キングダム721話のネタバレ含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
蒙恬が斬られトドメを刺される直前に愛閃が到着。
愛閃の蒙恬に対する想いを吐露します。
そして中央からの突破を目論む。
信が対する敵も相当な強さで完全に中央は沈黙してしまいました。
残るは羌瘣のところだけ。
羌礼が驚くほどの呼吸の長さで敵を殲滅し続ける。
羌瘣が青歌の軍を単騎で抜き切りました。
完全なる化物と言っていいでしょう。
それではキングダム721話の考察をしていきます。
愛閃が蒙恬を救う
蒙恬は剣で何とか楽彰の矛を避けました。
しかし胸の部分に深めの傷を負って落馬で意識を一瞬失ってしまいます。
そこにトドメを刺すべく楽彰の部下が槍を突きつけたところに現れたのが愛閃。
討ち死に寸前の危ないところでした。
目の前にいる青歌兵を切り捨てて一先ず蒙恬の周辺の危機を乗り越えます。
結果として愛閃は直進しての突破を諦めて中央に蒙恬を救いにきたことになります。
蒙恬に対する愛閃の思い
一先ず蒙恬も意識を取り戻しました。
しかし蒙恬自身は戦闘を継続できる雰囲気ではありません。
なおかつ蒙恬から出た命令に背いたことにもなるでしょう。
ただ愛閃からすれば青歌軍を突破して蒙恬が死んでは意味がないと吐露。
それは当然です。
軍としてもそうですが、愛閃には特別思うところがあった様子。
愛閃は蒙武軍にいることに幼き蒙恬に会っています。
そこで無茶をする父親の蒙武を気遣ってか、愛閃のいる部隊に父親を宜しく頼みますと伝えているのです。
小さいながら聡明な雰囲気は出ていて、その蒙恬が成長する姿を見続けていた愛閃。
いつか蒙恬を守る働きを想像していったのです。
よって蒙武の背中を追って後ろから支援する存在ではなく、蒙恬の前に立って守り攻める存在になることを願ったと言えるでしょう。
それだけ蒙恬が大事であることを吐露した愛閃は、今から青歌の中央部を抜く覚悟を持ちます。
しかしここには楽彰とフーオンがいます。
容易に抜ける場所ではないのは言うまでもありません。
止められた信
もう一つの中央部である飛信隊の信がいる場所。
一先ず蒙恬の無事は確認しましたが、余裕を持っている場合ではありません。
戦況はかなり厳しく上和龍の軍も相当な精鋭ぞろいです。
信の武力を持ってしても上和龍とその二本の槍は早々に破れるものではなさそう。
李牧の元から見ても完全に中央部は止めた状況。
ただ李牧は全く別の場所に杞憂が存在するのを見逃しません。
羌瘣が青歌の軍を抜く
河了貂も見ていて、この軍勢が中央で抜けるものではなかったと改めて感じているところ。
愛閃が中央に移動したことから、残る可能性は羌瘣の部隊のみです。
そしてその羌瘣。
まさに鬼神の如き突破力を見せます。
それは羌礼が驚くほどで、あり得ない程の呼吸の長さに舌を巻いています。
一体何が起こっているのだという様子で青歌兵を切り刻む羌瘣。
そのまま単騎で青歌の軍を突破して外に出ることに成功しました。
この状況の李牧も完全な想定外とばかりに驚きの視線。
今まで羌瘣は飛信隊の中にいる強い剣士くらいに思っていたでしょう。
ある意味で羌瘣の凄みを詳しく知らなかった李牧の隙きをついたといえます。
単騎で駆け出した羌瘣がそのままどこに向かっていくのか。
さすがに万単位の軍がいる李牧本陣を狙うことはないでしょう。
やはり中央を後ろから狙うのか。
この次なる作戦が秦国完全劣勢の戦況を反転させるための楔となるでしょう。
その瞬間を逃さずに桓騎がどう動くのかにも注目です。
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Source: マンガ好き.com
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