キングダム726話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
桓騎軍が待っていたのは予想通り落陽でした。
暗くなってからは盗賊である桓騎軍が趙軍より有利。
有利な部分で戦うのは合戦の基本と言えます。
そして十字陣形によって動きの遅い場所を見極め趙の左軍、つまり元飛信隊の布陣していた場所への突撃。
一気呵成の遁走劇を行う桓騎軍。
全方位の総攻撃となる趙軍を抜け出すことは出来るのでしょうか。
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キングダム726話ネタバレ情報考察1・陽が沈む戦場
桓騎は陽が沈むのを待っていた
これは多くの読者の予想どおりの展開でしょう。
桓騎が待っていたのは陽が沈み暗くなることです。
しかし当然ながら完全な闇ではどうにもなりません。
ある程度の暗さという今の状況、つまりは夕日に近い状況で動き出すことになります。
完全に夜になると松明か暗視スコープでもないと戦えないので「なんで夜まで待たないの?」というのはナンセンスです。
現代の戦いでも少数精鋭の奇襲はともかくとして大軍での戦いを夜にすることはありません。
それに兵士たちもロボットではないので朝夜問わずに戦わせ続ければ消耗が激しすぎて使えなくなります。
キングダム726話ネタバレ情報考察2・李牧は桓騎の攻め場所に気付く
・李牧は桓騎が右を攻めることに気付いた
・十字軍は趙の動きを見る意味もあった
李牧も当然ながら暗くなることを待っていた事実を知ります。
しかし特段慌てる様子もなく、桓騎の攻めについては予想するでしょう。
軍勢での大きな差。
それ故の余裕とも言えるところです。
桓騎の特殊な十字の陣形はどうやら時間稼ぎの他にも意味があった様子。
それが「趙軍の動きを見る」というものでした。
普通に考えれば飛信隊と楽華隊によってある程度ダメージを受けた趙の右軍。
つまり桓騎からすれば左から攻めるのが定石に見えます。
実際に選択されたのは右です。
李牧もそれを予想して桓騎が趙左軍に向かってくることを予期していました。
さすが守りの将として今でも最強クラスとして位置付けされる武将です。
キングダム726話ネタバレ情報考察3・右からの突破を狙う桓騎
・桓騎が右からの突破を目指して全軍でアタック
・壁も付いていく?
・ゼノウがすごい強さ
李牧の予想どおり桓騎軍は全軍の力で趙の左軍を狙います。
そこから突破して逃走を図る戦い。
全軍の力を保持した状態で一切傷ついていません。
趙左軍は逆に疲弊した状態で先程の十字の陣形でも動きの鈍さを露呈しました。
攻め込む桓騎軍。
当然なが壁もこの動きに呼応して桓騎軍を追うように右へと進行を変えていきます。
そうなると中央の軍勢も壁軍の食い止めを失うので後ろから追ってきます。
その他全ての軍が包囲を縮めて桓騎軍に襲いかかるのは自明の理。
李牧としては通常の大軍勢によって桓騎軍を包囲してそのまま握りつぶせば良いだけです。
後は時間との勝負。
どれだけの突破力を桓騎軍が持っているかによってきます。
そこに現れるのが危険度MAXのゼノウ一家です。
驚異的な強さで目の前を破壊して桓騎軍が遁走するための道を作り上げていきます。
キングダム726話ネタバレ情報考察4・桓騎も前に出る
桓騎本人も前線に出ているのが気になる
突破劇を繰り広げる桓騎軍。
これは李牧としても想定外のものでしょう。
確かに一手早く動きが見えていましたが、それに軍そのものが対応出来ているかと言えばそうではありません。
ゼノウの強さ、暗闇という桓騎軍の有利。
それに桓騎本人も全身で斬り伏せて趙兵を屠っています。
ただこの状況はある意味で桓騎討ちがなされるかもしれないと思わせる部分でもあります。
史実を元に考えると、ここで桓騎が敗れることになるのか。
もう少し先の話になるのかは予想しにくい状況になっています。
戦国策では桓騎は討ち死にということになっています。
しかし史記にある廉頗藺相如列伝では逃亡を図るという話になっています。
よって実際はどれを取るのか、それともオリジナルのストーリーとなるのか判断できません。
場合によってはこのまま逃走して秦国軍から外れる桓騎っていう可能性もあるということです。
一体どんな形でこの李牧との戦いの幕引きを行うのか。
キングダム726話では、まだ完全に包囲からの突破が出来ていませんので、最後まで注目です。
状況によっては、この場で桓騎の側近の誰かが討たれてしまう可能性も考えておかなければなりません。
桓騎は近い仲間である雷土が討たれた時に十万の首を討ちました。
同じように無謀に思える行動に出るとすれば、近い誰かが死んだ時でしょう。
「逃げられたはずなのに」
それを押してでも李牧に一矢報いるような戦闘に向かわせる可能性。
李牧もそのことに気付いているかもしれません。
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Source: マンガ好き.com
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