僕のヒーローアカデミア371話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
異形の者たちが集まって暴徒と化したスピナー率いる軍勢。
その数は一万五千という膨大なものとなっていました。
差別的な扱いを受けた暴徒、それを率いるスピナー(暴走していて思考は無い様子)。
そこに「お前らとしての考えはあるのか」と問うた障子に回答するところです。
しかし障子が幾ら語ったところで残念ながら民衆は動き出さずスピナー側に付いています。
但しスピナーは答えを持っておらず、考えがないことが露呈しました。
それでも止まらない暴徒。
こうなってしまうと、思想よりも暴力による快楽が暴徒を支配してしまっていると考えていいのかもしれません。
それでは僕のヒーローアカデミア371話を考察していきます。
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ヒロアカ371話ネタバレ情報1・障子の声届かず
・同じ異形の障子の語りは民衆に届かず
・民衆は変わらずにスピナーを支持
障子も同じ様に異形として暮らしてきました。
だからこそ口元を隠し続けて過ごし続けていたのでしょう。
開いた口元には古傷がありました。
この古傷の意味、そこに潜む過酷な日々がどういったものだったのか。
当然ながら暴徒と化した民衆は、それゆえに障子の語りを聞きはします。
しかし今になって障子の言葉だけで一万を超えるこの軍勢が止まるはずもありません。
同じく異形である口田甲司には届いたとしても、中々上手くいくものではありません。
特に前話で言われた通り「気味が悪い」の一言で排斥されていた者たちの心の闇は多少の光でどうにかなるものではないでしょう。
結果、民衆は変わらず代弁者であるスピナーを支持しています。
ヒロアカ371話ネタバレ情報2・スピナーは何もわからない
・スピナーにも障子の質問に対する答えはない
・民衆は混乱しても戦いが止むことはありません
障子の質問。
どんな考えを持っているのか。
そこに本当に自分なりの正義となる思想があるのかを問うていると言えるでしょう。
お前たちは何のために、というものです。
しかしスピナーは前話でも見た通り完全な暴走状態で思考力は存在していません。
あるのは「黒霧を奪還」というそれだけ、言われた通りに進んでいるだけ。
結果「わからない」と言う納得の出来ない回答のみとなりました。
民衆としても期待外れではありますが、扇動はそのまま続き戦いの渦は消え去ることなく僅かなヒーローと警官を襲います。
人の差別意識、それこそ多様性について深く考えさせられるところでしょう。
実際に僕のヒーローアカデミアのフィギュアなども異形の者は販売の数も少なく売れていないのが分かります。
そう考えると実社会においても「気味が悪い」を理由に排除しているような場面がないか。
「自分たちと違う」は排斥の理由となってしまうのが世の常でもあります。
自分の行動を改める必要もあるかもしれないと思わせられるスピナー編となっています。
AFOが託した一つの思い。
スピナーはこのまま黒霧奪還まで突き進むことになるのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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