現代のジョイボーイがルフィであると確定した本編。
⇒ジョイボーイ=ニカ化した者だと判明
しかしまだまだ謎は残されていて、その一つがジョイボーイの遺した魚人島の謝罪文でしょう。
はっきり言えば「空白の100年」に何が起こったのかはほぼ不明の状態にあります。
魚人島に残されていた謝罪の内容は「人魚姫との間に結ばれた魚人島との約束」を守れなかったことに対する文章でした。
その内容についてはネプチューンも「詳しくは伝わっていない」と明言を避けているところ。
本編でこの内容を知っているロビンも詳しく語ってはいません。
どんな約束で当時のジョイボーイに何があったのでしょうか。
ジョイボーイは誰に謝るのか
まずジョイボーイの謝った相手ですが、これは当時の魚人島の人魚姫に対してでした。
今で言えばルフィがしらほしに謝るようなものでしょう。
しらほし=ポセイドンということが確定している状況なので、この時の人魚姫もポセイドンであり、また「戦争」と大きく関連しているのは言うまでもないでしょう。
ジョイボーイは人魚姫との間に魚人島に対して何かをする約束をしましたが、それが成し遂げられず謝罪しています。
果たしてどんな約束が成されたのでしょうか。
ジョイボーイは何をしたのか|果たされなかった約束
ジョイボーイはなぜ魚人島との間の約束を果たせなかったのでしょうか。
それが”戦争での敗北”を意味しているのか、当初とは違う立場になってしまったからなのかは不明です。
例えば”仮の話”としてこんなケースも考えられます。
最初は「ある巨大な王国」が世界を支配しており、それに対して20の国が言わば革命的に反乱を起こしたとします。
最初こそ自由を求める20の国側に立っていたジョイボーイが、いつの間にか20の国側の思想にも問題があると知って、ある巨大な王国側につくしかなくなったなどの理由があったらどうでしょう。
もちろんこの逆でも同じです。
どちらがどういった立場で戦いを行っていたのかについて詳細な情報はありませんので、この戦争がどうして行われたのか深い理由は分かりません。
それこそが歴史の深い闇に葬られている部分でもあります。
何にしてもジョイボーイは「通常とは違う動きをしてしまった」ことで約束を果たせる立場ではなくなってしまったのかもしれません。
単に敗戦によってジョイボーイが死ぬなどしたならわざわざ古代文字を使って謝罪文を残すというのも違和感があります。
そこには古代文字で残す意味と、それが出来るだけの時間的な余裕もある状態だったと考えるのが妥当ではないでしょうか。
ジョイボーイは人魚姫にプロポーズをした
ジョイボーイが人魚姫にプロポーズをしたという説もあります。
またジョイボーイについてはイム様の同一人物説もあり、もしそうなら「あの大きな麦わら帽子」が巨大な人魚姫にわたす予定のものだったとも考えられるでしょう。
本当は自由な世界を創り上げて、魚人島も太陽の下でみんなと同じく過ごさせてあげるつもりだったのかもしれません。
そしてそんな世界で結婚する予定。
しかし現実はそう甘くなく、ジョイボーイの力だけで世界の支配構造を変えることは出来なかったとも考えられます。
その場合は「ある巨大な王国」という支配からは逸脱して勝利しながらも「次は20の国」が支配する状態になって、実際には何も変わらなかったということなのでしょう。
人魚姫にプロポーズした説はあながち間違ってもいないのかもしれません。
果たせなかった約束の中に人魚姫との結婚もあったのかどうか、気になるところです。
魚人島との約束とは何か
魚人島との約束。
これはおそらく先述の通り「太陽の下で全ての種族と共に過ごす」というものではないでしょうか。
太陽の下と「麦わら帽子」もまた関係が深いものだけに特別な意味をはらんでくるのかもしれません。
そして「いずれ現れるジョイボーイに代わって約束を果たす者」がルフィということになります。
ジンベエがタイヨウ海賊団を結成し、また太陽の神ニカについて知っていたのも魚人島とジョイボーイの約束が絡んでいると考えて良さそうです。
ルフィも願いとしては同じ様なものを持っていると考えていいでしょう。
別に高尚に掲げている訳でもないですが、多様性を認める世界観というのは麦わらの一味にもしっかりと現れています。
麦わらの一味には普通の人から動物に魚人に王族にサイボーグ、そして死体まで多種多様な揃い踏みを見せています。
巨人はいませんが、これはエルバフの上陸の後に「新たな仲間が増える」可能性が十分あるでしょう。
但しここではウソップが離脱する説もあるので、どうなっていくのかはまだ分かりません。
結局ジョイボーイの謝罪文の内容
結局のところジョイボーイの遺した謝罪文の内容はどんなものだったのか。
ジョイボーイが戦争なり、立場の変化があり、魚人島を別の種族も同じ太陽の下で過ごせるようにするという約束が果たせずに申し訳ないという謝罪だったと考えるのが妥当でしょう。
ルフィがワノ国で言った「腹いっぱい食べられるようにする」という約束と似たようなものです。
これをカイドウ戦の末に叶えることに成功したと言えるルフィ。
またしらほしとも約束を交わしています。
それが「本物の森を散歩する」でした。
ルフィの方がはるかに気軽な約束をしていますが、初代のジョイボーイについては律儀な人間模様が見え隠れしています。
だからこそ本当の意味での解放の戦士にはなれず、多くの人の絶望を笑顔に変えて剣を置かせることが出来なかったのかもしれません。
全てを笑い飛ばせるような人間だったからこそ、ルフィへの期待が高まる部分もあるのでしょう。
そう考えると初代ジョイボーイはそれなりに生真面目な性格だったというのも読み解けるかもしれません。
但しルフィは違います。
これまでジョイボーイでも叶えられなかった約束事をことごとく全て叶えていくような未来が待っているのでしょう。
時代を超えてジョイボーイの謝罪しなければならないような状況、その罪(ズニーシャの罪も含め)も全てを飲み込んで「世界を夜明けに導く」役割をになっているのでしょう。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント