【彼岸島48日後】294話のネタバレ【勝次が血の楽園の壊滅を決意】

マンガ

彼岸島48日後294話のネタバレを掲載しています。294話では、勝次がゆう太に誘われた場所に向かうと、そこには檻に捕らわれた人間の子供の姿があった。ゆう太たちは子供の血に群がるが、その光景に勝次は我慢できなかった。彼岸島48日後294話の内容を知りたい方はご覧ください。

彼岸島48日後294話のネタバレ

人間だった頃の生活

血の楽園上級地区専用住居。勝次がエレベーターでマンションを上がっていた。

ゆう太が「ここからは家族が寝てるから静かにな」「お前かくまう事親にバレたら殺されちまう」とこっそり家に入り、勝次は「なんだよ、親が困ってる人は助けろって言ったんだろ」とこっそり言い、ゆう太は「うるさいな」「建前と本音は違うんだよ、こっちこっち」と自分の部屋に案内する。

勝次が「テレビあんじゃん、まさか映らないよね」と言うと、ゆう太は「映るよ」「昔の録画を適当に流して放送してくれてるんだ」「それでも全然楽しめるよ」とテレビを流していく。

テレビを観ながら勝次が「思えばここの吸血鬼たちはみんな人間だった頃のマネをして生活しているよな」「もしかしたら吸血鬼はみな、人間だった頃の平和に憧れているのかもしれない」と考えていると、ゆう太は「やっぱり豹丸様ってすげェよな」「あの人がこの街を作ったんだもの、学校で習うんだよ」「豹丸様は東京の吸血鬼が無政府状態なのを嘆いていたんだ」「豹丸様は吸血鬼たちに生き甲斐が必要だ、それが秩序を作ると考えた」「だから、ミサイルに怯えなくてすむ安全な場所をなんとか確保して、そこに努力しだいで登っていける階級社会を作る事にしたんだ」「そしたらみんな努力して上の登る事が生き甲斐になるだろ」「それがこの血の楽園ってわけだ」と伝えていった。

勝次が「でも、生き甲斐ったって人間の生活のマネするだけじゃ虚しくならないのかな」と言うと、ゆう太は「何言ってんだよ」「人間だった頃の生活は最高じゃないか、これ以上の幸せなんてないよ」と笑い、勝次は「こんなに屈託なく笑えるなんて、コイツいい奴だな」と感じていた。


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

兄弟ごっこ

ゆう太が「お前助けたのはさ、なんか弟に似てたんだよ」「ああ、弟はウイルスに感染した時変な異常が出て、よくわからない生き物になっちまって、そのまま飛び降りて自殺したんだ」「アイツが生きてたらお前みたいなんだろうなって、その左手の感じも思い出すしよ」と伝えると、勝次は「あ、これね」「確かによくわからねェ生き物みたいだな」「いいぜ、しばらく兄弟ごっこ付き合ってやるよ」と答える。すると、部屋の窓が叩かれゆう太が「友達だ、誘いに来やがった、遊びに行こうぜ」と勝次を外に誘っていく。

ゆう太の友達が「お前なんだよその左手、気持ち悪ィな」と言うと、ゆう太は「やめろよてめェ、勝っちゃんバカにすんじゃねェよ」とかばっていく。

勝次が「サンキュー、ゆう太」「なんか吸血鬼も悪くねェな」「久々に子供に戻ったみたいで楽しいよ」と感じながら「なァ、どこ向かってんの?」と聞くと、ゆう太は「へへ、内緒だよ、いい所さ」「まァみてなって、喜ぶぜ」と地下駐車場に入っていく。

友達が「うますぎてやみつきになるぜ」と奥に進んでいくと、そこには檻に捕らわれ震えた子供の姿があった。

勝次が「何してんだよ、人間の子供じゃないか」と叫ぶと、ゆう太の友達は「そうだよ、親父のコネ使って人間のテント場からさらって来て飼ってんだ」「生の血はうめェぞ」と言う。人間の子供が「助けて、お願い」と震えているが、友達は「行くぜ」とナイフで腕を斬り血をすすっていく。

そして、ゆう太たちも人間の血にたかっていく。

ゆう太が「どうした勝っちゃん、お前も血ィ吸えよ」と言うと、勝次は「ゆう太、冗談だろ」「こんなひどい事するなよ、お前は優しい奴じゃねェかよ」と信じられないでいた。ゆう太が「なんだよ勝っちゃん、コイツに同情してんのか?」「コイツは人間だぜ、家畜以下じゃねェか」「こんな奴に感情なんかねェよ」「ご飯喰ってたってそうだろ」「おいしく喰ってやるのが俺たちの持てる最大の愛情ってもんさ」と言うと、勝次は「やめてくれよ、ゆう太」「そんな事言わないでくれよ」と声を震わせながら返す。ゆう太が「どうしたんだよ、怒ってんのか?」「大丈夫だって、お前も血ィ吸えばわかるって」と言うと、勝次は「しょせん人間と吸血鬼がわかり合うなんて無理だったのかよ」「こんな事、見過ごせるわけないだろ、バカ」とヒー坊でゆう太の友達たちを殺していく。

勝次が「ゆう太、こんな事になっちまってごめんな」「俺もう行くわ」「残念だけど、兄弟ごっこはもうお終いだね」と言うと、ゆう太は「ヒイイイイ、化け物ォォ」と怯えていた。

勝次が檻を開けて子供を解放すると「じゃあな、ゆう太」「少しの間だけどかくまってくれてありがとな」と去っていくと、ゆう太は「ふざけるな、優しくしてやったのに」「俺の何がいけなかったんだ、ただ仲良くしたかっただけじゃないか」と叫んでいた。勝次は「明、早く来てくれよ」「こんな街間違ってる」「全部ぶっ壊さなきゃ駄目だ」「ゆう太も豹丸も全部人間の敵だ」「すべてを破壊しなきゃ駄目だ」と口にしていた。

鮫島が「とりもち使って壁をよじ登るってのはいいアイデアだけどきつすぎんだろ」と壁を登りながら言うと、明は「我慢しろ、もう少しで頂上だ」「待ってろみんな、すぐに行く」と返していく。

<<前の話 294話 次の話>>

404 File Not Found

Source: サブかる

コメント

タイトルとURLをコピーしました