青歌の将軍である上和龍によって飛麃でずっと一緒に戦ってきた岳雷が討たれました。
あっという間の出来事に驚きを隠せなかったですが、それだけ上和龍の強さが分かるもの。
我呂が突っ込もうとした所に信。
怒りに任せた一撃を平然と受ける上和龍の目は何の焦りもありませんでした。
敵もまた強者です。
上和龍VS信。
この一騎打ちはどうなっていくのでしょうか。
一騎打ちで李信に勝てる武将はいない
一騎打ちでの戦力で考えると信は中華でも相当な位置にいる武将と言えるでしょう。
それは武神である龐煖を命がけで討ち取ったことでも分かります。
たとえ青歌の猛将と言えども一騎打ちでの勝負となれば李信に軍配があがるだろうと考えられます。
しかしそもそも上和龍がわざわざ一騎打ちを引き受けるのかというところ。
上和龍を信が討ち取れば同じ布陣で戦っている軍勢に揺らぎが生じるのは間違いありません。
手遅れと言った上和龍
上和龍は信の一撃を防いだ上で「手遅れ」と言いました。
どれだけあがいたところで、すでに詰みの状況。
また唯一勝機のある秦国左翼についても青歌の軍勢が出てきたところで勝ち目はないと言っている気がします。
得体が知れないと言える司馬尚の軍。
その司馬尚は三大天の職位を断る変人で青歌を出ません。
史実では亡国の戦となる邯鄲戦にて李牧と共に趙を長い間守るのが司馬尚です。
その時の指揮する大将軍は王翦ですが、正面からの突破が出来ないと踏んで謀略によって李牧と司馬尚を更迭させることで邯鄲を陥落させます。
そう考えると李牧は内政に負けたことになり、王翦に戦で負けた訳ではないとも言えます。
最後の戦で君臨する李牧ともう一つの柱である司馬尚。
その軍の武将が弱いはずもなく、仮に一騎打ちになったとしても容易に敗れるものではないと考えて良さそうです。
趙の武将が一人だけ宜安で死ぬ
但し趙の武将が宜安にて一人死ぬことが史実で確定しています。
強いながらも李信の力に敗北する上和龍という構図も可能性としてはゼロではありません。
今は余裕ぶっている上和龍ではありますが、李信の力が明らかな想定外であることもあり得るでしょう。
前回の影丘の突破で普通とは異なる戦いを強いてきた岳白公。
この戦いによって何かしら信の戦い方に影響を与えたとも考えられます。
剣での動きでしたが、王騎の矛を持った状態で羌瘣のような動きが少しでもできれば尋常じゃない力を示すことになります。
どう展開するにしても、今の状況で青歌の軍を抜けようと思えば向こうの主力を削る大きな一打が必要になります。
それが出来るのもこの二軍で武力最強である信が成し遂げるところ。
現状を見れば、この十四万の兵力の中で一対一での戦いに一番強いのは信でしょう。
そして史実通り死ぬ武将が上和龍だとすれば、この先の展開は秦国にとって苦しいものになりそうな気もします。
そもそも史実では宜安は通過して、後に肥下の戦いで秦国敗戦のはずでした。
すでにオリジナルの要素がふんだんに盛り込まれている現状ですので、相手の死ぬ武将が一人とは限らないかもしれません。
また秦国軍の方も、岳雷とは別に今まで登場した重要な将を喪失する可能性もあるでしょう。
桓騎の動きもまだ見えていない状況。
いきなり詰みの状態ではありましたが、まだまだ秦国が李牧を驚かせる戦局に持っていくことになるはずです。
キングダム720話の確定ネタバレ考察は後ほど更新しますので、今しばらくお待ち下さい。
(更新した場合は最上部で更新情報をお伝えします)
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Source: マンガ好き.com
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