王位継承戦とヒソカ捜索の両方が行なわれているBxH号。
ハンターハンター390話で本格的にマフィア同士の抗争がスタートしたことでシュウ=ウ一家構成員の能力も明らかになった。
リンチの念能力は質問して殴った相手から答えを吐き出させるものです。
能力としては幻影旅団のパクノダの下位互換とも言えますが、レアな能力であるのは間違いないでしょう。
但しパクノダは特質系の能力者であり、放出系のリンチとは異なるものとなります。
リンチ=フルボッコとは
カキン帝国に存在している3大マフィア組織シュウ=ウ一家の構成員の一人です。
若頭・ヒリンギ=ビガンダフノの配下でヒソカ探しを行っているところでした。
名前はリンチ=フルボッコで遊びの多い名前と言えるかもしれません。
若い女性のキャラですが、非常に乱暴な口調でキャラクターも名前の通りというところでしょう。
まさに名は体を表すと言う念能力を保持しる太うはと言えるでしょう。
リンチの念能力「体は全部知っている(ボディアンドソウル)」
リンチ=フルボッコの念能力は「体は全部知っている(ボディアンドソウル)」となります。
放出系に属する能力者ですが、珍しい付加価値をつけているように思えます。
標的に質問してから殴ることで標的の心の声を聞くことができるというもの。
その声は殴ったリンチにしか聞こえないので、それを正直に伝えるかどうかはリンチに委ねられることになります。
登場時はエイ=イ一家のメンバーの人数や能力者の数、能力の発動条件などを確認していました。
気を失っている人物を殴っても答えは返って来ないので手加減も必要になる能力と言えるでしょう。
幻影旅団のパクノダは本人の中に眠る源記憶を探るもので、しかも触れるだけで読み取れます。
リンチの場合は声が体から放出されたことを吐いた本人にも聞こえます。
パクノダは吸い取るだけで記憶を奪われたことも分からない能力。
考えれば考えるほど情報戦では異常なほどの力を発揮するものだと分かります。
その意味で見ても、やはりA級首の幻影旅団とカキンのマフィアでは圧倒的に幻影旅団の方が上手と考えていいでしょう。
但し一般的に念能力を収めているというだけでも何かしらの達人レベルです。
そういう意味で見ればマフィアの構成員として特殊な能力を付加させた放出系の能力を持つリンチは情報戦において非常に有効に働くのは間違いなさそうです。
能力名のネタ元は女性歌手グループ「SPEED」のデビュー曲でしょうか。
ただ他にもBody & Soul と名前の付く曲は多くあるのと、実際に「体に聞く」ってことで別に元ネタがある訳ではないということもあるのかもしれません。
情報戦で活躍する能力
文字どおり相手から言葉を「吐かせる」ことのできるこの能力。
本来なら口を割らせるまでに取られる時間を大幅にカット出来るのは非常に有効です。
特に相手の裏切りや、正体のわからない相手、聞き込み調査では絶大な力を発揮します。
幾ら「どんな拷問にも耐えられる」と覚悟を決めても意味がありません。
後は「リンチが本当のことを言っているのか」を見極める必要があるというだけです。
戦闘技術も高いがヒソカには勝てない
エイ=イ一家の一人に対して、いきなり殴りかかっていました。
その時のパンチの速さを見ても「只者ではない」というのは一目に分かります。
リンチ=フルボッコは名前に違わず、体術においても秀でた人物であるのは確実といえそうです。
但しそれはマフィアレベルの話であって、幻影旅団やイルミ、ヒソカなどと対峙したとなれば別の話。
彼らはハンターハンターというマンガの中でも強さで最上位に位置するような存在でマフィアの念の使い手程度では話になりません。
(メルエムやナニカなど暗黒大陸の生き物だった者はとりあえず別として)
それはハンターハンターの最初の頃にマフィアのボスたちが雇っている陰獣という念能力の使い手たちが軒並み瞬殺されたのでも感じるところです。
よってザクロ=カスタードが血液でヒソカを捕らえて、そのヒソカをリンチが殴りつけて本当のことを吐かせる、という流れにはならないでしょう。
遊び半分でヒソカがリンチに殴らせるような展開があれば別でしょうが。
もしかしたらパクノダを失ったということでクロロがリンチの能力を盗むことがあるのだとすれば、一度見るということで殴られるパターンもゼロではないかもしれません。
シュウ=ウ一家の猛者の一人ですが、あくまでもマフィア間の抗争でしか際立った働きは出来ないのではないかという気がします。
ヒソカVS幻影旅団が本格始動する中に至っては、単なるモブのような扱いになってしまうかもしれません。
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Source: マンガ好き.com
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