謎多きシャンクスは映画REDで大活躍し、ワンピース史上最大の興行収入を叩き出しました。
映画を元にしたノベルも出ているので内容の確認も可能です。
シャンクスの正体については以前から様々な考察が行われています。
最終章に入るまで正直なところ「謎しか無い」と言われた人物。
果たして予想されている天竜人説は本当なのでしょうか。
出生はやはりREDで語られたフィガーランド家で確定なのか。
イム様の血筋である可能性までも示唆されているところです。
改めてそのあたりを中心に考察していきましょう。
ゴッドバレー事件で拾った宝箱に紛れていた
シャンクスについてはレヴェリー編において五老星との対峙をしています。
その時に「君だから時間を取った」という言及があり、そこからシャンクス=天竜人説が大きく持ち上がりました。
※下記は映画の強いネタバレを含みます。
更にREDにてウタと同様にゴッドバレー事件で奪取した宝箱の中にシャンクスがいて、それをロジャーが拾い上げたのが分かっています。
これは映画内の描写でも分かりましたが、特典である四十億巻で示されています。
ワンピースの本編でもモモの助と日和が生まれた時にロジャーが子供を抱きかかえて「久しぶりだな」と笑っているのが描かれています。
正体はフィガーランド・シャンクスで天竜人
映画ONE PIECE FILM REDに関しては尾田先生の監修で本編とも深く関わりあっていると言われているものです。
そこで映画の冒頭に意味深な名前が登場しました。
五老星がウタに対して「フィガーランド家の血筋の娘」と言及したのです。
そしてウタがシャンクスの娘であるという言及からシャンクス=フィガーランド・シャンクスというのが考察されていました。
但しウタがシャンクスの本当の娘ではないことが判明しています。
実際は宝箱に入っていたウタをシャンクスが発見していました。
そこでシャンクスは自らと同じ境遇であるウタを大事に育てたということです。
「じゃあフィガーランド家とは関係ないのでは?」
そう思えそうですが、そもそも五老星もウタがどうやってシャンクスの船に乗ったのかを知らないとすれば理由も分かります。
シャンクス=フィガーランド家の天竜人。
そしてそのシャンクスの娘として伝えられている(実際は宝箱に入っていた普通の赤子)ウタを同じくフィガーランド家の血筋と判断するのは当然です。
要するにシャンクスがフィガーランド家であることを伝えたということでしょう。
フィガーラン・D・シャンクス
フィガーランドという名前はゴールド・ロジャーの「ド」と同じ現象が起こる可能性も示唆されています。
要するにDの意志を継ぐ者ということです。
『フィガーラン・D・シャンクス』
本当の名前がDを混ぜたこの名前である可能性は十分にあります。
天竜人で、しかも地位的には高い場所にいたであろうフィガーランド家。
今の世界政府樹立のために戦った王家の中でも重要な役割を担ったであろうことは容易に想像が出来ます。
だからこそ五老星は海賊になっているシャンクスに会うことを了承したのでしょう。
「君だから時間を取った」
重要な家柄をシャンクスが担っていたのならこの発言の意味も理解できるところでしょう。
シャンクスの正体はイム様の息子
場合によってはイム様もフィガーランド家の人間という可能性は否定できないとまで考察されているところです。
要するにイム様の息子がシャンクスという可能性だってある訳です。
スターウォーズのダースベイダーとルークの邂逅に近いものを感じるところですがゼロではないでしょう。
イム様は不老不死である可能性も示唆されています。
そうなると息子とは言わず血筋の人間ということなのかもしれません。
もし虚の玉座の王位継承権を持つ存在だとすれば、今後のシャンクスの動きは世界政府にも強い影響力を示すことになるでしょう。
シャンクスの本当の目的は何なのか。
ルフィを導くためだけの存在ではないというのは確実です。
それこそ一時的にはルフィとも戦い合うような展開が用意されているのかもしれません。
そしてロジャーがラフテルから戻った時に聞いた話でなぜ涙を流したのか。
ジョイボーイの求めたものが天竜人も人間も、他の数多いる種族それらも全てを巻き込んだ結末を望んだからかもしれません。
ルフィの夢の果てについても、同じような感覚が見え隠れするものでした。
⇒ルフィの「夢の果て」とは一体何か
最終章に入ってシャンクスの謎も次々と解明されていくことでしょう。
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Source: マンガ好き.com
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