ジャガーン156話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
自衛隊の戦闘機すらも破壊したメタ・ノーメン。
為す術もない感じですが、地上ではベルが蛇ヶ崎の元に。
そして新たな欲望「ベルと遊ぶ」で再起させます。
ベルちゃん、可愛いです。
逃げないベル
自衛隊機は破壊されてしまい日本政府としては「アメリカ頼り」を発動。
アメリカからすれば極東の島国で世界を崩壊しかねない存在の発生です。
「助ける」なんて気持ちもなく、局地ミサイル攻撃で爆撃を行う気がしてなりません。
最終的には核の使用もありそうなマンガの展開。
そこに現れる救世主がベルとなりました。
ほとんど諦めに近い状態になっている愛理、そして「逃げるなら」とドクちゃん。
ベルちゃんは「誰が逃げるっつったの?」とちょっと表情恐いです。
蛇ヶ崎は諦めている
メタ・ノーメンに倒されてしまった蛇ヶ崎。
ジャガーン154話でメタ・ノーメンによる「ぶっぱなす返し砲」を喰らって瀕死のジャガーン。
よく頑張ったと蛇ヶ崎はすでに諦めムードです。
今残っている欲望もなく「おつかれジャガーン」と自己完結して死の淵。
そこに現れたのがベルちゃんです。
倒れている蛇ヶ崎をしゃがんで見下ろす形になっているベル。
「おつかれさまでーす」といつものベルちゃんがそこにいます。
やり残した事があるベルちゃん
ベルちゃんは蛇ヶ崎に言います。
世界終わる前に私、蛇ヶ崎さんとやりたいことまだ残ってるんですけど。
-ベルちゃん-
(ジャガーン156話)
すでに立ち上がるだけの欲望は残っていません。
でも可愛い女の子で、しかも不本意な別れ方をした元恋人。
そんなベルちゃんに何か頼まれたらきかない訳にはいかないって男なら思いそうなもの。
ベルのやり残したこと。
『私、温泉行きたい』
なんとも普通。
でも普通だから響くってことがあります。
箱根温泉へ行きたいベルちゃん
ベルちゃんの願いは小さなものです。
しかしながら今この状況下ではある意味で叶えられないとんでもない欲望って気もします。
世界が終わろうとしている中での「温泉旅行」です。
「箱根とか行ってみたいなぁ」
美味しいものを食べて、話をして、イチャイチャしてとベルちゃんは今したいことを蛇ヶ崎に伝えます。
こんな普通の中にある非日常の空間を楽しみたいベルちゃん。
どうです?
乗りませんか私の欲望。
-ベルちゃん-
(ジャガーン156話)
三日月の死などを経て強い欲望を得てきた蛇ヶ崎です。
その意味では今回のベルちゃんの欲望は薄くも感じるでしょう。
しかしながら先に伝えた通り世界が終わろうとする中で「普段の延長」というものがすでにイレギュラー中のイレギュラーとなります。
箱根温泉に行って恋人同士でイチャイチャするなんて、もうすでにメタ・ノーメンが現れたことで本来は絶対に叶わない強烈な欲望の一つになっています。
可愛すぎるベルちゃん
ベルちゃんは蛇ヶ崎に世界がどうとかはどうでもいいと言います。
そして蛇ヶ崎も同じだろうと。
バカにしに来たのかという蛇ヶ崎ですが、べルちゃんは続けます。
「まだ好きなんだから仕方ない」
そう言いながらしゃがみこんで見下ろしているベルちゃん。
蛇ヶ崎さん、遊ぼ。
-ベルちゃん-
(ジャガーン156話)
物凄い普通の可愛い顔でそう伝えるベルちゃんです。
この可愛さにあてられて改めてジャガーン再起動しました。
結局オトコはすっごい可愛い女の子の一言には勝てないってことです。
というか、それが全てってことで生きているとも言えるでしょう。
こうしてベルちゃんの普通ながら今の世界では普通ではなくなった強烈な欲望によって蛇ヶ崎が復活。
最終戦へと駒を進めて行くことになりました。
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Source: マンガ好き.com
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