シュウ=ウ一家の若頭でヒソカの捜索とモレナの暗殺を命令された若頭。
ヒンリギ=ビガンダフノ。
ヒンリギの念能力は具現化系で「てのひらを太陽に(バイオハザード)」と呼ばれるものです。
触れた機械や武器を生き物に変えて操作するという中々汎用性の高いものになっていました。
そして再開したハンターハンター391話でエイ=イの感染者を更に一人葬っています。
それではヒンリギの強さと念能力について考察していきます。
念能力〝てのひらを太陽に(バイオハザード)〟
ヒンリギ=ビガンダフノは具現化系能力者で能力名は「てのひらを太陽に(バイオハザード)」です。
触れた機械や武器などを元の機能を有したまま生き物に変えて操作することができるというもので汎用性が高い能力となっています。
具現化系の能力に操作を加えているところから若干メモリが苦しいかと思えますが、ここに強化系を加えていたカストロに比べると遥かにマシです。
具現化系の能力者は隣に特質があるので、そういう意味では操作系と変化系が隣同士の能力と取ることも出来るでしょう。
念能力の名前となっている元ネタは童謡「手のひらを太陽に」からで、作詞はアンパンマン作者のやなせたかし先生です。
ヒンリギが正義の味方であることはないでしょうが、技名には可愛さを残しています。
バイオハザードは生物災害の意味なので、こちらはしっくり来るといえそうです。
バイオハザードを使用した例
ヒンリギが念能力を使用した例は再開したハンターハンター391話までで3つありました。
- 銃⇒蛇 (警備兵を殺害)
- ビデオカメラ⇒猫 (通路の監視と録画)
- 手錠⇒鳩 (エイ=イの感染者を撃破)
蟻編などを見ていると少し物足りない念能力にも思えますが、現実は非常に強力。
特に通常の念能力しか持たないマフィアの抗争と考えれば十分に汎用性の高い能力です。
実際にエイ=イ一家の襲いかかった3人の内、2人はモレナの指示を仰ぎに逃走しました。
ヒンリギの円は5メートル
またヒンリギは円も使用できることが分かっています。
範囲は約5メートルで、これはエイ=イ一家の3人の会話の中で分かったことです。
「円ってやつ? 5mくらいまで近づいたらマジ気付かれんよ?」
幻影旅団のノブナガ=ハザマの円が4mだったことを考えると高い使い手であるのも頷けるところでしょう。
ちなみにキルアの祖父であるゼノが本気を出せば300mと言っていました。
カイトが45mです。
ピトーは最大で2kmでしたが、あれは異常な存在として捉える方が無難です。
ピトーたちキメラアントを完全に別物と捉えれば、現在出てきた最高レベルは自称300mのゼノとなるでしょう。
同じくその時にクロロを追い詰めるように円を使っていたキルアの父親も広い範囲を網羅したと考えられます。
王位継承戦の中で出てきた使い手としては第一王子の私設兵であるバビマイナでしょう。
室内全体に円を発動していてクラピカも「相当な使い手」として認識しています。
そういう意味で見ればヒンリギの5mはあまり広くないようにも思えますが、そもそも円=強さではないのも忘れてはいけません。
キルアはオーラを体から離して維持することが非常に苦手であると伝えられていました。
おそらく放出系に少し寄ったような力が円なのだと考えられます。
もしそうなら円についてはゴンの方が得意とするでしょう。
ただその意味で見れば具現化系の能力者はどうしても円を苦手とするのではないかという気がします。
ゼノもシルバもキャラクターブックでは変化系になっていたので、その意味では単なる個性の問題か修行不足というだけなのかはまだはっきりしないところ。
冨樫先生も特に強く意識していないのかもしれません。
ヒンリギは強い
キメラアントやゾルディック家などと比べなければヒンリギは強いと考えていいでしょう。
さすがにヒソカを倒せるほどの能力があるとは到底思えませんが、マフィア同士の抗争で見た時には猛者と言えます。
汎用性の高い念能力に加えて頭も切れるし、気付く力も相当なものです。
また戦いに慣れている感じもあります。
従えているリンチとザクロの能力もまた特殊であり、マフィアらしい使い道が多くあるもの。
彼らも修羅場をくぐっている感じが窺えるのでヒンリギたちはチームとしても機能する3人であると考えて良さそうです。
但しこれはヒソカやイルミを含む幻影旅団と対峙しなければの話になります。
やはり彼らは一つ二つ段階が上がった念能力者であると考えて間違いありません。
通常の「ちょっと使い手」くらいでは話にならないのは読者の思う通りであると言っていいでしょう。
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Source: マンガ好き.com
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