キングダム722話の確定ネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
羌瘣が突破し、羌礼も続きます。
歩兵団も崇原を筆頭に突き進み総力戦の様相を呈してきた飛信隊と楽華隊の連合軍VS青歌軍。
しかし布陣を破るには信の中央の突破が必須。
上和龍に苦戦する信と我呂だったが援護射撃となる蒼仁と蒼淡の弓で一挙に変化しました。
岳雷の仇である雲慶を討ち取ります。
前進する信の猛攻に立ちはだかる上和龍の精鋭の後軍の将。
しかしその将軍の後ろには羌瘣が迫っていました。
それではキングダム722話を考察していきます。
キングダム722話ネタバレ確定考察1・抜けたのは一部
羌瘣の圧倒的な突破力。
それに追随して羌礼たちも抜け出しました。
李牧も本陣からそれを見ていますが、いま現段階では何の焦りもありません。
それは青歌軍の指揮を取っている楽彰も同じでした。
まだ抜けたのは飛信隊の一部であり、中核を担う信と蒙恬が中央に残っています。
信と蒙恬が残っているという現状は飛信隊と楽華隊が残っているのと同義。
楽彰は慌てることもなく、今の中央を守り抜けば飛信隊と楽華隊がこの青歌軍を崩落させることがないこともしっかりと理解しています。
焦りが一切ない将というこの一時だけでも楽彰の力が高いことを示唆しているでしょう。
羌礼は羌瘣の向かう先を確認しています。
これについては羌瘣も策があるらしく、付いてこいとタイミングが重要であることを伝えました。
キングダム722話ネタバレ確定考察2・崇原の歩兵団
ここに来て崇原の歩兵団も前線に到着しています。
青歌軍との開戦によって完全なる総力戦が始まりました。
河了貂側から見ても戦況は混戦していて全てを把握するのが難しくなっています。
ただ言えることは楽彰の睨みと同じで、信と蒙恬の中央が何とか突破できなければ話になりません。
そして蒙恬側は蒙恬自身が傷ついたことで膠着。
現実にこの青歌軍を粉砕できる可能性が残されているのは信のところだけです。
キングダム722話ネタバレ確定考察3・蒼仁と蒼淡の弓攻撃
仁と淡。
飛信隊における弓矢最強のコンビです。
その蒼仁と蒼淡が岳雷のもとに現れました。
中華十弓の一人に数えられる蒼源の息子である蒼仁と蒼淡。
そして岳雷はその蒼源に命を救われた隊にいた人物で、その時も「父の死に大きく関わっている」と頭を下げていました。
またそれによって岳雷は仁と淡に特別な感情を抱いていたのでしょう。
「何かあれば言ってくれ」と細やかな声を掛けていました。
言ってみれば飛信隊における兄貴的な存在だったのでしょう。
それを奪われた仁と淡。
許せるはずもなく仇を討つべく今信たちと戦っている上和龍とその側近である雲玄と雲慶を狙います。
信と我呂は上和龍と雲玄と雲慶に苦戦していましたが、仁と淡の弓に救われました。
雲慶が矛を振りかぶったところで頭を射抜かれて粉砕。
見事に上和龍の両腕の一人である雲慶を討ち取りました。
完全に脳が砕け散って目玉が飛び出るという驚異的な破壊力の弓に、上和龍も驚きを隠せません。
キングダム722話ネタバレ確定考察4・信が更に深部に進む
同じく上和龍に向けても矢での攻撃。
これを上和龍は弾きましたが、一瞬の隙きをついて信が一撃を見舞います。
上和龍の矛は折れ曲がり、胸元に一撃を喰らいましたが死んではいません。
両腕である雲玄も上和龍が斬られて落馬したことで気を取られて我呂に一撃。
倒れてはいませんが、この局面が上和龍たちの優位でなくなったのは確実です。
この隙きをついて更に進めと我呂は叫びました。
確かに先程伝えた通り、この青歌軍を抜くためには中央から蒙恬か信が突破するのが要件と言えるものです。
信は我呂に言われた通り、更に深部に向かって突き進みました。
キングダム722話ネタバレ確定考察5・羌瘣と信の挟撃
突破力が回復した信の状況を見ても焦らない楽彰です。
それは青歌軍における最大武力が上和龍の軍であり、その後方にもまた分厚い武力の壁があるからでした。
確かにその分厚さは相当なもので、ある程度進んだところで信の動きが止まってしまいます。
目の前にいるのは上和龍軍の軍長の一人です。
完全に止まってしまった動きの中で矢傷を背中に受けている信。
これからまた雲玄や雲慶と同程度のレベルの将と戦うとなれば苦戦は必至でしょう。
しかし飛信隊は信一人で戦っている訳ではありません。
ここでタイミングを合せて現れたのは羌瘣。
意表をつかれた上和龍軍の将は羌瘣と信の挟撃によって討たれて砕けることになります。
これで飛信隊が抜けることで青歌軍は大きく揺らぎ、そのまま防御陣としての壁を有することが出来なくなるでしょう。
崩れた軍は楽彰側にも広がりを見せて、優勢の飛信隊に対応すれば攻撃力を有した愛閃に対応できなくなります。
結果的に総崩れになるであろう青歌軍。
李牧にとっての想定外が趙の右側で撒き起こることになりました。
但し、詰みの布陣に小石を投げ込んだ程度の波紋だけとも考えられます。
実際に青歌軍の将で重要なキャラであろう楽彰も無事で上和龍も死んではいません。
また五千人将ですがフーオンも問題なく生存。
趙軍において重要とされる武将は誰一人討たれていないので、そういう意味でも波紋は小さなものでしょう。
とはいえ、これによって戦況に変化が起こって桓騎が行動を起こす可能性が出てきました。
青歌軍が抜かれて、これによって秦国全体としてどんな影響を見せることになるのかに注目です。
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Source: マンガ好き.com
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