赤麗が城内の井戸に毒を盛られたことで全滅。
策にはまり込んだ形で壁将軍は瀕死の状態となってしまいました。
そして桓騎が入城しているであろう宜安への全軍包囲を行う李牧。
三十万が一斉に宜安に襲いかかればひとたまりもありません。
籠城する側が有利と言っても、あまりの数の多さでさすがに相手にならないのは目に見えています。
となれば史実通りの動きを桓騎が見せることになるのではないかと予想します。
桓騎が肥下に向かって動き出すことになるでしょう。
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桓騎軍は肥下に向かって進軍
史実で見ると桓騎軍は肥下に向かっての進軍を開始しています。
よってキングダムでも動きとしては桓騎軍が肥下に向かうのは確実と言えるでしょう。
宜安の民が肥下に疎開した事実が敢えて語られたのも、そのための伏線であったと考えて良さそうです。
秦国軍として生き残る道は民を人質に取った交渉になるのか。
しかしその前に肥下を落とす必要があります。
宜安とは違い民を疎開させたとすれば、それなりの戦力を城に残しているのではないでしょうか。
夜の奇襲でもないと考えれば粘りを見せる可能性もあります。
一刻を争う秦国軍としては、この僅かな粘りが死戦への変化になる可能性もあるでしょう。
宜安に残るのは誰か
李牧が全軍をあげて宜安に向かっています。
その数は三十万で一つの城が耐え得るようなものではありません。
ただ完全に宜安を明け渡してしまえば肥下に向かっている桓騎連合軍が後ろを討たれるだけです。
誰かは残って李牧の三十万に対応することになるでしょう。
死ぬために残るような状態と言えなくもないですが、楽華隊や飛信隊が残る可能性があるのか。
長く持たせる意味では少ない数でも民を人質にするしかないかもしれません。
李牧としても僅かな時間的猶予を作る可能性はあるでしょう。
一体誰を連れて肥下に向かうのでしょうか。
史実的に見れば精鋭が逃げ果せる
キングダムは史実に則りながらもオリジナルのストーリーが構築されているマンガです。
よって史実だけを頼りに予想することが出来ないのもまた面白さの一つ。
一応史実で言うと、この戦は最終的に「一部が秦国に逃げ果せる」のが分かっています。
主人公である李信や後の活躍が確定している蒙恬は100%逃げる果せることになるでしょう。
これは後に登場することが確定している羌瘣もまた同じです。
もし宜安に残っていた場合、包囲されてしまって、それを抜けるのが困難になるでしょう。
秦国からの援軍で宜安の城からの脱出に成功するということも有り得ますが、普通に考えると外で離脱して命からがら戻ってくるという方がしっくり来ます。
よって楽華隊も飛信隊も少なくとも普段見ている精鋭部隊は全て桓騎と共に肥下に向かうのではないかと予想されます。
初の完全なる敗走の経験ということになりそうです。
史実では李信と蒙恬がもう一度敗走する
信と蒙恬は楚の項燕に大敗
桓騎の幼少期の話は出るか
桓騎が砂鬼に入る前のエピソードは桓騎本人が語る以外には考えられません。
そしてそれを知らずして桓騎の本質を知ることは出来ないでしょう。
聞くのはおそらく信となるでしょう。
桓騎がそれを語るとすれば一体どんな時なのか。
少なくとも「勝てる」と考えている今の桓騎ではないはずです。
仮に李牧に対する敗北が決したような瞬間があれば、そこで死を覚悟した桓騎が全てを語る可能性はあるでしょう。
それを聞いた信がまた一つ死に行く将軍から想いを受け取る展開となるのか。
最初は六大将軍の最後の英傑であった王騎将軍から矛を受け継ぎました。
そして六大将軍に並ぶほどの逸材であり、李牧から本能型の極みと言わしめた大将軍である麃公。
信は麃公大将軍の最期で盾を受け取り、政を守るべく蕞の戦いに向かい見事勝利をおさめます。
今回の戦の最後で桓騎から何かしらの想いを受け取るすれば、これまでに六大将軍将軍クラスの大将軍三人からそれぞれの想いを受け取ったことになります。
信がより成長し、背中に乗る想いが強大になっていきます。
とは言え、実際にキングダムではどんな形でこの戦が終結するのかは分かっていません。
また趙にもまだ訪れるピンチが史実上にもあります。
趙の将軍が一人死ぬ
史実でも確定していることですが、趙の将軍が一人討たれることになります。
これがどういう場面で起こるのか。
キングダムでどう描かれることになるのかは不明です。
状況によっては桓騎が肥下に向かって、宜安包囲戦から脱出の際に趙の誰かを討ち取って逃亡の道を作るという可能性もあるでしょう。
他にも李牧からすれば桓騎討ち取りが確定したような局面で重要な武将が殺されるのかもしれません。
少なくとも今回の宜安での戦いに際して軍議に参加していた将軍の誰かが死ぬことになると考えていいでしょう。
まだまだ桓騎の策が李牧の予想を覆すような展開となる要素は残っています。
最後までどうなるか分からない今回の戦。
史実が秦国にとってのネガティブだけに、見せ場が多くなりそうなところでもあります。
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Source: マンガ好き.com
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