力が最高権力者になる道筋に必要ということになるのかどうか。
貴族意識から考えると血統が一番の理由になりそうですが、様相を見ていると五老星が雑魚とも思えません。
それほどに威圧感もあり、サターン聖などは顔に傷があって歴戦の猛者を思わせます。
五老星の一人であるガンジーのような様相の男はずっと刀を抱えています。
あれも刀を持つのが趣味ではなく、純粋に侍のような魂を持ち、おそらく剣術の使い手であろうと予測できます。
最上大業物の一つであろうと予測されている刀ですが、この男がゾロと戦うような展開が今後無いとは言い切れないでしょう。
ワンピースはラスボスが誰になるのかも予測しかされていない非常に難解なマンガでもあります。
説として多いのは“黒ひげ”や“赤犬”や“イム様”、そして“シャンクス”や“ドラゴン”とする説なども存在しています。
“五老星がラスボス”と考えているものは少なく「そもそも戦闘シーンもない」と考える方も多いところ。
それこそ空白の100年の歴史が暴かれて世界政府そのものが存続不可能という時点で「五老星の役目は終わる」とする説もありました。
ガープのように過去の栄光のようなものが五老星の中にもあるのかもしれませんが、本編でその実力が示されることはなく終わることもあるのかもしれません。
もしくはイム様を守る意味で五老星が前線に立って戦うこともあるのか。
しかし戦力としては海軍がその下についている状況になります。
赤犬などを差し置いて、五老星(全員老人)が戦闘に繰り出すというのも異質なものになるでしょう。
やはり今は五老星は権力の座についているだけというのが、しっくり来るのではないでしょうか。
それとも世界をまた崩壊させるほどの力を有しているのか。
五老星は権力の象徴でしかない
五老星はあくまでも現在の支配構造の中での権力の象徴という位置づけになるでしょう。
彼らが実際に戦闘を繰り広げ、あまつさえロジャーや赤犬に匹敵するというのはどう考えても違和感があります。
(過去そういう実力者であった可能性は否定できませんが)
現体制が崩壊すると同時に五老星も喪失する。
但しその現体制の終わりというのが同時にONE PIECEというマンガの終わりを意味するのかはまだ分かりません。
今のところは「実力者というよりも権力者」という感覚で見ておくのが正しい読み方になってくる気がしてなりません。
もし現在の強敵たちの勢力図に対抗してくるとすれば、それこそ古代兵器と呼ばれるような道具を用いた強さになってくるはずです。
五老星も古代兵器説
五老星の名前は古代兵器と同じく星の名前がついています。
これもまた何かの伏線である可能性は高く、それこそ世界をひっくり返すような大事な役割に関わっている人物ということもあるでしょう。
惑星直列やポールシフトなどもワンピースの世界では「起こるのではないか」とまことしやかに語られているものです。
⇒キッドの能力「ジキジキの実」がポールシフト起こす
また古代兵器は3つではなく、8つあり、五老星はそれぞれが古代兵器とする考え方もあります。
ただこうなると“後出し感の強さ”は否めないところで伏線王と呼ばれる尾田先生のやり方ではなさそう。
ある巨大な王国が支配体制の頂点にあった時、それに反旗を翻した今の20の王国たち。
本来はある巨大な王国が持っていたであろう超規模の兵器が8つあったとすればどうでしょう。
そしてある巨大な王国側にも裏切り者があらわれ、その内の5つが持ち出されたとすれば、今の世界政府は古代兵器に匹敵するものを5つ持っていることになります。
その管理を任されているか、起動に必要なのか、それともしらほしのように人物そのものが「古代兵器」なのか。
五老星=知らされていない古代兵器とすれば実力というよりも危険度は尋常なものではないでしょう。
もしそうなら「強さ」という判定が出来ないほどの存在になりそうです。
この場合はある巨大な王国が失われたのと同じく「現体制への反旗」という構図が生まれ、主軸は革命軍になりそうな予感もします。
そして革命が起こり、現体制が倒れ、また同じく別の支配構造が生まれるというループに楔を打ち込むのがルフィ(麦わらの一味)ということになるのか。
単純に世界政府を倒してバンザイというようなストーリーにはならないでしょう。
五老星の強さランキング
五老星の実力がロジャーや赤犬といった強者に匹敵する可能性も勿論あります。
もしくは全く別の兵器の力によって「強さ」とは逸脱した存在であることもあるでしょう。
また単なる権力の頂点というだけで実力は関係ないこともあるかもしれません。
何にしても五老星の強さをランキング付けするような事態にはならないのではないかという感覚も生まれるでしょう。
最初に登場したのがサターン聖であることから、土星から順番に太陽に近い名前がついた人物が「一番強い」とする考え方もありました。
よってマーキュリー聖が一番強く、サターン聖がランキングでは5位に位置するということになります。
ワンピースでは太陽の神ニカが主人公であるルフィとなったことで太陽系というものが強く意識され始めています。
またエネルが月に行き、そこで見た壁画で宇宙規模での戦争が巻き起こった可能性が考察されています。
プルトンも戦艦という表現から「宇宙戦争で使われたものなのではないか」とも言われているところ。
それこそ戦艦ヤマトのような感覚です。
宇宙戦艦ヤマトに関しては地球の放射能汚染を解決すべくイスカンダルへ向かって進んでいくという話になります。
ワンピースと繋がる訳ではありませんが、プルトンそのものが月での大戦で使われた戦艦だったとしても違和感はなさそうです。
ワノ国でカイドウの子供として登場した人物の名前が「ヤマト」であったことも何か関わりが出てくるのでしょうか。
※あのヤマトは日本神話のヤマトタケルノミコトから来ているというのが有力です。
五老星の強さランキングが実際に導き出される日が来るのかどうか。
本編最終章の中でも本当に終幕に近いところで明らかになっていくであろう五老星の本質。
政府転覆の後に、新たな時代を作る意味で麦わらの一味が活躍するのなら最終章の中盤では多くのことが導き出されているのかもしれません。
何らかの戦闘シーンで五老星が実力を示すとすれば、その転覆時の戦いになるはず。
果たして「強さ」を計れるような描写があるのでしょうか。
そのあたりも楽しみに見ていきたいところです。
また新たな情報が出次第、記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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