青華雲に狙われた李信です。
今回もまだ戦いは始まらず。
ただ青華雲は仁と淡という存在を知ります。
それが同じ中華十弓の一人である蒼源の息子であることを知ることはあるのか。
少なくとも李信との戦いについては、この仁と淡が中華十弓に及ぶのか否かという戦いになりそうです。
過去に殺し続けた青華雲
青華雲は今は隠居の身です。
過去、戦場において右に出る者はいないスナイパー能力を発揮していました。
それこそ狙われたら最後、頭蓋を貫き、心臓を射抜き、喉を狙撃。

現代のスナイパーライフルでも不可能じゃないかというような精密射撃によって、敵を殺しまくっていました。
当然ながら仲間からは讃えられます。
しかし青華雲は何を思っていたのか。
言ってみれば接近戦で「命のやり取り」をしていたのではなく、遠くから射殺していただけ。
そこに仲間たちとは違った感情を抱いたのは言うまでもありません。
李牧との回想シーンにて、現状の青華雲が描かれています。
そこには青華雲の息子もいました。
果たして青華雲は息子に自らが歩んだ同じ道を行ってほしいと思うか。
思うはずもないでしょう。
しかし、だからこそ、今この秦国の侵攻をどうしても止めなければならないというのも理解できます。
そして自分自身が立ち上がれば、また過去と同じ様に安全な場所から敵の将を討ち取り、趙を勝利に導くこともできます。
空虚に感じている様子もありますが、結果として、今この戦場に降り立ち、すでにダントと楊端和という秦国の要を撃ち抜きました。
青華雲にとっては、相手が誰でも何も変わらない、今までと同じ動きです。
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仁と淡を知る青華雲
青華雲は李信のもとにたどり着きます。
そして戦場を確認。
ここで青華雲は李信の軍に優秀な弓兵がいることを知ります。
この報告を受けて、それが仁と淡であることを知りました。
蒼仁と蒼淡。
実際に戦歴を聞き、金毛将軍を7年前に討ち取っている事実も確認しています。
中華十弓の一人である蒼源の息子であることに気付いたかどうか。
もし蒼源と共に二人がライバル関係にあったようなら、何か感じるところもあったかもしれません。

いや、ライバルというよりも、親友ではないですが、ある種の友人関係であった方がマンガとしての面白さは増すのか。
これについては表情を見せなかったので青華雲が何を感じたかは不明です。
しかし青華雲の目に映るのは李信のみ。
ついに李信が直接中華十弓の一人である青華雲の矢を受けることになります。
本能型の極みにいるような存在となっていれば、この一矢に対して李信が何かしらの反応を見せるかもしれません。
そしてついに仁と淡が弓兵として「安全圏」から逸脱した射撃勝負に挑むのか。
これはまた青華雲も同じことではないかという気がしてなりません。
スナイパー勝負、期待大です。
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Source: マンガ好き.com





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