キメラアントのメルエムはシリーズ最強クラスに強かったのは言うまでもない。
そして暗黒大陸の存在が作中で明らかになり、キメラアントもまた暗黒大陸の生物だったのが分かってきた。
では暗黒大陸にはあれ以上に危険な生物が存在するのだろうか。
キメラアントの危険度
キメラアントも当然ながら最上級の危険度だったといえる。
それはネテロ会長が自ら出てきたことでもうかがい知れる。
そのキメラアントの危険度は単行本HUNTER×HUNTER33巻に表記されていた。
凶暴性=B≒A-1・A-2
数=B
繁殖力=B-1
破壊力=A
総合=B
凶暴性については文句なくトップクラス。
積極的に襲ってくる上に大多数の人間の命が危険にさらされる。
数はB判定で数百から数千。
繁殖については年に複数回で数が二桁以上。
破壊力は高確率で命を奪われるまたは生涯にわたる後遺症が残るレベルのダメージで、回避も困難。
メルエムを想像すれば、その強さは容易に伺い知れる。
総合がBなのは対策が確率していることがあげられる。
しかし国家レベルの対応が必要になる危険度。
実際にこの戦いでハンター協会のネテロ会長は命を失う結果となった。
アルカ=アイ
キルアの弟であるアルカがガス生命体のアイであることも単行本33巻に表記されていた。
このアイの恐ろしさも誰もが知っていることだろう。
しかしこの危険性については人間の欲望が大きく関わっている。
危険度評価は総合Aではあるが現状は人間世界にいるアイはアルカ1人であることから、すでに対策済とも言える。
暗黒大陸内で同様のアイが大量に存在していて全員が欲望のままに行動してしまったとすれば、危険度は人類絶滅まで行き届くと感じる。
とはいえ倒すという意味では入り込んだ人間が弱ければ造作もないこと。
また欲望を向けなければ害がない存在とも言える。
ヘルベルが脅威
ヘルベルについてはその数は不明。
ただ凶暴性はA-1で積極的に襲ってくる。
更に破壊力も完治困難なダメージ。
ニトロ米が自生している沼地に達する前にヘルベルは生息している様子。
双尾の蛇ということであまり珍しい生物とも思えない。
本来の蛇同様の数が生息しているのだとすれば、その脅威は計り知れないものになるだろう。
殺意を伝染させる魔物。
アイの欲望の共依存の様に欲望がなければ被害ゼロと言った対策が取れそうな気もする。
殺意が皆無な部隊であれば、ヘルベルの影響を受けることもなく進めるという可能性。
だとすれば、ゴンなどの無垢な人物が相手ならヘルベルもどうすることもできないと感じる。
ブリオン最強
戦闘という意味で見せ場を持っていそうなのがブリオン。
「謎の古代遺跡を守る正体不明の球体」(341話より)
この言葉から察しても対策の練りようがない。
凶暴性はB≒A-1でおそらく古代遺跡に侵入してきた者については積極的に攻撃をしてくるということなのだろう。
その破壊力はキメラアント同様で命を奪われるものであり回避も困難。
総合ではB+となっているがそれは数が十~数十という点にあると言える。
但し兵器である以上は誰かがその技術を有していると考えるのが妥当。
そんな兵器を作り出せる何者かがいることも脅威だが量産が可能ならその脅威は一気に跳ね上がると感じる。
ゴンの父親であるジンが遺跡ハンターであることを考えても、このブリオンは現状の厄災の中で最も見せ場をくれる最凶の一つだろう。
全てキメラアント以上
ジンの説明をそのまま受け入れるのなら、全ての厄災がキメラアントを超えるレベルとなる。
「5つともキメラ蟻を超えるAかB+の危険度だ」(344話より)
念能力者で5本の指に入るというジンがそう言っているのだから、これはそう考えてもいいだろう。
上記に記した様にガス生命体アイのような対策可能な場合や人間の欲望がそうさせるというものもあるだろう。
とはいえその危険度でいえば、キメラアントを凌ぐレベル。
戦闘的な強さで言えばキメラアントのメルエムは最上級と言える。
そういう意味での強さなら貼り得るのはやはりブリオンだけということになるのか。
描かれるのはかなり先のことになるだろうが楽しみにしておきたい。
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Source: マンガ好き.com
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