期待値をすっっっごい低く設定していたからなのか…
意外と悪くなかったかも…というのが、初回を見ての一番の感想。
いや、面白く見られたかも?(笑)
タイトルの通り、大病院が占拠されていく様子が描かれていっているのもあって、
本作の作りは、大枠で言えば「ワンシチュエーションドラマ」にはなるんですよね。
スタッフが関わっているだけに、設定や演出の所々に
「ボイス」「レッドアイズ」がチラついたり、
意図的に隠しているようなあざとい見せ方はあれど、
その作りになっていたのが功を奏していたのかもしれません。
お陰で、登場人物の動向に焦点が当たり、
「武装集団vs主人公側」という対立構造で魅せる物語である事が
視聴者に伝わりやすい内容になっていましたし。
内容自体も、武装集団の目的は何なのか?
過去に傷を負った武蔵(櫻井翔)がどう立ち向かっていくのか?の2点に絞って
展開されていったのもあって、
緊迫感を持続させながら、あっという間に見終える事が出来ました。
何なら、ちゃんとサスペンスしてる…とすら思えてしまいました(笑)
また、警察が全然仕事の出来ない組織に描かれていたり、説教シーンがあったり、
妻・裕子(比嘉愛未)を絡めて「家族で幸せな時間を過ごしていたあの頃」なんていう
湿っぽいエピソードを盛り込んだりしなかったのも、見やすさに繋がった気がします。
個人的には…本作のようなトンデモ設定を活かしたサスペンスは
ツッコミ要素は1つだけあれば十分で、複数追加していったら
物語の没入感を薄める”ノイズ”になると思っているのでね。
謎の行動をしまくる鬼たちがそれを丸々受け持ってくれているのもあって、
ハラハラしつつも、今後も楽しんで見られそうなのにも安心です。
ただ、唯一気になるのと言えば…見所を絞っている分、
やっぱり、この内容で10話も持つのか?って事。
2時間スペシャルとして一気に見せた方が向いているとは思うんですが、
いくら鬼が10人いようが、今回はここが判明して…この鬼の正体を明かして…
というやり方では、どう考えてもマンネリ化する可能性が高い訳で。
となってくると、そのうち、警察か病院側にいる内通者探しや、実は生きていた医者、
病院外で事件勃発…といった追加エピソードが増えるんだろうなぁというのも
読めてはしまうんですが。
マンネリ化を感じさせないようにどう盛り上げていくのか?
今後はそこに注目して見続けてみようと思います。
最後に…青鬼の正体は、考察が苦手な私でも分かりましたよ。
某ドッキリ番組で、水着が溶けていったあの方ですよね?(笑)
CMでヒントを出している時点でねぇ…
警察による声の解析よりも、視聴者の特定の方が
SNSでトレンド入りするほど早いのには笑っちゃいましたw
Source: りんころのひとりごと。
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